韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

安かろう悪かろうの結末

2006-07-16 00:00:00 | 情報セキュリティ
 情報セキュリティを考える上で、使用するソフトウエアの品質ということが非常に重要になります。自分たちが普段使用するソフトウエアがどんな環境で作られているか、考えたことはあるでしょうか?

 最近とみに、IT業界のモラル・ハザードが問題になっています。これは、単にソフトウエアを製作する側のITエンジニアの問題だけでなく、発注する側のユーザの問題も含まれています。

 過度な値引き要求や、実現困難なスケジュールをユーザから押しつけられむりやり実行させられるなどということは珍しくなく、プロジェクトが成功するパーセンテージの方が少ないという異常な状況の責任は、ITベンダに無理な要求を突きつけるユーザの側にも責任があるのです。

 こういう事態を昔からの言葉で安かろう悪かろうと言います。買い物をする際にその価格にだけ、過度にこだわりすぎるとこのようなことが起こってしまいます。

 情報セキュリティを危うくするようなソフトウエアを産み出さないために、ユーザとITベンダの関係の再構築が早急に望まれるところです。

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