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◇分類・打碁集の学び方
棋譜並べの難しさは、どこに原因があるか?__それを考えたり調べたりすると、
「数字が多過ぎて、石を置く場所を探すのに困ってしまう」
「解説がアマ高段者向けなのが多いので、説明を読んでも意味が分からない」
今回は、それについての対策法。
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A》色付け棋譜
数字が多いので、探すのが大変__と言うのであれば、数字を探しやすくすれば良い。その為には、
〈蛍光ペンなどで、棋譜の数字に色を付ける事〉
これは万波奈穂プロや茂呂有紗プロが、修業時代にやっていた手法。棋譜並べで数字を探すのが苦手な人の場合には、5~10手ごとに色付けしても勿論構わない。
ブログ編者の経験で言えば、色付けはコンピューターを使わず、手塗りをして欲しい。
手塗りの方が「数字を探す練習」にもなるし、
幼稚園・保育園のお子さんであれば「塗り絵する感覚で囲碁を楽しむ」事が出来るとも思うから。
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B》棋譜をコピーしてファイリング
説明を読んでも意味が分からない__と言う場合には、打碁集などに書いてある解説そのものは無視して良いと思う。
その代わり、並べる棋譜を片面コピーして、コピーした棋譜をファイルに綴じておく。
片面コピーの場合には〈裏面は白紙〉のはずなので、次の事をメモしておく。
①コピーした年月日
②コピーした本のタイトルと編纂者名
③棋譜の手順を調べた時の感想
〈例〉
「右上の形は知らない、意味不明」
「右下の形は使った事ある」
「左下の形は、『基本定石辞典』の○ページにあった」
「左上の形は、死活やヨセの問題集で見た記憶がある」
等々。
多少は雑でも良いから、こうしたメモを残して置く事で、
「その棋譜を後日見返した時に、
自分の学習ポイントがより明確になり易い」
と言う副産物もあります。
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↓↓(例)色付き棋譜↓↓
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