もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

銅板の鍛金

2011年11月30日 | 日記
鍛金の目的は3つ有ります。
1、製品が求める厚さにする。
2、金属を叩き締めるとバネ状になる。
3、鎚目や模様を入れて美しくする。
リガチャーに求められるのは1,2、です。

銅板を叩き地金を締めます。叩いていると硬くなります。
バーナーで熱を加えると、また軟くなります。
金属を叩き加工する技法を鍛金と言います。

凄い熟練した職人さんは主に銀や銅板で、一枚の板を叩き延ばして急須なども作ります。
鍛金で作られた工芸作品を見て、製作に掛けた時間を思うと溜め息が出ます。とにかく、凄い技です。

銅板を叩くといい音に鳴る様なので、写真の叩いた板でやり残したリガチャーを作ります。

銅板リガチャー強化版完了

2011年11月25日 | 日記
完成と迄は行きませんが、改良点は見えて来ました。とりあえず、完了です。

今日はとても寒いです。思わず「さぶ~」と独り言が出ていました。
ので、ガスフアンヒーターを出して設置しました。
何故ガスかと言うとロー付け作業でガスバーナーを使うからです。

手打ち銅板リガチャー

2011年11月23日 | 日記
マウスピースにリガチャーでリードを保持するネジの位置により、
リード側は下締め、マウスピースの上側は上締めと分けられています。
音的にはどちらがいいか?わかりませんが、ロー付け作業がやりやすいのは下締めです。

とりあえず、3個程作って見ます。

ボージョレーヌーボー

2011年11月19日 | 日記
昨夜は鍋と女子バレー観戦とボージョレーヌーボーで贅沢な時間を過ごしました。
めっきりさぶ~くなり、コタツか暖房器が必要になりました。
年賀状も売り出されて、いろいろすることが?と焦りを感じるこの頃です。

そう言えば、今は会社に行っていないのに、通勤途中で友人に会い友人の会社までついて行き、
自分の会社に遅刻し焦った夢を見ました。心の中に不安や焦りが有るのでしよう。

収納の四角化?

2011年11月18日 | 日記
時計やサックスの小物をリッツの空き箱にラベルして収納していました。
中身が見える様に視覚化しないと死角になって、存在を忘れます。
ので、透明のプラスチック板を四角にして死角を無くし視覚化します。
視覚化すると、探す時間が短くなり、整理し易くなりました。

アンクル真替えの機械

2011年11月16日 | 日記
アンクル真を替えましたが、テンプの受石や穴石が欠けていて、テンプの振りが出ません。
替えの穴石がありませんので、保留にします。

思うように仕事がはかどらない時は、、、魂を詰めずに、余裕を持って、保留にし、
時間経てば、為るように成るのでしよう。

アンクル真の製作2

2011年11月13日 | 日記
物差しとアンクルの間にホゾの折れた真があります。昔の部品は丁寧に作られています。
現在のアンクル真は圧入で留められていますが、この真にはネジが切られています。
それだけ手間が掛けられています。アンクル真の位置に重心が来る様に設計されています。
姿勢差に因るテンプえの影響をより均一にするためです。

アンクル真の製作

2011年11月11日 | 日記
懐中時計のアンクルです。英語名はパレットと言う。
歯車の回転を往復運動に変換してテンプに伝え動かす働きをします。
錆びていますが美しい形です。大きさは10ミリぐらいで真の長さは3ミリぐらいです。

部品が無いので作るしかありません。

腕だめし

2011年11月09日 | 日記
この前にばらばらにしてたロレックスを組み立てました。
検定機でも調整しますが、最終チェックは腕試しです。
会社などでは、サイクロマチックと言う機械で大量の時計を回転させて自動巻きと時間のチェックをします。
腕試しは原始的ですが一番確実な方法です。