自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

クイーンチェストバスターを作る パート01

2024-11-15 10:47:32 | 模型

今日から来週19日まで、「第38回米子工芸会展」が始まりました。

今年は、企画展として私のフィギュア作品を14点展示しています。

場所は米子市美術館一階、第一展示室です。

朝10時から夕方6時まで展示です。

最終日19日は、午後4時までの展示になりますのでご注意ください。

入場は無料です。

天気が悪そうですが、皆さんお誘いあってお越しください。

よろしくお願いします。

この展示の様子はまた後日アップします。

と言う事で、今回はまた「ハルシオン」のソフビキットの製作です。

これですが、

これは映画「エイリアン3」に登場するエイリアンクイーンのチェストバスターです。

実物大の様です。

小型犬くらいはあるかな?

大きいです。

これも、フェイスハガーの様に柔らかいビニール素材でできていて、組み立てもそれほど難しい物では有りませんが、継ぎ目等消すのがちょっと厄介です。

エポキシパテをと、ハンダゴテで溶かしながら隙間を埋めます。

そしてコレをリアルに仕上げるのにどんな塗装をするかが問題です。

それに、このままではちゃんと立ってくれません。

ベースが必要です。

このフィギュアがどう変わってゆくか、次回から本格的に塗装して行きます。

続く!

 

 


11月15日から米子工芸会展が始まります。

2024-11-14 07:18:27 | 日記

明日、11月15日から「第38回米子工芸会展」が始まります。

11月15日から11月19日まで開催されます。

場所は、米子市美術館一階、第一展示室です。

時間は朝10時から午後6時までです。

最終日19日は、朝10時から午後4時までとなります。

この写真は去年の展示の物です。

去年は、「建具」が企画展として会場の1/4のスペースで展示されましたが、

今年の企画展は、私の「フィギュア」を14作品展示します。

昨日のうちに車に作品を積み込んでおきましたので、今日会場に搬入します。

「米子工芸会展」は入場無料です。

木工作品、陶芸、ガラス作品、シャドーボックス、タディングレース、ティディベアなどバラエティーに富んだ作品展ですので興味のある方はぜひお越しください。

お待ちしております。


第38回米子工芸会展が開催されます。

2024-11-13 07:17:25 | 日記

2024年11月15日から19日まで、「第38回米子工芸会展」が開催されます。

今年の展示は、私の「フィギュア」の企画展が有り、今までに製作したフィギュア作品を一同に集めて展示します。

全部で14作品です。

当然ながら、私の作品以外のガラス工芸、木工作品、陶芸作品、レース作品、ファインドール、ティディーベア、シャドーボックスなどの作品展示も有ります。

場所は「米子市美術館 第一展示室」です。

私の作品は、

「持国天」

「吉川広家」

「僧兵」

「烏天狗」2種

「百鬼丸」

「音無小夜」

「河童」

「ル・フォーショー・リボルバー」

「ドラゴンレディ」

「少女とうさぎ」

「老戦士」

「アマテラス」(未完成)

と言うフィギュアの他に、

「大山を開拓したブルドーザー戦車」

のジオラマも展示しようと思います。

明日米子市美術館に搬入します。

数が多くて大変ですが、年に一度の作品展ですので頑張ります。

入場は無料なので、興味のある方はぜひお越しください。

今回はこれらの作品の制作過程をQRコードから読み込んで、このブログに簡単にアクセスできる様にしました。

使用材料や、製作方法などをご覧になりたい方はQRコードからアクセスしてください。

今回は、16日と、17日は他のイベントに行かなくてはならないので、会場にはいませんが、宜しくお願いします。

19日は撤去があるので午後4時で展示は終了しますので、ご注意ください。

これから搬入の準備をしなくてはなりません。

また、バタバタの1日になります。


おっさんのフィギュアですが。

2024-11-12 12:27:57 | 仕事

昨日は「目玉親父」の記事をアップしましたが、今日も「おっさん」のフィギュアの製作です。

おっさんはおっさんでも「オッサンショウオ」です。

コレですが、

このキャラクターは、鳥取県の日南町のマスコットキャラクターです。

「おっさん」と、「サンショウオ」の合体キャラです。

あるところから、コレを作ってくれと依頼を受けて製作しました。

製作過程の写真を撮っていなかったので、いきなりこの状態ですが、製作材料は、いつものスタイロフォームにエポキシパテです。

スタイロフォームを大まかに削り、形にしたら、エポキシパテを薄く塗り付け形状を整えます。

細部のパーツも作り、取り付けました。

大きさは、10センチ程度の高さの小さな物です。

コレを磨き上げて、下地のサーフェーサーを吹き、水性アクリル塗料で塗装しました。

コレです。

ベースはホームセンターで買ってきた木製の板です。

このサングラス外せます。

サングラスの裏面にピアノ線を差し込んであり、顔の目の部分に差し込んでサングラスをかけさせることが出来ます。

サングラスがある時と無い時のギャップが面白いですね。

このフィギュアは地元の印刷会社からの発注でした。

日南町と取引があるから、何かのイベントで使用するのでしょう。

どう言う目的で製作依頼が来たかは分かりませんが、こんなキャラクターフィギュアも製作できます。

今まで、大手の会社のキャラクターフィギュアも80体くらい製作してきました。

今でもそのフィギュアの修理とかしていますが、相変わらず雑に扱っているんだなと分かる壊れ方で修理依頼が来ます。

明らかに、硬い地面に落としただろう!と言う物がほとんど。

エポキシの表面がひび割れてへこんでいました。

硬いアクリルも割れていたり、両足が根本から折れていたり、もう散々な壊れ方していましたが、コレも一つ一つ修理しています。

多少のお金をもらっての修理ですが、やりたくは無いですね。

取り扱いにもう少し気をつけて欲しい物です。

それと、運送屋さんですが、明らかに落としただろう!とか、重い物を上に乗せて箱を潰しただろう!

と言う様なことも何度か有りました。

こんな事が起きるたびに地道に修理しています。

こんな仕事が無くなれば良いのにといつも思っています。

 

 

 

 


受難の目玉親父

2024-11-11 07:15:51 | 仕事

アンモナイトの製作記事でも書きましたが、展示物を壊す人が必ずいます。

コレが故意の人とそうでない人といるのですが、今回アップするのは「事故」?と言えるのかどうかは分かりませんが、何度も修理しています。

修理の物はコレですが、

鳥取県の米子空港(鬼太郎空港)の、荷物を受け取るベルトコンベアの場所に、写真の目玉親父のスーツケースが流れています。

この目玉親父の右手の小指がもう4回くらい折れて修理しました。

それに、色んなところが傷だらけで、

スーツケースからはみ出ているから、色んな所でぶつかるのかも知れませんが、グラスファイバー強化樹脂(FRP)で出来ている非常に頑丈な物なのに、何度も壊れます。

しかも、こんなところに何で傷が入る?と言うことも有りました。

この目玉親父は、私が作ったものでは無いのですが、修理の依頼だけ来ました。

ここ山陰の米子市にはこのFRP の加工や修理のできる業者がいないので、こう言う面倒な仕事がよく来ます。

この時は折れた指が残っていたので良かったのですが、折れて無くなってしまった事も有りました。

その時は小指をエポキシ樹脂で整形して指を再生しました。

指が残っていた時は8ミリのボルトを曲げて中に差し込んでエポキシ樹脂で固めて補強し、外観をエポキシパテで整形し直しました。

樹脂を盛って継ぎ目を消して、磨き上げました。

多少の傷はサンドペーパーで磨き、深い傷はエポキシパテで埋めました。

右手は修復しました。

次は足です。

欠けていた部分をエポキシパテで埋めて磨きました。

それを板金塗装に出して、低温焼き付けの塗料で塗装し直してもらいました。

毎回スーツケースから外して単体にし、塗装の際、少しでも塗装屋さんの手間を省くため、塗装のいらない顔部分はマスキングしてカバーしています。

指や足だけ塗装というわけにはならないので、体全体を肌色に板金塗装してもらいました。

こうして何度も修理しています。

多分、この目玉親父の近くに置かれたスーツケースを取る時に行き良いよく引っ張った時に目玉親父の指にぶつけたりしたのだと思います。

お客さんだけが壊したのでは無いと思いますが、壊れやすい物と言う意識がない様で、容赦がない様です。

ま〜仕事としてお金をもらえるので修理しますが、イタズラで悪意を持って壊された物を無料で修理しなければならないと思う時は腹も立ちます。

知り合いに、境港市の「お魚ロード」で、スズ合金で魚のオブジェを作っている方がいますが、何度も壊されたり盗まれたりした物を修理されています。

以前から境港市の水木しげるロードの路上に設置されている妖怪ブロンズフィギュアも、何度も壊されたり盗まれたりしています。

コレを人知れず修理したり、再度製作して補修している人たちがいるんです。

たいした予算も無く、ほとんどボランティアで修復しています。

壊した人たちを見つけ出して、その人らに修理をさせるのが良いのでしょうけどね。

修理がどんだけ面倒な難しい物かわかって欲しい物です。

壊した奴らを怒鳴り散らしながら修理させてみたい物です。