もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
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満身創痍と創意工夫

銅板の鍛金

2011年11月30日 | 日記
鍛金の目的は3つ有ります。
1、製品が求める厚さにする。
2、金属を叩き締めるとバネ状になる。
3、鎚目や模様を入れて美しくする。
リガチャーに求められるのは1,2、です。

銅板を叩き地金を締めます。叩いていると硬くなります。
バーナーで熱を加えると、また軟くなります。
金属を叩き加工する技法を鍛金と言います。

凄い熟練した職人さんは主に銀や銅板で、一枚の板を叩き延ばして急須なども作ります。
鍛金で作られた工芸作品を見て、製作に掛けた時間を思うと溜め息が出ます。とにかく、凄い技です。

銅板を叩くといい音に鳴る様なので、写真の叩いた板でやり残したリガチャーを作ります。

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