もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

ハート形のカレンダー窓

2009年05月15日 | 日記
ダイアルに窓を開け、彫刻?をしようと削り始めたら、力が掛かり、干支足が折れましたので、足は後で付けることにして、ダイアル全体を保持するため、ヤニ台に付けて彫刻します。始めから手間を惜しまず作業していれば足を折ることはなかった。諺で言えば(急がば廻れ)ベンチャーズのウオーク ドント ラン

寄せ集め時計

2009年05月14日 | 日記
ケースは昔から家に有ったものでスイスのケースメーカーのものです。
機械はガラスの割れたREGENTとケースとダイアルに書かれている
Hong kongメイドの時計から使うことにしました。
機械はスイスのエボッシュのもので並品です。
ダイアルは40年程前に一世を風靡した、
ラドーとか、テクノスのものです。
機械は曜日付きなのでカレンダー窓を拡げる必要があります。

忘れ物

2009年05月14日 | 日記
この前の連休にホームパーティーをしました。
その時の忘れ物です。
タオル地のハンカチの猫の尻尾が飛び出ていて、
面白いアイディアだと思います。
ちなみに、百万円の札束はメモ用紙です。

ダイアルの彫刻

2009年05月12日 | 日記
彫刻とまでイカナイが外周を削りました。
機械の方はゼンマイ切れと巻き芯の曲がりがありました。
針とダイアルの外周が錆びていたのは竜頭に衝撃があり巻き芯が曲がり、
竜頭のチュウブから水が入り錆びたのでしょう。

国産腕時計のキング

2009年05月10日 | 日記
キングセイコーと言われるだけに、手巻き時計の最高峰と思います。
並品なら17石、この時計は25石、8石も多い、
石とは歯車の磨耗や抵抗を減らし、オイルの保持の為に使われている人造ルビーのことです。
長く技術者として時計を見て来ましたが、
ゼンマイの入っているコウバコに2石使っているのは初めてみました。
とにかく、この時計を改造しようと思います。

リガチャーの改良

2009年05月07日 | サックス
この様なリングタイプはネジ留めタイプよりはネジ部分の無い分、
良い音(振動が邪魔されない)と言われている。
欠点はリードをしっかりと保持しにくいこと、
リードを押さえるリガチャーの内側の突起がリードに極度に圧力が掛かりすぎて
良いコンディションを長く保ち難い。
この二つの欠点をカバーする為に、
マウスピースにしっかりと押し込む為のリングの外側の三つの突起と
リードを均一押さえ、振動しやすいよう、
楕円形のリングをリガチャーの内側に付けました。
私的には80点ぐらいだと思います。
もちろん音がですが。