見た目、径4センチの小型のポケットウォッチです。
それにストップウォッチ機能が付いただけですが、
ご覧のように大変複雑です。
1960年頃にスイスで作られたと思います。
文字盤にアイリスウォッチのロゴがあります。
機械の構造はクロノグラフの名機中の名機と言われるゼニス社のプリメロとほとんど同じです。
1970年頃のロレックスのコスモグラフは手巻きでしたので、
写真の機械をひと回り小さくしたのとほぼ同じです。
1988年にゼニス社のプリメロをベースにして、ロレックス社が開発した自動巻き機構を搭載した
キヤリバー4030のクロノグラフ時計{コスモグラフ デイトナ}が発売されました。
大変人気が高くて、品薄状態が常態でした。
こんな説明はどうでも良いのですが、
技術者としては複雑時計は垂涎の機械です。1990年頃でしょうか?
私もコスモグラフを購入したいと言ったのですが、
新品商品にプレミアが付いたほど売れ切れ状態で、
社員でも売って貰えませんでした。
続く
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