松任谷由実 デビュー40周年 はてない夢の旅

デビュー40周年という事もあり、いろいろWOWOWで特番やって見てましたが、今日はNHKで放送された「はてない夢の旅」を鑑賞。大変申訳ないのですが、音楽は好きでもライブパフォーマンスには殆ど興味がありませんで、今日の番組で、本当に先駆的ないろんな事をやっていたのだなぁ、と。あらためて凄い人だと。

この番組は松任谷由実の知らない人でも判り易いんじゃないのかな。是非若い人に見て欲しいなぁ。昔の貴重なライブ映像をはじめ、当時の若者のライフスタイルに与えた影響などを織り交ぜながら、懐かしい音楽がノンストップ。いやぁ、シャングリラの映像、すげぇ。凄過ぎる。

ああ、逗子マリーナとか苗場とか、故・松宮一彦さんを思い出すなぁ。途中WOWOWでやってたプロコル・ハルム共演の映像などをはさんで、キャラメル・ママとの再共演で演じる「ひこうき雲」は鳥肌ものでしたな。まさか鈴木茂サンの姿をTVで見る事が出来るとは。荒井由美時代の楽曲を回想して語る秘話やら、松任谷正隆氏を「マンタ」と呼ぶメンバーに、いつまでも仲間なんだなぁ、と。

最後は帝劇でやってた舞台映像ですが。殆どサムネイル的な編集で見ただけですけど、最後、泣けましたね。コンサートでもミュージカルでもない新しい試みは、松任谷由実でしかなし得ない世界観だと思います。多分、これからも新しい試みで、ファンを「あっ！」とさせてくれるんだろうな。

「自分の曲が”詠み人知らず”になるまで　ずっと夢を見続ける」

もしこの世が続いて、もし仮に例えば200年後でも松任谷由実の音楽の片鱗がどこかに残っているのを想像しての事であれば、今、これを言い切るユーミンは本当に凄い。作者不詳でも未来永劫、語り継がれる曲を作りたい。そんなバイタリティをスタンスとして感じます。