もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

提げ時計の修理

2011年10月31日 | 日記
懐中時計のことをポケットウオッチと言ったり、提げ時計と言ったりします。
腕時計の歴史は100年ぐらいですが、それ以前の300年は懐中時計の時代でした。
1671年にイギリスのウイリアム・クレメントがアンクル型脱進機を、
1675年にオランダのクリスチャン・ホイヘンスがヒゲゼンマイ付き円テンプを発明して、
時間計の携帯が出来る様になり、
1747年に「時計の進歩を200年進めた天才」アブラアン・ルイ・ブレゲがスイスで生まれ、
その後、数々の画期的な機構を発明開発し精度を高めました。
この期は注文製作でお金と時間の有る王侯貴族ぐらいしか持てませんでした。
懐中時計が一般に普及したのは時計製造会社が出来だした1850年以降だと思います。

写真の時計は並品の50年ぐらい前のもので、天真が折れています。
部品が無いので別作します。かなりしんどい作業になります。

銅板ダイヤル完成

2011年10月27日 | 日記
機械の構造に因って歯車やダイヤル裏の部品の位置が違うので、石を付ける位置も限られています。
加工してゆく過程でデザインも変わっていきます。とりあえず完了です。

@ところで,銅板ダイヤルの製作の処で出した橋のクイズですが、A君とB子の家の川を挟んだ最短距離は225メールぐらいになります。どんな橋か?解りましたか?

銅板ダイヤル3

2011年10月25日 | 日記
ほとんどの懐中時計の12時の位置は竜頭と提げフックの処です。
アメリカ産のウオルサムやエンパイヤ等は3時の位置に竜頭と提げが有ります。
右手で時計を取り出して見る時、一番見易いのとゼンマイを巻き易いからです。
流石にアメリカは実用を重んじる国です。ほとんどの時計は6時方向に秒針が来る様に設計されています。

折角の別作ですから、アメリカ流に竜頭の位置を3時に決め、
ダイヤルの足と穴の位置を機械に合わせて加工しました。

銅板ダイヤル2

2011年10月24日 | 日記
秋たけなわで、雨の日も思ったより多いかも、次の日曜日は晴れて絶好のマラソン日和になって欲しいです。
私の友人が大阪マラソンに出走すると連絡がありました。

私も2004年から2006年のホノルルマラソンに連続三回参加したことが有ります。
マラソンと言うよりはウォーキングですから、タイムも7時間台でした。
だからマラソンの苦しさは身に染みて判ります。マゾ的な資質が必要です。
苦しみを快感に変える?とにかくしんどいスポーツです?でも、もう一度、

この前、サックスの発表会で演奏した「ワン モアー ワンス」の曲名のように
マラソンにチャレンジしたいと思っています。

友人の出走は、苦しみから逃げず挑戦することの大切さを思い出させてくれました。

銅板ダイヤルの製作

2011年10月23日 | 日記
懐中時計のジャンク品のダイヤルを外してみると、ダイヤルの足が無く、
機械に接着剤で取り付けられていました。技術者として恥ずかしい仕事です。
なので、銅板でダイヤルを作ります。


    ◎此処でクイズです。
北から南へ流れる川が有ります。川幅は100メールで、平行で真っ直ぐです。西側の岸にA君が住んでいます。A君の家から下流へ200メールの所の川の対岸に恋人のB子の家が有ります。しょちゅう会いに行きたいので、橋を架けることにしました。両家が行き来するのに最短距離の橋とは、何処にどんな橋でしようか? ただし、橋は川岸に対して直角であることが条件です。

子犬のワイン

2011年10月20日 | 日記
近所の食品店でラベルが面白いので、買って来ました。
炭酸水とグラスをセットにして580円でした。
炭酸水で割って飲めと言う事で、味は期待してなかったのですが、これがなかなかいいのです。
ラベルによると、チリのワインを日本で瓶詰めしています。
ラベルのペリートは子犬の意味で、ワインボトルとグラスで犬の顔をデザインしています。
葡萄種はカベルネ・ソーウ゛イニヨンでとても飲み易かったです。オススメです。

ポケットウオッチ

2011年10月18日 | 日記
懐中時計にノスタルジ-を感じます。
ジーンズの右のポケットの入り口の小さいポケットは、
本当は懐中時計用のなごりなのです。今は小銭入れだと思われていますが、
三つ揃えの背広のチョツキのポケットが懐中時計の定位置です。
懐中時計は落下すれば、確実に壊れます。
ので、丈夫なストラップかチェーンが必儒品です。
その組み合わせを考えるのも、決まった時間に全舞を巻くのも、なかなかいい時間です。

今はクオーツや自動巻がほとんどなので、時計をじゅつくり見ることがないでしよう。

スイスの天才時計師ヒィリップ・デュフールは機械時計の存在価値にこだわって手巻き時計のみ創っています。

犬のペン立て2

2011年10月10日 | 日記
リモコンを背負わせましたが、やはり、ペン立てにわメモ帳がセットです。メモ帳も背負わせて完了です。

@サウナの砂時計の答えです。
3分計と5分計の砂時計を同時に砂を落とし始めます。3分計の砂が落ち切った時に3分計をひっくり返し、サウナに入ります。この時、5分計の方は残り2分となっています。入浴後2分経つと5分計の砂が落ち切ります。3分計の方の砂は1分残っています。この時3分計をひっくり返すと2分ぶんの砂が落ち始め、この砂が落ち切った時にサウナを出ます。これで4分間のサウナを楽しめました。(忙し過ぎて、チットモ楽しく無いか?)