学生という位置

2010-10-07 17:44:19 | 自分の思想をめぐる冒険
これは、前回の記事と関係があるところもあるんですけど、


何度も言っていますが、僕はいま大学生で、親が払ってくれている学費によって、大学に行けているわけです。いろんなことを学べているわけです。


最近思うのは、やっぱり大学は「学問を追究するところ」だということ。そして、「学生の仕事は学問を突き詰めること」だということ。


もちろん、サークルや部活動でがっつり活動するもよし、バイトをしてお金を稼いでどこかに行ったりするもよし、だと思います。僕もサークルで活動をしていますし、バイトもして、自分で遊ぶお金くらいは稼がないと、と思っています。


ですが、やっぱり一番大切なことは、学問をすることだと思うのです。

だから、今の状態がいつまで続くかっていうことは分からないんですけど、自分は大学に行ける環境にあるわけですから、今まで通り、いや、今まで以上に勉強をしよう、と思いました。


文系の大学生は、今まできちんと単位をそろえていると、大概は三年になってから楽なんですよ。卒業単位はそろうことになりますし、それゆえ授業を取らなくてもいい。


僕もそのような状態にあるんですが、やっぱり今期も、今まで通りに授業は取ることにしました。だんだんと自分の関心分野が明確になってきたのと、一方で今まで以上にいろんなことを知りたい、という思いが出てきたのが大きいです。


一年間の学費も、僕にとっては(そして親にとっても)バカにならない額ですから、自分が今いる環境をもう一度しっかり見つめ直す必要はあると思っています。


もちろん、授業を取るだけが学問だとは思っていません。本を読むのも必要ですし、それは必ずしも、大学にいるときしかできない、ということとは違っているかもしれません。

ですが、たとえば図書館があったり、教授と密に話ができる、そういうことも含めて僕たちは、十分に勉強ができる環境にいるのだと思います。それを思えば、やはり今ほど勉強をできる時というのは、自分が思う以上に少ないのではないかと思うのです。


ですが、本を読んだり話を聞いたりするだけの「座学」だけでは不十分だと思います。そういうときに、自分でどこまで足を運べるか、ということも大切でしょう。


ですが、きっかけの多くは講義や読書だと思いますし、それなしに学問はできないと思います。


僕の学部は、専門分野が多岐に渡っているのですが、それらが実は意外なところで繋がっているんだ、ということも最近気づき始めました。なので、たとえば取っていないゼミで扱う本を買って、一人で読んでみるとか、そういう方法も大いにありなのではないか、と思っています。


大学は勉強をするところ。


この原点に立ち直って、自分の置かれている立場、環境を理解してこれからも生きていこうと思います。

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