先日購入したCD。正直申し上げますと、しばたはつみさんと言えば「マイ・ラグジュアリー・ナイト」しかイメージ無いのですが、近所の本屋さん兼CD屋さんでふと見かけて購入しました。
いやぁ、良い。これは良い。ここまでパワフルなヴォーカルの持ち主だとは知りませんでした。今、こういうヴォーカルスタイルのシンガーっていないんじゃないの?
選曲と曲順がまた良いですねぇ。前半はもう、ホーンセクションとかリズムとかもろ渋谷系的な。かっこええです。中頃は洋楽のカバーや聞かせる系。後半はブルースなど激渋系。これはリピートして聞いてしまいますねぇ。
スタッフ陣もスゴイ。編曲に矢野誠氏、大野雄二氏のお名前発見。お、10曲目「最後のリクエスト」の作曲は泰葉さんではありませんか。洋楽のカバーは「Hot Stuff/Donna Summer」「CHANTE COMME SI TU DEVAIS MOURIR / Michel Fugain」などなど。
一番テンション上がったのは11曲目「バイバイ・ジュエル」。これは僕の大好きな「It's The Falling In Love / Carole Bayer Sager」のカバーではありませんか。ラストは前述の「マイ・ラグジュアリー・ナイト」。いやはや名曲です。極上のバラード。
http://www.youtube.com/watch?v=Di2GI7CNjU0
このライブ音源、音は悪いですが、それを補って余りある歌唱力。鳥肌モノです。しばたはつみさん、今年2010年3月27日に永眠されてたのですね。ご冥福をお祈り申し上げます。