夢千年のナチュラル・ライフ

オーガニックな暮らしを求めて、愛知県の作手高原へ一家で移住して15年。スローライフ&スローフード実践中!

無農薬の大豆で味噌づくり 

2008年01月27日 | 無農薬 みそ作り
参加者募集!!

今年で12年目、また味噌作りの季節がやってきました。
師匠(と私たちが勝手に呼んでいる)の、
M澤夫人(写真)の指導の下で、
美味しい美味しいお味噌を作ります。

農協の「味噌加工センター」というキッチンを借りて
10~15人ぐらいで集まり、数回行ないます。
今回は2月5日(火)の参加者を募集します。

M澤さんが指導&コーディネートしてくださいますが、
すべてボランティアですので、お支払いいただくのは、
実費のみです。
場所代、無農薬大豆、自然塩、麹
(豆麹か米麹かによって多少値段が変わります)
1カメ(約10kg)分で5000円ぐらい。
カメは、ご持参ください。
できるだけ、プラスティクスではなく、
焼き物のカメをご用意ください。
時間は9:00~12:00です。
共同作業です。

無農薬大豆や麹などの手配が必要なので
希望者は早めにお問合せください。

昨年の味噌作りの様子はこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/a1000_2006/c/5a23f8ec27d46403d2935385ada0a434

お問合せ

有限会社 夢千年の暮らしPRODUCE & DESIGN
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5000 FAX 0536-37-5115
E-mail mail@a1000z.co.jp
黒田または鎌苅までお問合せください。

山の拾い物

2008年01月26日 | ヤギ
砂浜に打ち上げられたものを拾って歩くのを

ビーチ・コーミングと言いますが、

これは、フォレスト・コーミング???

娘が遊びに行った、広葉樹の山で、

なにやらいろいろと拾ってきたらしく、

帰るなり、うれしそうにテーブルに並べていた。

なるほど・・・私ならゴミとしか思えないような

タイルのかけらやプラスティックの玉まで拾って喜んでいる。

「これがお母さんで、これが子供・・・」などといいながら

タイルを並べて人の形をつくっている。

ヤママユガの抜け殻は、指にはめて

指人形みたいにして遊んでるし・・・

テーブルの上に乗っているのは毛羽立ってぼさぼさですが、

本当は(原型は)こんな形です↓


子どもって、どんなものでも遊びの対象に

できるんですね。才能だぁ~

娘には、どんな障壁があったとしても、

テレビゲームなんて与えるまい、と思ってます。

給湯式 (と言うのか?) 自動販売機のヒミツ

2008年01月24日 | 環境のはなし
皆さんもよく見かける、紙コップ式自販機。
写真はコ○コーラ社のものですが、
ユ○マット社のもよく見かけますね。

ボタンを押すと、紙コップがポコンと落ちてきて、
次にお湯やミルクなどが、ジャーーーと出てくるやつです。

このヴェンダーに材料を補充して回る仕事をしていた人から
聞いた話ですが、これを聞いたら飲めなくなります。

機械の中には、当然、水タンクが入っているわけですが、
たいそう不潔な環境のようで、
どこから入るのかわかりませんが、
よく、ゴキブリの死骸が入っているのだそうです。
だからといって水を取り替えることもなく、
タンクを洗ったりもしないそうです。
ゴキブリの死骸入りは珍しいことではないそうです。
また、ここなら大丈夫!と思える場所などない
自分は絶対飲みたくない、と言ってました。

ねっ、これを知ったら、もう飲めないでしょ?

循環型トイレ。(夢千年の暮らし)

2008年01月18日 | 自然素材だけの家
見た目は何の変哲も無い、普通の水洗トイレ。
でも、我が家のトイレは、循環型のトイレです。
ウチに来たお客さまがトイレを使われる際には、
必ずご説明&お願いしていることがあります。

それは・・・ 
トイレットペーパーを、トイレに流さないでください、ということ。

ドアの内側に、こんな貼り紙↓をしています。



また、こんなバケツがトイレの隅に置いてあります↓


昔の農家がみんなそうしていたように、紙は"肥溜め"に入れない。
化学物質が多く含まれ、分解しにくい紙は、薪ボイラーでお風呂を焚くときにいっしょに燃やします。

紙をバケツに入れる・・・最初はちょっと抵抗があるかもしれませんが、慣れればなんでもないことです。

外出先では水洗トイレにペーパーを流さなければならないので、むしろ罪悪感を感じます。


また、ウチのトイレは水洗ですが、一般の水洗トイレの1/3しか水量を使いません。流れた先は、庭に埋め込まれた枡に溜まり、微生物分解するのを待ち、熟成してきた頃に、畑に液肥として使います。かなりさらさらした水で、あまり臭いません。

みなさんのお宅にも、導入しませんか?
ウンチも資源です。無駄なく、環境にやさしく、使いましょう!


夢千年の家ショールーム(自宅) トイレ写真↓





お問合せ

有限会社 夢千年の暮らしPRODUCE & DESIGN
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5000 FAX 0536-37-5115
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夕方のお仕事 (烏骨鶏・ヤギ・犬・ネコ)

2008年01月16日 | 烏骨鶏
今日は、夢千年ファームのお仕事の一部を紹介します。

夕方になると、ウコッケイたちはお腹がすいて、ご飯はまだかとウロウロと行ったり来たり、そわそわし始めます。そこへ黒田の登場!! 大きな荷物(えさ)を運んで庭へ降りていくだけで、待ってましたと群がるウコちゃんたち。ヤギたちも、犬も、ネコも、み~んな、待ちに待ったご飯の時間です。


庭へえさを運ぶ↓水の取替えも毎日です。
寒いのでバケツの水が毎朝凍ります・・・


烏骨鶏のご飯は米ぬか(減農薬)、クズ米、カキ殻、EM、米のとぎ汁、カツオ節や煮干クズなどをまぜまぜしたものと、野菜クズ、果物の皮など。
ニワトリは暗くなると動かなくなる(鳥目なので動けない?)ので、明るいうちにエサをやらなければなりません。日が短いので3時半か4時ごろには夕飯です。


ヤギたちには、干草とちょっとだけ粉砕ヘイキューブを。


ヒナの部屋から、必ず脱走する子がいます。
「ほれっ、自分の部屋に帰りなさい!」


mixiに入っている方は、こちらの動画もごらんいただけます↓
http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=10208658&video_id=2614787

食い意地一点張りの動物たち。また明日~



BIO de BIO 会議レポート

2008年01月14日 | NPO法人 BIO de BIO
BIO de BIO 呼びかけ↓
http://blog.goo.ne.jp/a1000_2006/e/c3268d5869193381094390a1fe5da0c9


昨日はお疲れさまでした。

いろいろな意見が出て、議論が進みました。今まで何度も会議を重ねた上での設立準備会でしたが、今回は、昨日はじめてBIO de BIOの存在を知るという初参加の人もいたので、初歩的な説明に時間を費やさざるをえなく、時間がかなり押してしまいました。
NPO設立準備会として、自由な議論を軸に、なぜBIO de BIOが必要かの認識を高めて、それらの人たちが、BIO de BIOの一員であるという自覚を持てるよう努力しなければ、新しい人を誘うときに説明不足になってしまいますね。初心者が次々参入してきて"わからない"攻撃を受けても、しっかりと引き込めるよう、何があろうとへこたれないための土台づくり、筋金入りのBIO de BIO人づくりが必要です!と、黒田からのコメントがありました。


熱弁する黒田と、その内容にうなづき、感動する参加者たち。



会議のために用意したお茶はもちろん、正真正銘のBIOのお茶。
黒田家で手摘みした作手高原のオーガニック緑茶です。



豊橋の水道水はまずかろう、と、用意してきた作手高原の井戸水。

おやつには、中村さんからの差し入れで完全無農薬のみかん。

こんなところにも、BIO de BIOのこだわりが・・・!




めぇ~りぃ、めぇーりぃ

2008年01月14日 | ヤギ
娘(5)は時々、作り話をしてくれます。
(と言っても、本人は作っているつもりは無いようで、
思い出しながら話を進めているようなのですが・・・)

むかーし昔、あるところに、

おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは、山へ草刈りに

おばあさんは、川へ魚釣りに行きました。

おばあさんが川で魚釣りをしていると、

山からおじいさんが流れてきましたー。

おばあさんは、

うわあああああぁぁぁぁぁ!!!!

と、びっくりしました。」



そして今日はもう一つ、
お絵かきをしながらなにかブツブツ言ってるな~と思ったら、
作り話をしていました。



「・・・・すると、そのやぎさんは振り返って言いました。
めぇ~りぃ、めぇ~りぃ、くりすま~す・・・」


↑ 一体、どこでそんなダジャレを聞いたのだろう???
うちの家族は誰もそんなこと言ってなかったと思うが?



↑ これは、ヤギが蜂に刺され、そして2ヶ所けがをして、
痛いよ~と言ってるところ。
傷口を水で洗うためのホース、注射、薬、クリーム、スプレー

・・・を描いたそうです

NPO法人「BIO de BIO」

2008年01月09日 | NPO法人 BIO de BIO
お知らせです!


暮らしの最深部から
世界を変える、時代を変える !!

NPO法人「BIO de BIO」(ビオ デ ビオ)
-生態系豊かな循環の暮らしを目指して-

   
協働のためにご参加くださるよう呼びかけます
主旨にご賛同いただき、12月12日(土)に、
お集まりいただける方はご連絡ください。
TEL 0536-37-5000 FAX 0536-37-5115
E-mail mail@a1000z.co.jp


20世紀の「都市と工業の文明」が、人類史上類を見ない「進歩と発展」を実現した傍らで、大気や水や土壌の汚染は、もはや生物の生存を困難にするほど極限に達しました。
合成化学物質の氾濫は、「便利」をもたらした反面で、今まで経験したことのない健康障害を生み出しています。
京都議定書があっても温暖化ガスは増え続け、深刻さを増すばかりの地球温暖化は、世界各地に、信じられないほどの激甚気象災害をもたらしています。

たちは、20世紀文明から、「何を、どれだけ得て」、「何を、どれだけ失った」のでしょう。
今、その総決算の時が来ているのではないでしょうか。

21世紀は、環境の時代と言われて、鳴り物入りで幕を開けました。
しかし私たちは、まだまだ「簡単」であること、「便利」なこと、短時間に「すばやく」できること、なんでも「いっぱい」あることが、時代の進歩であり、豊かさの証だという考えから抜けきれないまま、日々を過ごしています。
食べることの意味を考えるより、おいしさを求めてきました。おいしさとは、グルメのことであり、旬や食文化とは違います。
生活の智恵や技能や技術を使って、手間暇かけて丁寧に生きることよりも、テクノロジーと工業の力に頼って、大量生産とスピードを尊んできました。
その代償として、私たちは、芸術や自然の美しさへの憧れを率直に表現する感性や、自然な素材だけが持つぬくもりを、どこかに置き忘れてきたように思います。
健康や生命の大切さを、ついついおろそかにしてきました。

21世紀の初頭に、世界中で同じ想いのひとびとが、「SLOW」「NATURAL」「LOHAS」「持続可能性」「循環」「生物多様性」「生態系」「自然回帰」などの言葉で、私たちが向かうべき道を指し示しはじめています。
私たちはそれらの言葉の意味することを、私たちの日常の暮らしの、いちばん深いところで受け止めて、ライフスタイルとして実現したいと願います。
そしてそれを地域社会全体に、世界に、拡げていきたいとも願います。
私たちは、誰もが健康で、生命が輝くように生きることを願っていますが、決してそれが個人的に達成できるとは考えていません。私たちは、「世界が平和でなければ、社会が健全でなければ、ひとは健康に生きられない」と考えています。

もが、「食」の大切さは知っています。
「食」が健康の大本だということも知っています。
農の現場や、食の現場が、惨憺たる有様だということも、同時に知っています。
私たちの周りには、有毒な化学物質があふれていることも、知っています。
それらのものを排除することが、どんなに困難かも知っています。
でも私たちは、こどもたちの未来と希望のために、その困難さに立ち向かおうと決心しました。
自然でありたいと願うことが、いちばん困難なことだとわかっていても、こどもたちの未来と希望のために、なんとかしたいと願っています。

なさんと、同じ想いを共有しながら、広くしっかりと手をつなぎ合いましょう。
私たちが健康であるために、平和な世界を、健全な地域社会を、実現しましょう。
世界のひとびとと協働して、生態系豊かな循環の暮らしを実現しましょう。

ひとりでも多くのみなさんが、NPO BIO de BIO-生態系豊かな循環の暮らしを目指して-に、ご参加くださるよう呼びかけます。

たちは、健康で安全な食と生物多様性の回復再生のために、「田んぼの生き物調査」「水路や川の生き物調査」「山の生き物調査」のための研修をはじめています。
同じ目的で、慣行農法から農薬も化学肥料も使わない生物多様性農法への転換を促進するための、オーガニックな食生活の普及による、オーガニック市場の拡大とショップの開設を急いでいます。
きれいな水も空気も、豊かな土壌も、みんな山と森がつくります。健全で健康な山づくりのための、森林経営に着手しています。
山村の過疎化、高齢化、少子化問題を解決し克服して、自然豊かで循環する暮らしと地域社会づくりのために、若い都市市民の山村への移住定着を支援するプログラムをつくっています。
の豊かな自然の中で、きれいな空気を胸いっぱい呼吸するスポーツ自転車の振興を計りながら、都市交通の中の自転車の役割の大きさに注目して、自転車専用道の整備を呼びかけています。
山村と都市とを結ぶ、さまざまなプログラムによって、BIOの暮らし=生態系豊かな循環の暮らし=を実現して、子どもたちの未来と希望のために、BIOの世界が一日も早く実現するよう活動します。

NPO法人 BIO de BIO -生態系豊かな循環の暮らしを目指して-(認証申請中)
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30 TEL 0536-37-5000 FAX 0536-37-5115
E-mail mail@a1000z.co.jp
代表   黒田 武儀 

<追伸>
いちばん言いたいのは、「人間も、数多い生物種の中の、一個にすぎない」ということです。

他の野生と同じように、私たちもまた、他の生物とともに、自然の大きな力に頼り、生かされ、折り合って生きる存在であり、それ以下でもそれ以上でもない。

他の野生より身体能力がとくに優れているわけでもない人間が、生態系の頂点に位置していられるのは、人間だけが「希望を捨てない」という特殊な才能を与えられているからではないか。

今こそ生態系全体に対して、人間が責任能力を発揮すべき時ではないか。

生物多様性を、再生回復して、私たちの次の世代、その次の世代、またその次の世代の、未来と希望のために、私たち自身が希望を捨てることなく、与えられた能力を最大限に発揮すべき時が来た。

私たちの意思と日常の営為が、きれいな空気を、きれいな水を、平和な世界を、ケミカルでない暮らしを、子どもたちの笑顔を、きっと取り戻す。

この考えをプログラムして、意思と日常の営為に変換して実行するのが、BIO de BIOにほかならない。

未来に希望を託したい全ての人が、BIO de BIOの一員になる時が来た。

私はこう考えています。ひとりでも多くの方が、参集してくださるよう呼びかけます。

未来と希望を取り戻すための、具体的な道筋を探り出しましょう。

きっと見つかると、希望を持ちましょう。


text by 黒田武儀