もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

イージライダー

2010年05月31日 | 日記
デニス・ホッパーが亡くなりました。
青年の頃に、ニュー・シネマの先駆けと評価され、
多くの若者に支持され、影響を与えた映画イージライダー、
今も寝室の壁に貼って有ります。
バイクは気が向けば、気軽に何処にでも行けると言う、自由の象徴。
デニス・ホッパーは名脇役で、後に監督となり、
反骨と自由な精神で映画も撮り、イージライダーのように生きたのでしょう。
冥福を祈ります。

女神ブリタニア

2010年05月26日 | 日記
ワン ペニー コインの女神はブリタニアと判明しました。コインの女神は右手にユニオンジャックの盾を、左手に矛を持っています。名の由来はグレイト ブリテンから来ています。イギリスの守り神です。ペニーを使った諺も沢山有ります。spend a pennyでトイレに行く。the penny droppedでやっとわかった。turn an honest pennyで律儀に働いて稼ぐ。every pennyで耳をそろえて。米国の俗語で警官こと。ちなみに、ビートルズのpenny laneはジョンレノンが子供の頃に住んでいた地名。私は長い間、rainだと思っていました。日本人の苦手な発音のlaとraです。ワン ペニーほどの大粒の雨が降るのか!

ワンペニーを使った作品

2010年05月25日 | 日記
ワンペニーの大きさは男物の腕時計の文字盤に調度いいのです。
それより、図柄がいいのです。海の軍神だと思いますが、
槍と盾を持ち、兜を被っ女神が海の上を進んで行き、遠くに灯台が波の向こうに描かれています。
流石に世界の海を征した海運国のコインです。
何故?女神だと思うかと言うと、胸が膨らんでいるからです。

コインの髪留め

2010年05月24日 | 日記
ワンペ二イコインで髪留めを作ってみました。
どんな作品でも実際に使って、問題点が有れば改善、改良して行きます。
今回の場合は作品には問題は有りませんでした。
問題は私の髪に有りました。
少し髪の量が減少している様です。

柱時計のオバーホール完了

2010年05月22日 | 日記
注油後、機械をケースにセット、柱に垂直に掛ます。
振り子を付け、左右に手でゆっくり動かし、
カと音の鳴った位置とチの音の鳴った位置が対称に成るようにアンクル竿を曲げて調整します。
次に実際に動かし、耳でカーチーカーチが均等に鳴っているか?を確認します。
文字盤と針を付け、実測します。
遅れる時は振り子を短くし、進む時は長くします。
2~3日動かして問題無ければ、完了です。

柱時計のオバーホール続編

2010年05月21日 | 日記
ベースの地板に洗浄、チェックを終えた部品をセットし、
上の地板を被せ、アガキなどをチェックしながら、
ナットを締め、ほとんど完了です。
後は全てのホゾとガンギ車の歯に注油し、
ケースにセットし時間調整し完成です。
注油は以前にも書いたように適量です。
多いより少ない方がいいのです。
初心者の技術者は多くなりがちです。
多いと油が流れて、注油しない状態に近くなります。

柱時計の分解掃除

2010年05月20日 | 日記
使い捨て時計以外のほとんどの機械時計は
メンテナンスを前提として造られていますので、
分解仕易い構造に成っています。
写真の振り子を中心に、右に時間を刻む機構、左に時を打つ機構と配置されています。
先人の天才的時計師が考え出した構造です。
先ず、分解した部品をチェックしながらベンジンと刷毛で一つずつ洗って行きます。
ベンジンを使う時は火気厳禁です。タバコなど以っての外です。
地板のホゾ穴も爪楊枝などで綺麗にして輪列を組み込みます。


続く

柱時計の機械

2010年05月19日 | 日記
友人より預かった。掛け時計の機械です。
ボンボン時計とも言います。時間の数だけボンと時を打ちます。
夜中など、結構うるさいので、この時計も鳴らないように細工されています。
時間を刻む方のゼンマイは切れて拡がっています。
時を打つゼンマイは切れていないので、こちらのゼンマイを時間を刻む方に使います。
先ず、機械時計を分解する時、注意する事はゼンマイを解き、
ニュートラルの状態にして分解する事です。
ゼンマイが巻かれた状態で分解すると大変な事故になります。
間違いありません!

ノスタルジー

2010年05月18日 | 日記
大阪の旭区大宮町、中宮町は子供の頃からええ大人になる迄住んで居た懐かしい町です。
この前の日曜日に、以前、中宮町に青年の頃迄住んで居た
小学校時代からの古い友人と高槻からの帰り道、
二人の母校(大宮西小学校)や江野公園や
よくたむろしていた写真のお地蔵さん等ある町を懐かしく觀て周りました。
友人の住んで居た家は跡形もありませんでした。
高槻へ行ったのは友人の家の掛け時計を持ち帰りる為でした。
掛け時計の修理調整は今度ブログに載せます。