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韓国海軍レーダー照射-嘘つき同士の喧嘩ですか?

今回は巷で話題になってる、あの事件についてです。


レーダー照射、韓国「対話応じるべきだ」 日本は否定的
古城博隆、武田肇 2019年1月22日23時55分

 海上自衛隊の哨戒機が韓国軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたとされる問題で、韓国国防省報道官は22日、「日本が真実を明らかにする意思があるなら、対話に応じるべきだ」と協議の継続を呼びかけた。

 一方、岩屋毅防衛相は同日の閣議後会見で、21日に公表した「最終見解」について「(韓国と)協議を継続しても真相の解明に至らないと判断した」と説明。韓国側が協議再開を申し入れた場合でも「批判の応酬になるような会議は持つべきではない」とした。

 この日開かれた自民党の国防部会では、韓国によるレーダー照射について非難決議をするべきだとする意見が出た。防衛交流の中止や韓国への独自制裁を求める声もあった。

(以下略)

引用元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM1Q5KH2M1QUTIL028.html


昨年12月20日の事件発生以来、まだ、これやってるんですね。はっきり言えるのは、洋上での出来事だし、証拠を含めて当事者以外に事実確認なんかできないってことでしょう。マスコミを通してどちらが正しいの正しくないのって言われても、私たちに判断できる材料なんて元々ないのですから。

何か議論としてあるならば、サッカーやその他のスポーツの試合のように、心情的に自国の方を応援するということくらいでしょうか。でもそれは、韓国民だって同じでしょう。軍事が絡むこんな根拠のはっきりしない騒ぎは、当事者機関同士で穏便に解決するのが筋なのではないでしょうか?


■友軍国でも警戒するのは当たり前
韓国軍管制機(E737)の通信音声を傍受していたという元海上自衛官さんのブログにある通り、友軍だろうと隣国軍の動きを常時監視警戒するのは、軍務についてるなら当たり前ですよね。

これを韓国側の立場で考えれば、日本に対して警戒しなければいけない理由がこの時期いくつもあったじゃないですか

 ・護衛艦いずもの空母化決定(昨年12月初め)
 ・最新哨戒機P1の配備(2013~)

 
 空母化が予定されている「いずも」(左)と最新哨戒機P1(右)

どちらも日本の独自開発かつ軍備の拡大事項ですから、韓国側の事情に立てば、喉から手が出るほど情報が欲しいところでしょうね。私が、韓国海軍側の艦長だったら、国際問題になろうが、自国政府に怒られようが、P1の性能を確かめるためにわざとレーダー照射しますよ。命を掛けた仕事をしてるのですから、一番近い国の兵器能力の情報を採るなんて生き残るためには当たり前だと思うのですが?

それをまた、レーダー波形を持ち出してまで、こっちの言い分を通そうとする日本側もどうかと思います。そうやって、日本の情報収集能力を韓国軍に教えてあげる必要があるのかないのか。建設的な協議ができないなどと、後になって再協議を拒否するくらいなら、初めから内々で処理しておけばよかったものを。


■韓国インテリジェンスは掴んでいた?
岩屋防衛大臣は「こちらは哨戒機であり、攻撃艦船のレーダー照射によって脅威を受けたのは日本側だ」とおっしゃってますが、哨戒機だからスペック通り武器はないなんて、そんな話を信じてるプロの軍人はいないでしょ。実戦になって何の防御もないまま哨戒飛行に出動させる訳はなく、どんな軽武装であれいずれの装備を備えているのかと考えるのが軍人です。

はっきり言って

 P1は未公表の電磁兵器を装備

してます。私の元へ情報が入っているくらいですから、韓国インテリジェンスに入っていない訳がない。衝突覚悟でその性能を確認する動きに出るのは、外国軍として当然かなと思ったりします。だって、これをくらったら、いかなる艦船も立ち往生してしまうくらい強力な装備ですからね。

 
 EMP (Electromagnetic Pulse)
 映画「マトリックス」に登場した電磁パルス兵器
 電子機器だけでなく機械的動力も停止させる究極兵器です

でも、この電磁兵器、原理は分かっているので防御するのは案外簡単だったりします。私も日本人だからこれ以上書きませんが(茶番が続くようならこのブログで防御方法を公表します)、痛い腹を探られてムキになって反論する日本国政府の態度もどうなのかなぁと、ちょっと残念に思ったりするのです。軍事ですからね、嘘つきはお互い様でしょ?


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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