LASAのアナログリリースのアナウンスあったけど抽選販売かー。こうなってくると転売ヤーの餌食になるのは確実だな。まぁ、生産限定数書いてないから、予約数=販売枚数ということを期待してポチるか。
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最近また若い方からのフィルム現像が増えております。が、フィルムを知らないが故に認識の違いがいろいろあって。まずよくあるのがフィルムは専用の現像機で現像というプロセスを通らないと映像が出てこないということ。おそらくフィルムを引っ張り出せばすぐに映像として出てくると思っているのかな。厄介なのは現像するのに現像料金がかかるんですよね。これがなかなか理解されず金額を伝えると「現像はしなくていいからスマホに転送で」っていうのがたまにある。
また「現像=プリント(写真)」と誤解されている方もいて、現像って言ったのに写真として出てこないのは何故だ?という質問。これ受け付ける時に写真は必要なのかどうか、っての必ず聞いてるはずなんですけどね。今日は2件その質問があった。あとカメラ内フィルム閉じ込め事故も結構ある。フィルムカメラ初心者にありがちなのは、巻き戻す時に「巻き戻しボタン」を押さずに巻き戻しクランクを回して、フィルムが切れてしまう案件。これは暗箱の中にカメラと代理の開閉式パトローネ入れて手作業で詰め替えるのだけど、結構経験が要る作業。
写ルンですでよくあるのが「27枚撮りなのになぜ全コマ撮れていないのか」という質問。ネガを見ると暗所で撮影したのか所々フィルムが真っ白。これはシャッターを押せばどんな場所でも確実に写真が撮れるスマホやデジカメと混同してるパターン。写ルンですに限らず、フィルムは適度な明るさが無いと全く写真にならない。フラッシュを光らせたとて、本来本格的な機材が必要だし、まして写ルンですの華奢なフラッシュではせいぜい3mが限界。なので、これは割とある。特に修学旅行で生徒さんが撮った写真はだいたいこれ。プリント作業やネガの切断には苦労する。
とはいえ、フィルムの人気が出てくるのは嬉しいことで。ただ、機材の老朽化で現像するお店も次第に減ってきていること、フィルムや現像料金が昔と比べて1.5倍位になっていること。そして今、コロナや様々な影響でフィルムを生産してくても生産量が限られてしまって少量しか入荷しないこと。僕が入社した頃に比べたらフィルムの種類も随分と減ってしまったな。そう、昔はフィルム、保冷庫で冷やして売っていたっけな。某大型店に行っても保冷庫の中にあるけど保冷されていないし。まぁ、フィルムの文化を絶やさない為にも、これからもフィルムで撮らないとね。
かつて僕が一番好きだったネガフィルム「富士フイルム リアラ」。
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