先日東京で発生した有名女性形成外科医の娘さんが誘拐された事件ですが、娘さんの携帯電話の電源が入っていたため、その位置情報から犯人たちの居場所がだいたい特定できたと報道されていました。
この誘拐犯たちは、あまり巧妙とは言えない失敗を他にも犯しているのですが、携帯電話ならあしがつかないという考えはもう通用しないということを改めて知らされた事件でした。
しかし、もし連絡用にスカイプを使う、つまりスカイプアウトの機能を使って一般電話に電話をかけていたらはたして逆探知できたかどうかと、思ってしまいました。
スカイプから一般電話への発信は国内向けであっても海外からの着信となるので(おそらくスカイプ網と一般電話のゲートウエイが海外にある)、普通の電話の逆探知は一般電話へのゲートウエイまでしかできず、その先はIPの世界、つまりインターネットになってしまうので、通常の電話の逆探知の世界とは全く異なる知識が必要となります。
おそらく、海外からの着信を逆探知するだけでも困難なはずなのにインターネットとなれば相手がどこにいるかなどわかりません。
スカイプをインストールしたノートPCを電話機代わりに、今ではポピュラーになった街中の無線LANスポットを利用して電話すれば、逆探知するのは大変な作業になるでしょう。
今にこのような実例が現れて話題になるのではないかと思っているのですが、こればかりは期待するなど不謹慎なことなのでむずかしいところです。
捜査当局も、今後はこのような新しい通信手段に対応できるよう準備しておくべきでしょう。
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この誘拐犯たちは、あまり巧妙とは言えない失敗を他にも犯しているのですが、携帯電話ならあしがつかないという考えはもう通用しないということを改めて知らされた事件でした。
しかし、もし連絡用にスカイプを使う、つまりスカイプアウトの機能を使って一般電話に電話をかけていたらはたして逆探知できたかどうかと、思ってしまいました。
スカイプから一般電話への発信は国内向けであっても海外からの着信となるので(おそらくスカイプ網と一般電話のゲートウエイが海外にある)、普通の電話の逆探知は一般電話へのゲートウエイまでしかできず、その先はIPの世界、つまりインターネットになってしまうので、通常の電話の逆探知の世界とは全く異なる知識が必要となります。
おそらく、海外からの着信を逆探知するだけでも困難なはずなのにインターネットとなれば相手がどこにいるかなどわかりません。
スカイプをインストールしたノートPCを電話機代わりに、今ではポピュラーになった街中の無線LANスポットを利用して電話すれば、逆探知するのは大変な作業になるでしょう。
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捜査当局も、今後はこのような新しい通信手段に対応できるよう準備しておくべきでしょう。
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