みんなで合意形成したくても、合意形成できる機会があっても、みんなで合意形成する仕組みが存在しない。
とくに日本の地域社会では、とりわけ農山漁村地域では、その仕組みをつくる試みの多くが、
地域社会内部に亀裂を生み、あるいは亀裂を表面化させる。そしてその亀裂そのものが、
日本社会の構造の基盤の底部を構成していることを知ることになる。
そしてさらに欧米社会でも、その亀裂こそが、近代民主主義社会を底流して来たことを知る。
私たちは今、ポストイットなど出る幕もない、日本社会の基底部に立っている。
カッコよく、コーディネーターとかファシリテーターとかの出る幕あいさえもない。
しかし、合意形成を強く望むひとたちがいる。
次の時代に希望をつなぎたいひとたちがいる。
それらの人たちの前に広がる亀裂は、時として1000kmの幅を持つかと思えるときもある。
その亀裂を越えたいと思う。埋められるものならば、埋めたいとも思う。
亀裂のはるかな暗闇の中に、何かしら巨大な力が存在するのを垣間見た時、いい知れぬ恐怖が走る。
それでもその亀裂は、越えられなければならないと感じる。
私たちは今、そこにいる。
夜の暗闇の中で、朝の来ない夜はないと信じて、手探りで歩いている。
フクシマに、オキナワに、巨大防潮堤に、希望の朝は来るのか。
by 黒田武儀
とくに日本の地域社会では、とりわけ農山漁村地域では、その仕組みをつくる試みの多くが、
地域社会内部に亀裂を生み、あるいは亀裂を表面化させる。そしてその亀裂そのものが、
日本社会の構造の基盤の底部を構成していることを知ることになる。
そしてさらに欧米社会でも、その亀裂こそが、近代民主主義社会を底流して来たことを知る。
私たちは今、ポストイットなど出る幕もない、日本社会の基底部に立っている。
カッコよく、コーディネーターとかファシリテーターとかの出る幕あいさえもない。
しかし、合意形成を強く望むひとたちがいる。
次の時代に希望をつなぎたいひとたちがいる。
それらの人たちの前に広がる亀裂は、時として1000kmの幅を持つかと思えるときもある。
その亀裂を越えたいと思う。埋められるものならば、埋めたいとも思う。
亀裂のはるかな暗闇の中に、何かしら巨大な力が存在するのを垣間見た時、いい知れぬ恐怖が走る。
それでもその亀裂は、越えられなければならないと感じる。
私たちは今、そこにいる。
夜の暗闇の中で、朝の来ない夜はないと信じて、手探りで歩いている。
フクシマに、オキナワに、巨大防潮堤に、希望の朝は来るのか。
by 黒田武儀
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