韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

今年の水害のひどさ

2006-07-28 00:00:00 | 情報セキュリティ
 しかし、それにしても今年の梅雨末期の大雨はひどいものです。各地で水害が報告されており、九州の惨状はひどいものです。

 2階まで水に浸かった家をみるにつけ、本当に気の毒としかいいようがありません。先日もデータセンタを選択する際には、水害や、山崩れに気を付けないといけないということを書きましたが、もし東京でこれだけの雨が降ったら都市機能は完全にストップする気がします。

 地下鉄のトンネルには浸水、地上を走る電車も線路が冠水して走れない区間が続出、ビルの地下の電源設備にも水が流れ込んで、上階のオフィスは無傷でも電気がまるで使えない状態になって、業務に大きな支障がでるはずです。

 電話も、FAXも、コンピュータも使えない、営業に出かけるにも1階は浸水で歩けないでは、何とか出社したとしても実質会社としての営業活動は停止するはずです。

 それどころか、会社に出てくる前に自宅が浸水しないよう、大騒ぎになるはずです。自宅が2階まで水に浸かって会社に出て行くどころではないという社員も続出するのではないでしょうか。

 今回の大雨はたまたま都市部を避けていますが、もし東京に降ったらと思うとぞっとします。

 こういう時に備えて、事業継続計画(BCP)をたてておかなければならないのですが、どれだけの企業が真面目にそれにとりくんでいるでしょうか。また、計画はたてていても、それが実際にうまく機能するか試験されている企業となると数えるほどではないでしょうか。

 地球温暖化で海面があがっている昨今、都市部でも水害に対する備えをすることが現実的になってきました。これは、今後の課題として心に留めておくことにしましょう。

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