もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

髑髏ダィアル完成

2011年04月28日 | 日記
とりあえず、完成です。

世間はゴールデンウイークに突入しているらしい。
天気も不安定ですが、私も仕事?を休み、
本等の整理や雑用を片付けようと思います。

ちなみに、髑髏の目の表状は一周間周期で繰り返します。
ちなみに、日曜日は髑髏の右目がウインクします。

それではグッドラック!

髑髏ダィアル

2011年04月27日 | 日記
髑髏の目を糸鋸でカットし、輪郭をハンドモーターで彫りました。

話しは変わりますが、もうすぐ5月です。時たま、寒い日もあったので、
暖房器具を仕舞うのを躊躇していましたが、
今日、火燵も、全ての暖房器具を片付ける事にしました。

流行の大型角腕時計

2011年04月22日 | 日記
どちも、手を加えています。腕時計のカスタム化も、アイディアがマンネリ化しています。

こういう時は、工具の整理したり、材料の整理をします。
雑用も有り、何を優先するか?頭の中が散らかし放題です。

やっぱり、ゆっくりして、頭の中の整理ですか?

時計修理と健康診断2

2011年04月19日 | 日記
写真の時計の10時のハートに、正午になったら、矢が命中したように見える様ペイントしています。
4時位置の窓はゼンマイの状態を見る為に開けました。

後で思ったのですが、デザイン的ストーリィでは弓型にするべきでした。
弓は力の源泉、矢は方向、意志力、集中力を象徴し、
ハートは目標、理想を表わしています。

ビジョンを描けないと時計だって直せません。動くだけでは直っていません。
時間が合うには、テンプやヒゲゼンマイの理想的な状態、動きと姿が見えなければ直せません。

ビジョンやリイダァーシップが欠乏している時代だと思いますが、
目標が見えたら、弓で矢を放つだけです。
ただ、命中させるには、持久力、集中力修練努力が必要だと思います。

私の場合は七ツの大罪の「怠惰」から抜け出すのが先決です。

時計修理と健康診断

2011年04月18日 | 日記
一ヶ月前頃に健康診断に行って来ました。やっと、結果が出ました。
メタボでした。コレステロール値が高く、血圧も高いようです。

時計の診断も、必ず現象に表れます。
修理するには原因を究明し、不良箇所を見つけ、部品の作動や関係をよく観察します。
悪い部品を交換しただけでは修理したとは言えません。又同じ故障が起こる可能性があります。
真の原因を改善改良しなければ直し(治し)たとは言えません。

人間の健康は時計の修理のように簡単には直せませんが、原因究明は問題解決の王道です。

メタボ現象の真の原因は、以前ブログに書いた。
七ツの大罪の中の二つ、大食と怠惰です。

原因が解れば解決と行かないのは?

十二縁起の文字盤

2011年04月15日 | 日記
お釈迦様が人に合わせて、説いた教えに、六波羅蜜。八正道。十二縁起。とありますが、
時計の文字盤にするには十二縁起がピッタリです。

教えの内容はよく解りませんが、因果関係が連環していて、
この流転の中で人は生き死んで行く。
さらに解らないのは?この流転を止めることが解脱と考えられている。

とりあえず、適当な板と機械が無いので案だけです。
縁が有れば作ります。

八正道の時計

2011年04月11日 | 日記
ラワン材の板を彫っただけではで美しくないので、ペイントしてみました。
鍋敷きとして使うと文字がみえなくなるので、時計の文字盤にしようと思います。
只、八分割は時計には向きません。

仏教には十二縁起と言うのも有り、
次回、縁が有れば作ろうと思います。

八正道の教え

2011年04月10日 | 日記
仏教の教えの中に悟りに到る八つの道が有ります。

長年、鍋敷きに使っていたラワンの板が在りました。
板を八角形に切り、デザインしてみました。
ラワンは木彫に向いていませんが、彫ってみました。

ちなみに、八正道を並べてみます。
正見、正思すい、正語、正業、正命、正精進、正念、正禅定です。

マスターズ

2011年04月08日 | 日記
今日からマスターズゴルフが始まりました。
今はと言うより、ゴルフは全然しませんが、
昨日の朝テレビで、アーノルドパーマーが、マスターズ前日にプレーしているのを見ました。
かっての王者もかなりのおじいちゃんになっていました。

写真の本は1968年に日本のロレックスの代理店が非売品で謹呈した本です。
アーノルドパーマーはロレックスの専属モデルだったからです。
マスターズには永年ロレックスの広告が出ています。

そんな訳で、私が入社した1971年頃は上司や先輩達はゴルフに熱中していたように思います。
私も入社後、三年目ぐらいにゴルフを初めましたが、二年ぐらいで止めてしまいました。

物事を初めたり、止めたりは縁があるか?ないか?
とりあえず、そんなものだと決めました。

起承転結

2011年04月05日 | 日記
ストーリィの構成に起承転結と言うものがあります。
時計に当て嵌めてみると、
全てのものが動き出すにはエネルギーが要ります。時計の起はゼンマイです。
承は力をそのまま伝達する輪列で、
転は輪列の回転運動を往復運動に変換するアンクルです。
結はテンプで、最近の高振動の時計では1時間に36000振動のものがあります。
1分間に600回、1秒間に10振動もします。と言うよりも、
10回振動するように、テンプの重さ、ヒゲゼンマイの硬さ、摩擦、重力、温度、磁気等を考慮し設計されています。
テンプで時間が合うようにコントロールされています。

時計の起承転結には表示を加えなければ完結しません。
表はダィアルです。

写真の時計の1時位置に穴を開け、ゼンマイの入っている香箱にも穴を開け、
起のエネルギーから、結の管理中枢のテンプまでオープンして、

時計の起承転結表も完結です。

更なる改造

2011年04月04日 | 日記
以前9時位置に弓矢をデザインした手巻きの機械です。
全舞がどれぐらい巻けているかを表示する、
パワーリザーブと言う機能がありますが、
これは単純に穴を開け、目視するだけのものです。

どんな感じに成るかを知る為の試作品です。

皮バンドの別作

2011年04月03日 | 日記
ローヅケの方法は大きく分けて、二つあります。
ローヅケする箇所にローを適量、置いて溶接するのと、
針金状のローを接合部で直接溶接する方法です。

どちらも、一長一短です。何度も失敗して、熟練してゆくだけです。

失敗から学ぶ

2011年04月01日 | 日記
金属バンド用の三つ折りクラスプに銅板を加工して金具を作り、皮バンドを付ける。
以前に作った試作品はバネ棒のホルダーがローヅケの箇所が多過ぎて上手くいきません。
試作品を作ると、よりシンプルで、簡単な製作手順が学べます。

技術者の仕事は、いつも思うのですが、失敗して上達します。