もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

やっちまったか?

2012年02月28日 | 日記
歯が少し移動して、マウスピースのアンブシャーが変わってきて吹き辛くなったので、
マウスピースのサイド・レールの部分を少し削ろうと思います。間違った選択かも?

デカ時計と女持樽型時計

2012年02月26日 | 日記
現在は女性用の機械で樽型はほとんど見掛けなくなりました。女性用も大型化しています。
腕時計に求められているのは、精度よりデザインです。
昔は機械によりデザインが決まっていたのですが、
現在はデザインに併せて、機械の構造を設計された新機種がどんどん発表されています。
ただ、高額化しているので、時計雑誌で見るだけで我慢です!

またもやダイヤル石入れ

2012年02月22日 | 日記
今日は猫の日だそうです。二月ニヤーニヤー日、まあー、犬より猫の方が好きです。
昔、会社から家へ帰ると野良猫がバイクのサドル上で寝ていました。
人の気配ですぐに逃げるので、餌付けして飼おうとして、
蜜柑箱に入って寝るようになったのですが、

私がスノボーで頭を打ち、それどころで無くなりました。
チヤンチヤン!

ゼンマイ切れ

2012年02月21日 | 日記
香箱と言う歯車の中に全長40センチのゼンマイが巻かれて入っています。
英語名で香箱をバレル(樽)です。ゼンマイは植物の薇の形状に由来しています。
ゼンマイはメインスプリングと言います。
形状から名付けられる部品と働きから名付けられるのがあるようです。
日本名「鼓車」つづみの形に似ている車はゼンマイを巻いたり、
針廻しのセットをするのでセッティングウィールと言います。
ものの名の由来はどこの国も同じですね!?

キヤリバー3135

2012年02月20日 | 日記
私見ですが、この機械がロレックスの紳士物の最終型だと思います。
最新のエクスプローラⅡには24時間針付きキヤリバー3187ですが、
ベイシックは3135です。ほとんど欠点と言うより弱点の無い機械です。
だからと言ってメンテナンスの必要が無いとは言えません。

この時計はゼンマイ切れでした。
オイルが渇き、ゼンマイに負荷が掛かったのと金属疲労や経年硬化で切れたのでしょう。
15年間位動き続けたのですから、立派なものだと思います。

ダイバーズウオッチ

2012年02月18日 | 日記
やっぱり、ロレックスでしょう。サブマリーナーデイト、300m防水です。
ダイヤルの色は黒と青だけです。白色だと海水の中で光が反射して見えにくいからです。
回転ベゼルも時計の針の動く反対方向にしか回りません。
潜水中に岩などにぶっつけてベゼルが回っても経過時間が増え、
ボンベの酸素量での潜水時間を超えないよう、
ダイバーの安全の為を考えられています。
機械はキャリバー3135が入っています。
25年位前に開発された機械で
現在もロレックスの紳士物のオイスターに使われいます。
息の長い名機中の名機です。
この時計は1996年頃の製造だと思います。

ブライトリング

2012年02月17日 | 日記
言わずと知れた、パイロット・クロノグラフのパイオニアです。

残念ながら写真の時計はクオーツです。
技術者として言わせもらえば味気ない機械です。
回路ゃコイルに不具合が有ればメーカー送りで技術の入り込む余地はありません。

最近のスイスの時計メーカーのほとんどが機械式へと回帰しています。
時計雑誌を見れば一目瞭然、一網打尽です。少し違うか?

指輪の石入れ

2012年02月13日 | 日記
昔、ロストワックス技法で作った銀指輪です。
ロストワックス技法と言うのは蝋で型を作り、
石膏に埋め型を取り、埋めた蝋を熱で溶かし、
石膏の中に出来た空間に銀や金などを溶かして流し込む鋳物の一種です。

名機ETA2472

2012年02月10日 | 日記
なぜ、2472が名機なのか? 長寿だからです。
構造がシンプルで故障が少ない。機械の大きさがちょうどいい。
この機械の直径26ミリが男物の標準サイズに成っている。

オートマブロックを外した機械です。
ラドーやテクノスが一世風靡していた40年ぐらい前の代表的な機械です。

分解洗浄

心臓部のテンプ「バランスウィール」