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JAL123便墜落事故-真相を追う-自衛隊への最後通告

このブログでは、我々が調査した結果を徐々に開示することで、関係者の猛省と真実の公表、そして同じ人間同士としての和解を目指していました。しかし、一昨日からこの記事を書くまでの間、自衛隊関係者、いや、この様に書くと良識有る他の自衛隊員の方々にまでご迷惑がかかるでしょうから、具体的に部隊名を挙げると

 陸上自衛隊東部方面区北富士駐屯地に設置されている極秘の特殊部隊、および富士駐屯地の富士学校

の隊員によると思われる、およそ一個中隊(約100名規模)の車両数十台、および、大宮の化学防護隊の車両により、私およびS氏が運転する自動車が執拗に追い回され、また特殊兵器による攻撃を受け、何度も死の危険に追いやられました。これを踏まえ、もはや「許し」と「和解」の選択を放棄せざるを得ない状況に陥ったことを、非常に残念ですが、読者の皆様にご報告します。

よって、この記事は自衛隊関係者に対する最後通告として、緊急に提言するものです。これが聞き入られない場合、黙殺される場合、また、今後もこのような殺人行為を継続する場合、私たちは次の重要事実について、殺される前に知り得たことを余すところ無く、全てこのブログで開示します。それは

 ・私たちを襲撃した車両ナンバーと顔写真、その手口
 ・JAL123便の積荷が何であったのか-真の撃墜理由
 ・JAL123便の最終的な墜落原因
 ・事故現場地下に建設された揚水発電所内で何が行われているのか
 ・4~50名生存していた事故犠牲者に対し、あなたたちが何をしたのか
 ・国民に黙ってあなたたちが何を開発していたのか
 ・誰があなたたちに、技術と資金を提供したのか
 ・あなたたちがこれから何をしようと企てているのか
 ・あなたたちと行動を共にした大企業とその犯罪行為
 ・そして、真の黒幕とその目的

など、私としても多くの日本国民にとって刺激が強過ぎて、自身の手で開示するのが躊躇われることばかりのものです。私の最新の研究では、米国・旧ソ連の積極的関与はもはや隠せるものではありませんが、両大国の対立関係の中で上手に立ち回り、旧大日本帝国軍再興の野望を夢見て暴挙に打って出たのは、まさにあなたたちでありました。

大人しいポチの振りをして米国の言いなりを装い、東側国と組んで軍事の独自路線を歩もうとしたことについては、賛否両論分かれる問題でもあり、敢えてそれを問題にしませんが、その刃が自国民に向き、520名の犠牲者を生み出したことについては、いかなる言い逃れも正当化することはできません。

私は、あなたたちが、(今すぐでなくとも)期限を決めてJAL123便の情報を公開すると約束しない限り、上記の事項について調査結果を淡々とここに書き綴ります。単なる頭のおかしい人間の戯言だと思わないでください。上記について動かし難い物証も既に手にしています。その物証にほんの少し手を加えるだけで多くの人間を殺害する物質に変化することは、あなたたちもよくご存知でしょう。公安警察の方々にもサンプルをお渡ししましたよね?いつまでも頬かむりしないでください。いったい誰のための警察なのですか!警察のヘリコプターが撃墜され、お仲間のお命が失われた事実を知っていながら、どうして事実解明に動こうとしないのでしょうか?

事故犠牲者の一人、N川さんは御遺影に写った大礼服を見る限り、陸上自衛隊1尉クラスの士官とお見受けしますが、陸上自衛隊の皆さんは、お仲間の死について、いったいどのようにお考えなのでしょうか?私は、国民を見殺しにし、仲間を見殺しにするあなたたちに、もはや日本国に存在する大義はないと思うのですが、如何でしょうか?

以上、連絡を待ちますが、待っている間に私が何も行動しないとお取りにならないように。また、あらゆる威圧的行為は本通告に対する拒絶と解釈しますので、ご注意ください。なお、F-4EJの機体破片については、記者会見を開催した後、防衛省に対し国有財産の喪失に関する情報公開を求めていく所存ですので、ご答弁の準備をよろしくお願い申し上げます。

SI MALE LOCUTUS SUM TESTIMONIUM PERHIBE DE MALO SI AUTEM BENE QUID ME CAEDIS

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JAL123便墜落事故-真相を追う-セミナー開催報告(091212)

----- 本記事は12月15日午後に加筆訂正されています-----


12月12日(土)、都内某所で開催されたB氏の月例セミナーにて、1時間半程度の時間枠をお借りして、JAL123便事故に関する最新の研究内容を報告いたしました。

報告内容の主な項目は以下の3点です。
(1) 羽田-静岡までの飛行ルートの分析
(2) S氏が現場で拾得した航空機材の公開
(3) 1998年の橋本-エリツィン会談と日航機事故の関連性について

(1)では、事故犠牲者の1人である小川哲さん(あるいは同氏のお嬢様)が撮られた写真、および事故調査報告書に掲載された、海上で回収された尾翼写真を厳密に解析することにより、事故調査報告書に記された飛行ルートがまったくのデッチアゲであることを証明、及び、垂直尾翼は御巣鷹の尾根より、偽装工作のためにわざわざ運搬されていた可能性が極めて高いことを解説しました。以上よりわかった事実を箇条書きにします。
 ・123便は、早くから要撃(航空機による追撃)の回避行動を行っている
 ・垂直尾翼は墜落直前まで失われていなかった
 ・垂直尾翼の操舵は墜落直前まで可能であった
 ・事故調発表の飛行ルートに準拠するボイスレコーダー(CVR)及び、
  フライトレコーダー(CFR)は著しく改竄されている

(2)においては、事故現場付近に落ちていた以下の機材破片を、セミナー参加の皆様に、実際に手にとってご確認いただきました。
 ① UH-1Hの機体 フレーム破片 (米陸軍MP、または警視庁・警察庁)
 ② F-4EJファントム 機体破片 (航空自衛隊)
 ③ MIG-25 機体破片(旧ソ連)
 ④ F-117 機体破片(米空軍)
読者の皆さんにとっても驚きでしょうが、何を隠そう、一番驚いているのは、国際軍事を専門にしているB氏であり、私自身です。S氏の手によるこの驚異の発見により、以前より私たちが想定していた「米空軍説」についても、大幅な修正が余儀なくされました。

(3)橋本-エリツィン会談が行われた、伊豆半島東海岸の川奈(かわな)は、私たちの現場調査と資料分析の結果、JAL123便の実際の飛行ルート直下と判断した場所です。ここで(2)のMIG-25が交渉材料として使われたことは、状況証拠などから充分にその可能性が伺われ、北方領土の2島返還寸前まで交渉が進んだと言われる同会談の背景に日航機事故の真相が潜んでいることを明らかにしました。会談に臨んだ橋本龍太郎元首相は、1987年に公布された事故調査報告書の最高責任者(運輸大臣-当時)でもあります。


(2)の写真と解説については、下記をご覧ください。(1)飛行ルート分析と(3)川奈会談の背景については、別テーマとして当ブログで取り扱う予定です。何だか後回しの宿題がすっかり多くなってしまいましたね、ごめんなさい。


■公表資料の解説

写真1は同セミナーで公開した航空機材の破片(4点)です。各破片について、B氏による鑑定を基に、簡単な解説を加えます。


写真1:公開した破片

① UH-1H
その青い塗装から、米陸軍のMP(Military Police)所属のヘリコプターであると解説しましたが、同色の塗装は日本の警視庁、及び警察庁のヘリコプターにも施されています。事故現場に対して警察が調査用のヘリを出すのは極めて当たり前のことで(そうでないと困りますよね)、このフレームの機材は必ずしも米軍のものとは限定されません。事故現場、「招魂の碑」の近くにはかなり立派な警視庁による救難活動の碑も建立されており、何か深い意味を感じさせます。やはり戦乱に巻き込まれた、警察関係のものだったのでしょうか?


写真2:警視庁のUH-1H 写真は救助活動で活躍した警視庁の「おおとり」

② F-4EJ
アルミ合金と思われますが、ぶ厚くて重く、手にずっしりときます。この合金は、機体重量の重さに難が指摘されているF-4特有のものであり、リベット径から旧型であることも判定できます。また、かなり退色しているもののベージュ系の塗装跡が確認され、明らかに航空自衛隊の機材であると断定できます。

自衛隊機が落ちていたということは、この事故への自衛隊の関与に関して深い示唆を私たち与えます。仮に撃ち落されたとしたなら何故彼らは黙っているのか?また事故で墜落したとしても、それを沈黙したり、隠す必要はどこにあったのか?自衛隊を犯人扱いする諸説が溢れているのに、自衛隊のとっている行動は奇妙としか言いようがありません。


写真3:航空自衛隊のF-4EJ (Wikipediaより)

③ Mig-25
B氏によると、この機体の出現については想定範囲であったそうです。米軍・自衛隊による乱戦が発生しているような状況では、旧ソ連がハバロフスクから最速の偵察機(Mig-25R)を送り出し、現状視察を行うことは想像に難くないとのこと。それにしても、簡単に落とされていることに対しては、素直に驚きを覚えます。判定の決め手となったのは、破片がやや黄色味を帯びたニッケルを含んだ鋼材であったこと。耐熱用の鉄鋼であり、世界広しとはいえ、このように素朴な素材を戦闘機の機体に用いているのはMig-25以外に有り得ません。

ただし、B氏の偵察機説に対しては、私は若干異論があり、このMig-25こそが相模湾上空に現れた未確認航空機でないかと推察しています。そうだとすれば、航続距離の短い戦闘機タイプであり、ハバロフスクから飛来して作戦実行するのはかなり難しいことになります。しかし、当時、日本から最も近い東側の国はどこかと考えた時、私は「北朝鮮」がMigの発進に関与した可能性があることも考慮しておくべきだと思っています。角田四郎氏の著書「疑惑」では、日航職員が犠牲者の家族に向かって「北朝鮮のミサイルに撃ち落された」と語っていたことが紹介されていますが、薮から棒に「北朝鮮」の名前が出てくるのはかなり不自然であり、その時の日航職員が北朝鮮に関する何らかの情報を得ていたと考えるのが、最も自然なのではないでしょうか。

加えて、川奈会談の交渉材料がMig-25Rの日本国内墜落だけでは、北方領土の2島返還の決め手として強いとは思えず、やはりMig-25戦闘機が相模湾上空で123便に直接関与したからこそ、エリツィン元ロシア大統領に対して橋本元首相は強気で責められたのでないかと推察されます。もちろん、伊豆の川奈という地を、交渉場所に選んだ最大の理由も、おそらくそこにあったのでしょう。


写真4:旧ソ連軍の Mig-25 (Wikipediaより)


写真5:Mig-25で使用されている3重の燃料配管
   「設計思想が西側戦闘機と根本的に異なる。Mig-25のものに間違いない」by B氏


④ F-117
この機材の出現は私たちを最も悩ませました。「気になる怪説(2)」でバッサリと切り捨てた手前、何とも切り出しにくいのですが、こうやって実物を見せ付けられると、観念して認めざるを得ません。S氏は以前から「F-19(F-117と同じ)が落ちている」と主張しておりましたが、「いくら何でもそんなことは有り得ない」と意に介してなかったのは私やB氏です。固定観念に囚われていたのは間違いなく私たちで、S氏にはこのブログを借りてお詫びの意を伝えたいと思います。

さて、特殊なステルス機材を採用しているため、本機の判定は極めて容易です。柔軟性のあるガラス繊維が翼面に採用されており、ハニカム構造で強度を高めた上にハニカム内に軽量金属を充填している。占める面積に比べて非常に軽く、航空機の機体素材として全く異質なものです。事故当時、その存在すら公表されていなかった米空軍の F-117 に間違いありません。

困ったのは、現在「そしてミサイルは発射された」シリーズで書きかけの「謎の黒い戦闘機」に続いて、F-117と、米空軍の戦闘機、それも当時最新鋭の機材が惜しみなく投入され、しかも落とされている(墜落かもしれませんが)その事実そのものについてです。このまま米軍、自衛隊の関与を考えているだけでは、全体の背景説明を行うことはたいへんに困難です。もはや旧ソ連(+北朝鮮)の積極的関与と、'事変'隠蔽のために動いた何らかの国内組織の存在を想定することは避けられないと私は考えます。そして、その組織とはおそらく「グリコ森永事件」、「松本サリン事件」など、日本の怪事件に大きく関与しているグループでしょう。思い返してみれば、これらの事件でよく噂される黒幕とは、「CIA」や「米軍」はもちろん、「北朝鮮」であり「ロシア」であり、そして「自衛隊」です。日航機事故の一件もこれら怪事件の系統につながるとは言えないでしょうか?


写真6:米空軍のステルス戦闘機 F-117 (Wikipediaより)


写真7:F-117の翼面素材(柔軟性のあるガラス繊維)、④の裏面


* * *

それほど深く考えずに付けたブログタイトル「(新)日本の黒い霧」ですが、日航機事故に関する「黒い霧」が、まさかこれほど深く暗いものだとは思いもしませんでした。最近になって、私の身辺でもたびたび黒い霧を見かけるようになりましたが、世の中を明るく照らす街灯はいったいどこに行けばあるのでしょうか。


ADHUC MULTA HABEO VOBIS DICERE SED NON POTESTIS PORTARE MODO

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JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(9)

物証の提示をモットーとしている当ブログですが、今回は推論に拠るところが多いことを予めお断りしておきます。あくまでも可能性の高い仮説の一つとしてお考えください。

さて、事故現場でどうもミサイル類が飛び交っていたようだということは、前回の「そしてミサイルは発射された(8)」で報告しましたが、ここまで物証が多岐に渡っていると、発射母機や発射対象が何であったかを特定するのがかえって困難です。そこで、弾頭形状が割合はっきりしている、第3エンジンに突き刺さっているこの写真(写真1)の物体に絞って考えてみたいと思います。


写真1:第3エンジンの写真


■本当に第3エンジン?疑問に答える

論証の前に、コメント等で指摘がありました、これが本当にジャンボジェットのエンジンなのか?という疑問の声にお答えしたいと思います。「オバマ大統領訪日に寄せて」でRC-135がどうやら墜落しているようだとお伝えしたので、このエンジンがRC-135のものなのではないかという疑問が生じても当然です。写真を見る限り、手前の人物の身長と比べてもエンジン径がずいぶんと小さいように見えます。

実は、当初、私もこれが本当にジャンボジェットのエンジンだったかどうか疑わしく思っていました。そこで、指摘を受けて改めて調べてみたところ、やはりこれは、ジャンボのもの、というよりは、RC-135のものではないだろうという結論に至りました

まず基礎データとして、2つの機種で採用されているエンジンモデルとエンジン径を掲載します。

   B747: P&W JT9D系 約2.3m (モデルにより数センチ程度異なる)
  RC-135: P&W TF33系 約1.0m (ただし、軍機なのでカタログ通りとは限らない)

これに写真の分析を加えると以下のように判断されます。

(1)全身が写った写真の人物を身長170cmと仮定した場合、写真画像の投影面と同一平面上で長さを比較したとしても、エンジン径がたった 1mというのはちょっと無理があるでしょう。しかし、それでも2.3mにはちょっと足りないのではないか?

(2)この写真は深度を深く設定しているため、遠近感がはっきりしません。斜面の上から見下ろして撮っていることはわかりますが、エンジンがどれくらいの距離だけ斜面を下ったところにあるのか、よくわからないのです。幸い、肩から上だけ写った人物が最前面にいるので、だいたいの傾斜角が予測できます。図1を参考にしていただければわかるように、エンジンの上端が、全身が写っている人物の足元より低い位置に落ちていれば、2.3m径のエンジンでも、投影面上での見かけの高さはその人物の背丈と同じ位になり、写真1と同じ構図を構成します。


図1:エンジン径の検証

(1)(2)より、サイズに関してはジャンボのエンジンである可能性が高いといえるでしょう。もちろん、他にも墜落機が存在している可能性がある以上、微細な部分の検証は必要でしょうが、さすがにこれ以上の解析はエンジン整備士としての知見が必要です。ここではJAL123便のものと仮定した上で論証を進めます。


■B氏を唸らせた物

毎度同じお馴染みになりました、国際軍事評論家のB氏ですが、実はこの方も昨年2008年の秋口までは、JAL123便については単なる事故だと思っていたのです(「それでも軍事評論家か!」というツッコミはとりあえず抑えておきます)。夏頃に私がB氏に世間で流布されている各説を説明した時も、「事故以外の原因があったのなら、当時(*1)、私の元に情報が絶対に届いているはず。だから、それは事故だと思いますよ。」といった具合で、全く取り付く島がありませんでした。

秋になって、何とかB氏に見ていただいたのが写真1です。この写真を見た瞬間、B氏は目を剥いたまま沈黙してしまいました。その沈黙を破って出てきた最初の言葉、それが
「ファルコン・・・・」
だったのです。

[*1] B氏が公務で軍事・政治の情報収集活動を行っていた頃です。その後の調査で、事故犠牲者の中に遠縁ですがB氏の関係者が複数含まれていることが分かり、B氏が意図的に情報を知らされなかったことが明らかになりました(調査対象に関係する人員は、メンバーから外すのが情報収集の世界では鉄則ですし、まともな民間企業でも個人的な利害関係者をプロジェクトに加えたりしないでしょう)。


■「ファルコン」とは何か?

さて、その「ファルコン(Falcon)」ですが、米国ヒューズ社(現レイセオン社)が開発、生産している空対空ミサイルのことです。様々な派生型があるのですが、まずは写真2をご覧ください。B氏によると、突き出したこのミサイルの弾頭形状は、自衛隊が採用しているスパローやサイドワインダーなどではなく、明らかにファルコン系列のものであるということです。


写真2:米国ヒューズ社のミサイル群(ジェーン年鑑より)

上の写真を見ると、確かに AIM-4,AIM-26,AIM-47 辺りはそうかなぁと思いますが、私の鑑識眼では断定までは難しいです。ここはとりあえず、B氏の主張と解説に沿って進めます。


写真3:(左)AIM-4F、(中)AIM-26、(右)AIM-47A

さて、この2つのミサイルの断面の径を比較すると、AIM-4と26の径は28cm、AIM-47Aの径は33cmです。写真1に写っているエンジン径が2.3mということ、衝撃のため多少変形していることを考慮すると、どちらも可能性はあるでしょう。しかし、AIM-47Aの開発が公式記録上はプロトタイプで終わっていることや、長距離(210km)射程用であることを考え合わせると、AIM-4、AIM-26の方が、被写体である可能性が高いと言えるでしょう。よって、この先の解説は基本的に AIM-4またはAIM-26を念頭に置いて進めます。

なお、第3エンジンへの突入物のものか、AIM-4/26のものかどうかまでは断定できませんが、炭素繊維(CF)を基材とした破片で、ミサイル弾頭のシーカー部(先端センサー部分)の外装と思われる物証を、写真4に掲載します。CFは強度・耐摩耗性に優れていることから、主にミサイルのシーカー部に用いられます。一方、側面にはジュラルミンなどの金属が使われます。これを見つけたS氏によると、落ちていたのは、第3エンジンの発見位置からは多少離れた場所(*2)とのことです。


写真4:ミサイルシーカー部の外装破片、無数の細かい小さな傷が気になる
  (精密な物性検査はまだ行っていませんので、現時点においては、
   B氏が実物を手にした上での推定としてご紹介します)

[*2] 最近、民間偽装の自衛隊関係者と思われる方々がS氏の通った跡を徹底的に回収しているようです。現物確保の観点から、具体的な場所については、それが必要な場合を除いて当ブログでは情報を掲載しません。


■「ファルコン」が示すもの

このミサイルが「ファルコン」であることと他の空対空ミサイルであることの間には、一般に想像する以上に大きな隔たりがあります。まず「ファルコン系」ミサイルとは、単にミサイル単体を指すのではなく、正しくは、(1)ミサイル本体、(2)発射母機(戦闘機)、(3)地上管制を含めたミサイル要撃システムのことを指すと言っても過言ではありません。また使用対象も、対戦闘機というよりは、対爆撃機(大型機)用に開発されたものです。


図2:ミサイル要撃システム

要撃システムに深く組み込まれている点から、写真3のミサイルを「ミサイルだけ売ってください」という訳にはいきません。地上レーダーや戦闘機を含む運用システム単位の導入が求められるのです。つまり、後から航空自衛隊のF-4EJに取り付けたいといっても、基本的にそれは無理だと言えます。このように、それなりに大仕掛けなシステムなので、その性能および役回り、そして導入コストは自衛隊のスパローやサイドワインダーとはかなり異なると考えて良いでしょう。

基本的な特徴としては、

 ・ホーミング方式:赤外線熱感知、セミアクティブ併用
 ・炸薬量:サイドワインダーやスパローのだいたい倍量(通常弾頭の場合)

また、1985年当時における空対空ミサイルの起爆タイミングは、無理に命中直撃を狙わず、敵機近傍で爆発して、何かしら確実にダメージを与える「近接爆発」の方式をとるのが主流でした。ただし、ファルコン系列には、「直撃」が可能なら自律的にそちらを選択する、当時としては優れたコンピュータシステムが導入されており、直撃弾の不発弾頭が発見されたということは、それだけで、ファルコンが投入されたことを疑う理由の一つになり得ます。

以上、簡単に「ファルコン系」で一括りにしてしまいましたが、実際には多様な発展型・派生型があり、必ずしも全てが上記の説明通りでないことだけはお断りしておきます。ここでは、あまり細かい事ばかりばかりでもうんざりでしょうから、「ファルコン」はちょっと高級な空対空ミサイルだと理解しておいてください。そして、日航機事故と関る大事な点として、次の5点を指摘しておきます。

 (1)当時ファルコンの発射母機となり得る機種は限られる
 (2)ファルコン要撃システムを導入していた国は極めて限定的 (軍事機密が多い)
 (3)日本の自衛隊はファルコン要撃システムを導入していない(高価すぎ)
 (4)AIM-4の場合は赤い(オレンジの)塗装を施しているものがある(写真3)
 (5)AIM-26にはA,B 2つのタイプが存在し、Aタイプは核ミサイルである

ここからさらに次の類推が生じます。

A:(1)~(3)より、日本の上空においては、米国籍の限られた機種のみが、
 ファルコンの発射母機として考えられる。
B:(4)については、「そしてミサイルは発射された(3)」の赤い破片との関係が疑われる。
C:(5)からは、撃墜時にを使用した可能性が生じてくる(*3)

やっと、ここにたどり着きました。Aの戦闘機こそが「謎の黒い戦闘機」として、日航機墜落に大きく関っていると、私が予想しているものです。Bについては、まだ充分な確証となっていませんが、これまでの自衛隊標的機説に代わって、「垂直尾翼に付着したオレンジ色の塗料」なる証言を説明する鍵になるのではないかと考えています。そして、最後のCこそが、ミサイル発射の検証を完結させる上で言及を避けて通れない、たいへん重大な意味を持つトピックであることは、賢明な読者の皆様は早い段階でお気づきでしょう(*3)。

以上、長くなってしまったので、申し訳ありませんが、「謎の黒い戦闘機」の詳細については次回に持ち越しとさせていただきます。

[*3] ファルコンが搭載する核ユニットは 約15cm立方内に収まり、事故当時、世界最小の小型核弾頭であったことを、情報として付け加えておきます。

* * *

このブログの原稿を書いていた本日午前11時頃、ヘリコプターが低空でゆっくりと私の自宅の真上を通過していきました。今日に限らず、ここのところ、やけに頻繁にヘリが上空を通過します。こんな活動をしている以上、どちらからどんな目的で派遣されたかまではいちいち詮索しませんが、近所迷惑なので、そこのところ、よろしくご配慮をお願い申し上げます。それから、現場調査の帰り、片輪だけタイヤの空気圧を減らされ、S氏が事故を起こしそうになりました。本人が危険なのはもちろん、他車を巻き込む危険がありますので、こちらもお止めください。そろそろ、公費を使ってこんなことを繰り返す愚かしさに気がついてください。

ET VIDI ET AUDIVI VOCEM UNIUS AQUILAE VOLANTIS PER MEDIUM CAELUM DICENTIS VOCE MAGNA VAE VAE VAE HABITANTIBUS IN TERRA DE CETERIS VOCIBUS TUBAE TRIUM ANGELORUM QUI ERANT TUBA CANITURI

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JAL123便墜落事故-真相を追う-そしてミサイルは発射された(8)

ミサイルの話題から遠ざかってしまい申し訳ありません。今回こそ本題に入りたいと思います。

その前に・・・

これまで私が書いてきたことに対して、色々なご意見やご批判があるようですが、お願いしたいのは、人生、たかだか数10年のご経験やそこから得てきた常識だけで物事を判断するのを止めていただきたいことです。読者の皆様に限らず、この調査に協力していただいているメンバー全てが、最初は目の前に突きつけられた現実に対し拒絶の念を覚えながらも、自身の経験と常識を乗り越える選択をし、このブログでの発表を決意したのです。

私たちが全てを知っているとも、絶対に正しいとも言い切るつもりもありません。現実を見据えた時、これが最も合理的であると結論付けたものを発表しているだけのことです。ですから、無定見な中傷は論外としても、ご批判されるのはご自由にどうぞ。私はむしろ、書かれたものをむやみに盲信しないその姿勢を高く評価します(※1)。ただし、「ネットを検索したけどそんな情報はない」程度のものを根拠として批判されても困ります。ネットの世界は現実の世界ではありませんから。批判を行う方は、少なくとも現地を訪れ、群馬県上野村、および事故現場周辺のあの独特の雰囲気を肌で感じてください。また、土の採集や放射線測定器で調べればより多くのことがわかってくるでしょう。ただし、くどいようですが、現地は最高レベルの監視体制下(※2)に置かれていることだけは、初めにご忠告申し上げます。

※1 日航機事故に関して書かれたものの代表といえば「事故調査報告書」ですが、これが改竄されたものであることを近日このブログで証明します。これにより自動的に、ボイスレコーダー(CVR)およびフライトレコーダー(CFR)改竄の事実が確定します。同時に日本航空上層部および政府・運輸省(当時)、事故調査委員会が国民に向けて壮大な嘘を発表したことが露呈することでしょう。繰り返しになりますが、このブログでの公表前に、関係者による真実の告白を切に求めます。

※2 通常は、近くの尾根などから双眼鏡でこちらを監視しています。測定器などを持って歩いていると、もともと人気のない土地にも拘わらず、いつの間にか回りに人が現れます。電力会社や営林署などの民間人に偽装しているので表向きは異常を感じませんが。


■ミサイル部品について語る

ここでは「そしてミサイルは発射された(3)」で掲示したミサイル部品の写真(写真3)について解説します。以下、この写真を国際軍事評論家のB氏に鑑定していただいた時の様子を会話形式でご紹介いたします。

---------------------------------(ここから)----------------------------------

管理者:「S氏からこういう部品(写真1)が、第3エンジンが落下していた付近に大量に散乱していると報告がありましたが、何かミサイルに関係する物なのでしょうか?」


写真1:四角いミサイル部品

B氏:「うーん、これだけではちょっと何とも言えないですね。何か大きさが分かる写真はありませんか」

管理者:「こちらは、指が写っているもの(写真2)です。そんなに大きな物ではないですよ。」


写真2 :四角いミサイル部品(大きさのわかるもの)


B氏:「ああ、これで分かりました。ミサイルの信管に使われる部品です。真ん中の穴に芯を貫通させて固定し、信管の中をこの部品で区切っているんです。信管の奥の方、起爆装置の付近でこの四角い部品が使われており、ミサイル先端近くの誘導装置の辺りになると、形状が変わって丸い部品が使われているんですよ。」

管理者:「ちょと先生、まだお見せしていないのに何で分かるんですか(汗)。丸いのが写っているのもあるんですよ(写真3)。」


写真3 :丸と四角のミサイル部品

B氏:「本当だ、これで間違いないですね。空対空ミサイルの信管に使われている部品です。この仕切り板の間に電子部品などが装着されているんですよ。昔、ミサイルの組立現場で同じ物を実際に見ています。」

管理者:「それじゃあ、メーカーとか分かりますか?」

B氏:「米国ヒューズ社(現レイセオン社)製の空対空ミサイルで間違いないでしょう。」

---------------------------------(ここまで)----------------------------------

以上、真ん中に小さな穴の開いた丸と四角の小片、これはミサイル信管内のセパレータ(仕切り板)なのです。詳しくは空対空ミサイル弾頭の構造を示した概略図(図1)をご覧ください。


図1 :空対空ミサイル弾頭の構造(概略図)

この事実を裏付ける証拠物も存在します。この丸いセパレータがピタリと収まる丸い径の切り口を有する、ジュラルミンと思われる金属破片(写真4)。その形状からして明らかにミサイル弾頭の先端コーン部分であることが分かります。


写真4 :空対空ミサイル先端部分

以上から、少なくとも御巣鷹の尾根、事故現場でミサイルの断片が見つかったことは動かし難い事実となりました。もちろん、かなり苦しい説明ですが、これが積荷だった可能性もない訳ではありません(それならそれで大問題ですが)。しかし、「そしてミサイルは発射された(2)」で示したように、エンジンに突き刺さったミサイルの不発弾頭を見れば、これらが実際に発射されたことは、もはや曲げられない事実と認めるしかありません。

ただし、気になるのは、このセパレータが現地に大量に落ちていたことです。S氏の報告によると、それこそ無尽蔵といってもいいくらいあちこちに落ちていた(※3)とのこと。また、その中にはサイズ形状の異なるセパレータ(写真5)が数種含まれています。それがいったい何を意味するのか?唯一考えられるのは、空対空ミサイルだけでなく、種類の異なる地対空ミサイルやロケット弾が、現地で乱射されていた可能性が極めて高いこと。「オバマ大統領訪日に寄せて」で触れた、複数の米国軍機の墜落に大きく関連するであろうということです。


写真5 :形状の異なるセパレータ(長方形の孔がある)
    「表面に激しい焦げ跡がある。おそらく地対空ミサイル(レッドアイ)のもの。
     地上から極低空を狙ったため、燃焼しきらず落下したのだろう。」by B氏


※3 S氏と私の電話による通話は当局に完全に傍聴されているようで、2009年8月頃、セパレータであることが判明したと連絡した直後に、現地からほとんど回収されてしまいました。今ではかなりよく探さないと見つかりません。


次回は、この空対空ミサイルとこれを発射したと思われる戦闘機についてもう少し突っ込んで解説しましょう。例の「謎の黒い戦闘機」についてです。


* * *

【ご連絡】
B氏による12月の月例セミナーにて、現地で採集した物証の一部を公開します。写真と文書ではなかなか伝わらない現実の重みを手にとってご体感ください。なお、まだその時期ではないと判断し、今回も関係者のみのご招待とさせていただきます。悪しからずご了承ください。


NUMQUID LEX NOSTRA IUDICAT HOMINEM NISI AUDIERIT AB IPSO PRIUS ET COGNOVERIT QUID FACIAT

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