プッチンプリン(『流学日記』より)

2012-01-17 23:43:18 | 小さなこと
おいおい。「今ここでしかできないことをやるべきだ」なんてもっともらしい<常識>は、やりたいことがない人間にとっての<常識>であって、オレにとってそんなものは常識でもなんでもない。

「今自分が一番やりたいことをやる」、それが「ここでしかできないかどうか」なんて関係ない。今自分がやりたいことを追い続ける人生に、後悔なんてあるわけないじゃないか。

北海道に行ったとき「季節限定、地域限定、数量限定」というメロンアイスを買わずに、そのとき無性に食べたかったプッチンプリンを買って食べたけど、別に今でも後悔なんかしていない。

自分が何を食べたいか分からない人は「せっかくだから、食べなきゃ損だよね」とか言いながら<限定品>を食べて得した気になればいいし、「みんながいいって言う」とこに行って安心して、「みんながいいって言う」ブランドを身に着けて得意げになってればいい。「今ここでしか見られない」なんていう限定品も、「インディージョーンズの舞台」とか「世界文化遺産」なんていうブランドもオレには関係ないんだよ。

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岩本悠『流学日記』より。


前から気になっていたこの本、ようやく手に入れて、読み終えた。

一日で(笑)


本屋に行っても品切れで、古本屋でも置いてない。

アマゾンで300円くらいで取り寄せた(笑)しかも新品同然。


こういう本読むと、やっぱり力もらうわ。


今の自分の状態を悲観しても仕方がないし、


過去を振り返っても、「自分がやりたいから」と思って、三年の10月から会社のインターンに関わりはじめたし、四年に上がる春休みに、インドでフリーペーパー配った。

それらをやったことに後悔はしてないし、何をしていいか分からないから、とりあえず就活しとこう、ってわけでもなかったし、


自分がやってきたことは、間違っていない。


そう言い聞かせる。

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