自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

クイーンチェストバスター 完成

2024-11-20 07:49:34 | 模型

昨日は「第38回米子工芸会展」の最終日で、午後4時から撤去作業でしたが、駆け込みのお客様も有り、たくさんの方々に見ていただいたようです。

私のフィギュア作品14点も展示しましたが、楽しんで頂けたようで、何人もの方から「見に行ってきました」と連絡がありました。

日本海新聞にも掲載されていましたし、苦労して作品を運んだ甲斐がありました。

また来年も宜しくお願いします。

今回完成できなかった「アマテラス」も完全な形にして展示したいと思います。

ということで、長々書いてきた「クイーンチェストバスター」の完成です。

名札も取り付け完成です。

映画ではあまりじっくり見るシーンが無いのですが、こんな形していたんですね。

正面の顔を見ると、やはりエイリアンですね。

アルミの針金を入れた尻尾ですが、思いの外長いので曲げないと、場所を取ってしまいます。

ベースも作り、しっかり立たせられました。

のっぺりとした表面も、赤い斑点を塗装してそれなりに生き物っぽさを再現できたと思います。

これで完成です。

やはり、こう言う「化け物」を作るのは面白いですね。

次は何をアップしましょうかね。

 

 


クイーンチェストバスターを作る パート04

2024-11-19 07:52:37 | 模型

今日はとても寒い朝になりました。

最低気温が7,9度です。

ここ山陰は毎年ドカ雪が降ると言うことを知られていないんですね。

今年の夏が暑かったからといって、冬が暖かいか?と言うことも無いようで、今年も雪が積もるかもしれません。

もうそろそろスノータイヤに変えなければなりませんが、今日は夕方から「米子工芸会展」の作品撤去が有ります。

またバタバタの日になりそうですが、たくさんのお客様に見にきていただいたようでスタッフ一同感謝しております。

ありがとうございました。

今日は午後4時までの展示です。

まだ見ていないと言う方はお早めにどうぞ。

と言うことで、今日も「クイーンチェストバスター」の製作です。

製作も大詰めです。

基本の塗装も終わり、後一手間かけます。

まずベースですが、

上の写真の白い部分ですが、「水性ラテックス」を塗って有ります。

このラテックスは液体ですが、塗って乾燥したら、爪楊枝のような尖った物で引っ掻くと、

網目模様の状態になります。

コレを全体に施します。

クイーンの方も発泡スチロールの接着剤で雫が垂れた感じにします。

透明な接着剤なので水に濡れた感じが表現できます。

白濁した液体っぽいものはエポキシ接着剤でも表現できます。

クイーン本体も、水性ラテックスを塗って引っ掻いて有ります。

引っ掻く時は爪楊枝のような物で軽く傷をつけない程度で十分です。

せっかく塗装したのに傷をつけてしまわないように気をつけて引っ掻きます。

そしていつものネームプレートを接着します。

ベースに落ちている白濁した液体はエポキシ接着剤です。

これでやっと完成です。

完成した写真は次回に!
続く!

 


クイーンチェストバスターを作る パート03

2024-11-18 10:43:55 | 模型

「米子工芸会展」も、今日と明日になりました。

たくさんの方々にご来場いただき、有りごとうございます。

知り合いも、「見に行ってきました」と何人も連絡があり、喜んでおります。

明日は午後4時から撤去作業があるので展示時間が短くなります。

まだ見ていないと言う方はお早めにどうぞ。

と言うことで、今日も「エイリアンクイーンチェストバスター」の製作です。

割と大きなソフビキットですので、ベタな単色で塗ると絶対にチャチな仕上がりになると思ったので、出来るだけ生き物っぽい仕上げにしようと思いました。

頭部の写真ですが、細かい斑点をエアーブラシで書き込みました。

体も、

赤い斑点を全身にエアーブラシで書き込みました。

これだけで、だいぶ生物的な仕上がりになりました。

ただ、エイリアンの血液って赤く無いんですね。

でも、ま〜イメージで仕上げます。

シルバーの歯や、腕や足のジャバラ部分の筋肉っぽい感じもタミヤの水性アクリル塗料で筆塗りしました。

尻尾ですが、中にアルミの針金を入れて曲げています。

フェイスハガーと同じ素材なので、中にスポンジを入れて潰れないようにして、針金を差し込んで有ります。

これで自由に曲げられます。

次に、ベースのスタイロフォームをちょっと細工します。

スタイロフォームのベースには「ウッディー粘土」を塗り付けているのでカッターや尖ったヘラで引っ掻いて角等欠けさせます。

そのかけさせた部分もアクリル塗料のグレーで塗装し、乾燥後エナメルの艶消し黒をシャバシャバに薄めたものを染み込ませ、垂れた感じに書き込みます。

これだけで古びたいい感じのベースになりました。

このスタイロフォームは欠けると断面がコンクリートの破断面のような形になるのが面白いですね。

天板も黒の染みを入れます。

目地部分に染み込ませ、点々と液が垂れた感じに書き込みます。

エイリアン本体にも軽く墨入れした後、クリアをエアーブラシで塗ります。

このキットはソフビ、つまり塩化ビニールなので、エナメルの塗料を塗ると、化学反応で表面がベタついて乾かない現象が起きる可能性がありますので、エナメルの墨入れは厳禁です。

なので水性の塗料を薄めて使用します。

クリア塗装すると、やはり生物っぽさが出ますね。

ベースに取り付けると、いい感じになってきました。

流石に実物大は迫力満点です。

正面の顔はやはりエイリアンですね。

ここまで仕上げて終わり!

では無いんです。

まだまだ仕上げを施して行きます。

完成まで後少し。

続く!

 

 

 

 


クイーンチェストバスターを作る パート02

2024-11-17 08:33:30 | 模型

今、米子市美術館で「第38回米子工芸会展」が開催中です。

ここ山陰在住の工芸作家さんの作品を一同に集めて展示されています。

私のフィギュア作品も14点ほど展示しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

午前10時から午後6時までですが、19日最終日は午後4時までで終了します。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

と言う事で、今日は「エイリアン3」に登場する「エイリアンクイーンの幼虫?」とでも言うのか?「エイリアンクイーンチェストバスター」の製作です。

キットは柔らかいソフトビニール素材で、やたらとグニャグニャします。

以前アップした「フェイスハガー」と同じ素材です。

接着は、エポキシ系の物を使用し、継ぎ目はハンダゴテで、溶かして隙間を埋めました。

キットの足が細くて柔らかいのでアルミの棒を差し込んで補強しています。

それにちゃんと立ってくれないのでスタイロフォームとアクリルでベースを作り、それに取り付ける事で立たせることの出来るようにしました。

これがベースです。

厚みは50ミリの物を使用しています。天板に3ミリのアクリル板を貼り付けて床のタイルを表現しました。

このベースにチェストバスターの足のアルミ棒を差し込んで固定します。

肝心なチェストバスターは、

基本の肌の色を吹き付け塗装した後、エアーブラシで細かい影を吹き付け塗装しました。

塗装はただ影を書き込むだけでなく、肌のまだらな模様も、エアーブラシで書き込みました。

人間も手や顔を見ると、赤い斑点のようなものが見えます。

コレをエアーブラシで表現します。

尻尾の方も、フェイスハガーのように影を塗ります。

一度に塗るのではなく、薄い影を何回か重ねて濃くしてゆく感じで仕上げます。

このキットのおまけで、こんな物が、

映画の物とはちょっと形状が違うのですが、「エイリアンクイーンフュータス」と言うそうです。

要するに「幼虫」ですね。

ただ、このキット、古い物なので、仕上げた後で可塑剤が滲み出てきて表面がベタベタになりました。

Amazonで、「ベタトルV」と言う薬品が発売されているようなのでそれで取れるのか?

塗装まで剥がれてしまわないか?

これはやってみないと分かりませんので、いずれ入手して実験します。

クイーンチェストバスターをベースに仮止めしてみると、

こんな感じです。

もう細かい部分も筆で塗り分けています。

さらに細かく塗装して行きます。

続く!

 

 

 


第38回米子工芸会展が始まりました。

2024-11-16 07:25:25 | 日記

昨日2024年度の11月15日から11月19日まで開催中です。

この展示は、ここ鳥取県に在住の工芸作家の合同作品展で、木工作品、陶芸作品と言う定番の工芸品のほかに、ティディーベアや、タディングレース、ファインドールなど、あまりよその展示では見られない作品も有ります。

ここで少し紹介します。

この写真の金色のバングルは純金製だそうです。

大変高価な物の様です。

非常に細かい「タディングレース」と言う作品です。

樹脂粘土で製作された「ファインドール」作品です。

これは木の板を掘って魚介類を作った作品です。

「フィッシュカービング」とでも言いましょうか?

制作途中の作品も展示されています。

こちらは「陶芸」作品です。

これは「寄木細工」の一輪挿しです。

「ガラス工芸」のステンドグラスです。

こちらも「陶芸」作品です。

表面の色は鉄からできているそうで、まるでメッキした様な仕上がりになっています。

こちらは「ベンガラ染色」です。

こちらは寄木細工の時計です。

こちらは去年の企画展で展示された作家さんの作品です。

これは、「かんなくずアート」です。

かんなで削った木の屑を着色し、花を作った物です。

花の茎部分も鉋屑を丸めて固めた物だそうです。

テーブルも同作家の作品です。

こちらは銀粘土の作品です。

これは「シャドーボックス」です。

非常に細かい絵を切り抜き、重ね合わせて立体感を出した作品で、平面的な絵を切り抜いた物なのに立体的に見えるのが面白いですね。

こりらは「キルティング」とでも言うのでしょうか?

壁掛け作品です。

そして、これが私のフィギュア作品です。

企画展として、私のために会場の1/4のスペースを取っていただきました。

去年展示した「老パルチザン」、以前に展示した「河童」

「大山を拓いたブルドーザー戦車」のジオラマです。

戦後、実際に鳥取県の香取地区の開拓に使用された「日本陸軍の97式戦車」を改造したブルドーザーを、忠実に再現したジオラマです。

その当時、静岡から来て開拓していただいた作業員の方々も、写真を元にリアルに再現しました。

スケールは1/35です。

吉川広家の甲冑姿です。

映画「Blood Last Vampire」の主人公「音無小夜」です。

手塚治虫先生のアニメ「どろろ」の主人公?の「百鬼丸」です。

これは私のオリジナルデザインの「ドラゴンレディ」です。

烏天狗です。

コレも烏天狗です。

製作途中の「アマテラス」です。

使用道具や粘土を一緒に展示しました。

左のフィギュアは、私のオリジナルデザインの「少女とうさぎ」です。

この様な作品の展示しています。

今月19日の午後4時まで展示しています。(撤去作業があるので)

それ以外の日は朝10時から夕方6時までの展示です。

一度にコレだけの作品を展示するのはコレ以降無いと思いますので、興味のある方はぜひお越し下さい。

それと、私の展示作品に一部、QRコードをつけています。

コレをスマホ等で読み込んで頂ければ、このブログの製作記事にアクセスできる様にしました。

どんな素材でどう言う工程で製作したものか、写真付きで見て頂けます。

たくさんのご来場お待ちしております。

宜しくお願いします。