La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

フランスのじゃがいものグラタン/グラタン・ドーフィノワ

2021-06-22 19:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさん、こんにちは。

今回は、グラタン・ドーフィノワという、フランスのじゃがいものグラタンを紹介します。
付け合わせに大定番のグラタンです。

グラタンドーフィノワは、1788年7月12日(フランス革命の前夜)に、ドーフィネ(フランス南東部のかつての州、州都はグルノーブル)のギャップ市の市役所で提供された夕食の際に初めて出されたという、伝統のある料理です。

でも作り方はシンプルで簡単です。
それぞれの家庭でいろいろな作り方をしていますが、真のグラタン・ドーフィノワは、チーズも入らず、ソースも作らずオーブン等でゆっくり火を入れていきます。

生クリームがなければ牛乳だけでOK。

材料
じゃがいも 大3~4個 400g位
牛乳 200~300ml(cc)
生クリーム 100ml(cc)
バター 30g
にんにく 1〜2かけ
塩 小さじ 1位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜

【作り方】
①じゃがいもの皮を剥き、3mm程度にスライスします。




②グラタン皿などにバターを塗り、じゃがいもを並べていきます。





③重なってもいいので隙間なく並んだら、塩胡椒ナツメグ、にんにくスライス数個を置きます。




④牛乳生クリームをじゃがいもが、かぶる程度に注ぎます。




⑤じゃがいも、塩胡椒、ナツメグ、にんにく(最初の段だけでも可)牛乳、生クリーム…と同じ工程で重ねます。




⑥また⑤を繰り返します。

⑦上にバターを置き、170~180度のオーブンで一時間ほど焼きます。






※表面の焼き色がつきすぎたら、アルミ箔などで蓋をするか温度を下げてください。

マフィン型などでいくつか作り、冷凍しておき、レンジで解凍して一人分の付け合わせや、お弁当に入れたりすると、便利です。

★切ったじゃがいもは水にさらしたり洗ったりしないでください。
澱粉が溶け出るとソースのつなぎの役割が出来なくなってしまいます。
ホワイトソースの小麦粉の代わりの役目をするのです。



動画でもわかりやすく紹介しています。


ではまた次回に☆


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