自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ヘルレイザー テリー・セノバイトを作る パート04

2024-12-16 08:14:35 | 模型

今日の製作も、映画「ヘルレイザー3」の「テリー・セノバイト」です。

このキットは海外製のガレージキットで、プロポーションやディティールは出来が良いのですが、細かいゴミの様なでこぼこが全体にあり、磨くだけで1週間ほどかかりました。

それに、1番の問題が「網タイツ」をはいているのですが、1/6スケールで、どうやって再現するか?

色々なものを探したところ、台所の三角コーナーのゴミ取りネットが最適と思いました。

ゴミ取りネットは白いので、タミヤのアクリルの艶消し黒をエアーブラシで吹き付け、黒く塗装しました。

左が塗装したもの、右側が、素材のままの白い状態です。

これを適当な大きさにカットして、

この足の部分に当てがってみると、

こんな感じになります。

ネットは伸び縮みするので、足にピッタリする大きさにカットしてゆきます。

カットしたら、裏側で重ねて、木工ボンドで接着します。

ネットの片側を接着して乾燥後、反対側を引っ張りながら足にフィットさせ、ネットを重ねて網タイツの縫い目っぽく接着します。

余った部分はカッターで足を傷を付けないようにカットします。

向こう脛の部分は肌の部分に合わせてネットをカットして、ネットの上から木工ボンドを塗って接着します。

木工ボンドは、ガーター?部分近くに少量、ネットの合わせ目に少量、向こうずね部分に少量、筆で塗り付けます。

木工ボンドは乾燥すると透明になるので目立たなくなります。

ただ、テカリが出るので、あまりたくさんは使わないように最小限で使用します。

乾燥後、この向こうずね部分にはブーツのヒモパーツを貼り付けるので、木工ボンドのテカリはほとんど気になりません。

これを左右の足に施します。

続く!

 


ヘルレイザー テリー・セノバイトを作る パート03

2024-12-15 08:24:55 | 模型

毎日寒い日が続いています。

昨日はあられが降りました。

どんどん寒くなってきています。

でも、私の場合暑いより寒い方がはるかにマシなんです。

寒いのはどんなに寒くても平気なんです。

12月生まれという事は関係ないのかもしれませんが、私の誕生日は12月8日で、真珠湾攻撃の日なんです。

そんな事はどうでも良いですね。

それより、テリー・セノバイトの製作です。

今回は、網タイツを作ります。

その前に基本の塗装をします。

途中の写真が無いので、いきなり仕上がっています。

ボンデージファッションも、

腕は、肉の手袋をしているのかと思っていましたが、腕の皮膚を剥がしてめくっている様です。

ブーツの紐部分の型をマスキングテープで取ります。

それを元にブーツの紐部分のパーツを作ります。

これを薄いボール紙に移し、

糸を通してブーツの紐を作ります。

黒で塗装し、

こんなパーツを作りました。

これを足に当てがってみると、

こんな感じになりました。

でもイメージとちょっと違う。

もう一度寸法を変えて、

作りました。

最初に作ったものと比べると、

最初のものより紐の感覚が広くなりました。

こちらの方がイメージに近いのでこれをこう一つ作ります。

これでブーツの紐は大丈夫です。

次に網タイツです。

台所の三角コーナー用のメッシュを、タミヤのアクリル塗料のフラットブラックで吹き付け塗装します。

これを適当な大きさにカットして、

当てがってみると、非常に良い感じになります。

これをどうやって足に取り付けるか?

それは次回に。

続く!

 

 

 

 

 


ヘルレイザー テリー・セノバイトを作る パート02

2024-12-14 13:58:09 | 模型

今日は朝から冷たい雨が降っています。

作業をしていても指先が痛くなります。

そんなさなか、今日も映画「ヘルレイザー3」「テリー・セノバイト」の製作記事をアップします。

映画「ヘルレイザー」と言えば顔中にピンの刺さった「ピンヘッド」が有名と思います。

クリーチャーもボンデージファッションでかっこいいんですね。

まるで「韮沢靖氏」のデザインされたキャラクターの様です。

今回の「テリー・セノバイト」も意表を突いたデザインのキャラクターで、ヘビースモーカーという設定の様です。

なのでタバコを持っていますし、喉に直接タバコを刺しているんですね。

この辺も再現してゆきます。

まずはとにかく組み立て磨きまくりです。

キットのパーツ全てがなんだか細かいでこぼこが有り、そのまま塗装すると、塗装を失敗したのか?と勘違いされそうなレベルです。なので徹底的にサンドペーパーで磨きました。

頭部ですが、

顔の皮膚をワイヤーでリフトアップしています。

このワイヤーは顔の塗装をしてから取り付けます。

腕もアルミ線を入れて補強して取り付けます。

足ですが、

編み上げのヒモがモールドされていますが、全部削り取ります。

こんなふうに。

ここにはこのメッシュを取り付けます。

このメッシュは台所の三角コーナーに使用するゴミ取りネットです。

これをカットして黒く塗り、この部分に貼り付けます。

腕を取り付け全体はこんな感じです。

ベースも付いているので真鍮線で足を差し込んで有りますが、

アクシデントが起きました。

キットが倒れて腕が折れました。

あまりに簡単に折れたのでびっくりです。

日本で売られているキャストと違い、硬くてもろい感じがします。

仕方がないのでアルミのピンを打ち込んで補強して組み立ます。

修理完了。

これが全パーツですが、ここまで磨くのに1週間かかりました。

ここからサフ吹きして仕上げ塗装を施します。

肌色の塗装ですが、クレオスのラッカーの、白、赤、黄色、フラットベースを混ぜて作ったオリジナルの肌色です。

ちょっと不健康そうな青白い感じの色合いに調整します。

次に、この肌色に焦茶色を多少混ぜて影部分の肌色を作ります。

それを影部分にエアーブラシで吹きます。

続く!

 

 

 

 

 


ヘルレイザー テリー・セノバイトを作る パート01

2024-12-13 11:55:21 | 模型

日に日に寒くなってきていますが、まだスノータイヤに変えていません。

こちら山陰で、結構雪が積もるというの知らない方が多く、雪が積もっているのを見て驚かれることが多いですね。

ここ山陰は、ドカ雪が降ることがあります。

今年は猛暑だったからと言っても、冬が暖かいと思ったら大間違いで、ドカ雪が降る可能性があるようです。

事故起こさないために、スノータイヤに交換します。

と言ってますが、今日はこのフィギュアの製作です。

このフィギュアのは海外製の物です。

映画「ヘルレイザー3」に登場する「テリー・セノバイト」というキャラクターです。

このガレージキットですが、いつもの広島のFさんからの製作依頼です。

大きさは1/6位です。

品物が来た時、あまりに仕上げが汚く、ゴミが付いたまま型取りしただろう!と思うくらい表面の仕上がりがでこぼこでした。

これを仮組して、サンドペーパーの240番で1週間磨き倒しました。

ディティールは細かく、出来自体は良かったのですが、表面のゴミの様なでこぼこが有り磨かないと到底見られない状態でした。

これを徹底的に磨きました。

編み上げのブーツの紐ですが、これは作り直します。

顔は、鼻の下がちょっと長いか?と思いましたが、オリジナルのキットの状態で仕上げました。

最大の問題は、このキャラクターは、網タイツを履いています。

これをどう表現するか?
良いものがありました。

これですが、

これは、台所の三角コーナーのゴミ用ネットです。

伸縮が良く、樹脂なので接着も簡単、これを塗装して使用します。

ただ、これを使用するのに問題が有りました。

それは、次回に。

続く!

 


我が家のヘビたち

2024-12-12 13:53:01 | Gun

もう年賀状を出すか出さないか、の時期になりました。

今年も何人か喪中の葉書が届いています。

中には同級生が亡くなったと言う事もありました。

もう、そんな歳なんですね。

でも、私の場合、年賀状で、まだ生きていて、造形の仕事をしていますと言う報告を兼ねて年賀状を出しているので、数を減らしますが、出すことにしました。

来年はヘビの年「巳年」ですね。

そこで何かネタになりそうなものを作っていないか?と考えてみるに、ヘビ関係は立体物を作っていませんでした。

ん〜困ったな。と考えていた時、思い出しました。

我が家にヘビが沢山居たのを。

「ニシキヘビ」と、「キングコブラ」が居ました。

大きな物から小さな物まで、

これなんですが、

上から、KSC製コルトキングコブラ、

次が、MGC製コルトパイソン8インチ銃身、(8インチに銃身を伸ばしています。)

国際製金属製コルトパイソン 6インチ銃身、

MGC製コルトパイソン6インチ銃身、

MGC製コルトパイソン4インチ銃身、

MGC製コルトパイソン2,5インチ銃身、

です。

写真の物は黒いものがプラスチック製のモデルガン。

今はもう倒産してしまった「MGCモデルガンコーポレーション」のモデルガン(おもちゃの銃)です。

よく言われるのですが、モデルガンとエアーガンの違いは何?ですが、モデルガンはこの写真の様に、

銃身内部に、弾丸が通らない様に超硬の鉄板が入っています。

これを取り出そうとすると、銃身自体が破損する仕組みです。

弾倉(シリンダー)部分も、

同じ超硬金属が埋め込まれ、実弾が装填できない構造になっています。

なので、エアーガンの様にプラスチックの弾丸を発射する事は出来ませんが、実銃の様な構造で、本物の銃の様な分解組み立てが出来ます。

それに、専用の火薬を発火させることが出来、銃口からの炎や、発砲音を楽しめます。

その代わり、エアーガンの様に弾丸を発射する事は出来ません。

エアーガンは実銃の内部構造とは違う方法でプラスチックの弾を秒速60メートルから90メートル程度で発射できる玩具銃です。

本物の銃とは構造が違ったりするので銃口が空いていても本物の銃とは認められないということです。

金属製のモデルガンは、銃口を完全に塞ぎ、

弾倉も実弾が入らない様に、詰め物がされています。

さらに、銃身の内部にはダイヤモンド合金?が埋め込まれていて、ドリル等で穴を開けることができない構造になっています。

金属製のモデルガンですが金色の黄色が剥がれて銀色になってしまいました。

規制では白か黄色に塗れと言われてますが、シルバーはグレーゾーンかな?

金色は問題ないとのことです。

なのでクリアイエローを塗ってやれば金色に戻るかも。

今回アップしている写真の銃は、全て合法的なモデルガンです。

弾丸の発射は出来ません。

しかし、少しでも実銃のフィーリングに近づける為、グリップを実銃の物と交換しています。

これですが、

これが、コルトパイソン、つまり、「ニシキヘビ」ですね。

4インチ銃身の物は「シティーハンター」の「冴羽りょう」の愛用銃として有名ですね。

このモデルガンの取り付けているグリップは、コルト純正の木製グリップではない様です。

メダリオンの柄が、馬ではなく鳥になっています。

しかし大きさやカーブがぴったりです。

ただ、内部構造が本物の形と違い、大きな錘が入っているのでその錘分、グリップ内部を削らなければなりませんでした。

グリップ内部は出っ張りがあるのですが、それを彫刻刀で丁寧に削り落とし、平にすると取り付けられました。

こちらはコルト純正の木製グリップですが、「ランパンコルト」という跳ね馬のマークが入っています。

金色なんですね。

こちらもグリップ内部を削って取り付けました。

こちらは「キングコブラ」です。

357マグナムのダブルアクションリボルバーです。

銃身に刻印が有ります。

このKSC製のモデルガンには最初から実銃用のグリップが付いています。

このグリップは金属のベースにゴムを取り付けた物で、弾丸の発砲の際の反動をゴムのグリップですが多少ですが吸収してくれるグリックです。

アメリカの「パックマイヤー製」です。

初期のモデルには「ホーグ」のプラスチックグリップが付いていたそうです。

この3丁が実グリップ付きですが、他の物は違います。

これはパイソンの8インチですが、まだ加工途中のグリップです。

市販のモデルガン用グリップを加工してオリジナルの作り替えてます。

こちらも、

これも市販のグリップを削って作った物です。

オイルステイン、クリアラッカー仕上げです。

このパイソンは、

このショルダーホルスターに入ります。

サファリランド製、19番 アップサイドホルスターです。

このホルスターは、銃が逆さまにぶら下がるホルスターです。

今回の写真の様におもちゃでも本物のパーツを付けるのは違法では?と言われることもあるのですが、発砲機能に関係ない部分は問題ないとのことです。

今年に年賀状はこの「キングコブラ」や、「ニシキヘビ」の写真を撮って作ろうと思っています。

どんな写真になるかは、正月までお待ちください。