パロマ製ガス湯沸かし器での死亡事故は大きな問題になってしまいました。
問題は、排気がうまく行われない時に作動するはずの安全装置をわざと作動しないように改造してしまうということにありました。これでは、なんのための安全装置かわかりません。
安全装置が働いて止まってしまうのが鬱陶しいという理由で、それを切ってしまうなど自殺行為と言われても仕方がないと思います。
情報セキュリティの世界でもこれに近いことが行われています。ウイルスチェックソフトを動作させるとPCの使い勝手が悪くなると言うので、停止させてしまうなどということは珍しくありません。このようなユーザは、管理者から見れば本当に困ったもので、万が一の場合どんなことが起こるか、想像力が欠けているとしかいいようがないのですが、ほんの少しだけ同情をすれば実際にウイルスの被害にあったことがないとすれば、それも無理のないことかも知れません。
セキュリティ対策でいろいろと管理を厳しくすると、それを回避しようとしてユーザは抜け穴を作ることに情熱を燃やすことになります。一種のいたちごっこで、このようなユーザにはよく話をして、どれだけセキュリティが重要か、その対策の意味を理解して、賛同を得なければなりません。
何事も一方的な押しつけではうまくいきません。そのあたりをどうするか、管理者の力量が問われるところです。
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問題は、排気がうまく行われない時に作動するはずの安全装置をわざと作動しないように改造してしまうということにありました。これでは、なんのための安全装置かわかりません。
安全装置が働いて止まってしまうのが鬱陶しいという理由で、それを切ってしまうなど自殺行為と言われても仕方がないと思います。
情報セキュリティの世界でもこれに近いことが行われています。ウイルスチェックソフトを動作させるとPCの使い勝手が悪くなると言うので、停止させてしまうなどということは珍しくありません。このようなユーザは、管理者から見れば本当に困ったもので、万が一の場合どんなことが起こるか、想像力が欠けているとしかいいようがないのですが、ほんの少しだけ同情をすれば実際にウイルスの被害にあったことがないとすれば、それも無理のないことかも知れません。
セキュリティ対策でいろいろと管理を厳しくすると、それを回避しようとしてユーザは抜け穴を作ることに情熱を燃やすことになります。一種のいたちごっこで、このようなユーザにはよく話をして、どれだけセキュリティが重要か、その対策の意味を理解して、賛同を得なければなりません。
何事も一方的な押しつけではうまくいきません。そのあたりをどうするか、管理者の力量が問われるところです。
