No pain, no gain

2010-09-18 22:57:13 | 自分の思想をめぐる冒険
とあるブログで目にとまった一言です。

「苦労しないと何も得られない」「苦労なしに収穫なし」とでも訳すのでしょうか。


今の自分、苦労してるのかな-、って思うんですよ。

最近は朝遅くに起きて、時にはだらだら一日を過ごす。一応勉強してるって言えばしてるんですけど、そんなに時間をとってしているわけでもない。

学生やから勉強しないと、っていうわけではないんです。
死にもの狂いでバイトしているか、とか、なんでもいいと思うんですけど、


果たして今の自分がそういう生活しているのか、っていうと、絶対に「NO」だと思います。

この春にポーランド行ってた時のことを比較すると、絶対に今はなにもしていませんね。というより、当時はいろんな壁にぶつかっいたんだと思います。

今当時のことを思い出すと(当時って、たかが半年前の話なんですけど、)結構いい思い出が残ってるわけです。そのとき考えたこととかが、今の自分の指針というか、考える軸にはなっているんです。

でもよくよく考えてみると、その裏には辛い経験、苦しい経験がたくさんあったんだと思います。

たとえば、最初の方は日本を紹介する授業をしても、全然うまくいかなくて、どうやったらよくなるかを考えた。

生活面でいうと、日付が変わってから向こうの人はディスコに行ったり、平気でウォッカを何杯も飲んだりして、それに僕も誘われたりして思った以上に困っていたわけです。

ディスコに行くのは断りましたし、ウォッカもほどほどにした。

でも一方で、そういう世界に入っていきたかったのは事実でした。
でも勇気がありませんでしたし、そのときは結構びびっていた。

といっても、今同じ状況になっても果たして進んでいけるのかは微妙なところなんですが。

一回僕が主催したパーティーで、金銭トラブルにもなって、人間不信というか、いやな気持ちになった。
ただしこれは習慣の違いで、日本だとパーティーの後にお金集めたりしますけど、向こうはあらかじめお金を渡すんだそうです。後から請求するのは無礼きわまりないそうで。

そんな中で、後からメールで「お金ちょうだい」みたいに送ったもんですから、友達から「それは失礼だ」みたいにいわれて、自信なくしかけたときもあったんです。

なによりも、身ぐるみはがされて生活しなければならなかったのが、一番精神的に辛かったんですが、


でも一方で、そういう体験をたくさんしたからこそ、自分もいろいろ吸収できたんだと思うんです。

身ぐるみはがされたのに無事に帰ってきたことで、「たぶんどんな困難がきても大丈夫」って思えるようになりましたし、

何より英語でコミュニケーションとって2ヶ月生活したことが、一番大きかったのです。

だから、あの時って今思えば、自分が今思い出す以上にいろいろ経験していたんだなあ、って思うわけですよ。


それで今果たして、自分がそんな環境にいるのか!?って考えると、やっぱり物足りないですよね。

毎日同じこと繰り返している、ってわけでもないですが、やっぱり活動しているフィールドが狭いというか、

別に外国に行かなくちゃ、ってことでもないんですけど、やっぱり大きな壁にぶち当たるような経験、体験をしなくちゃいけないのかな、とも思うわけです。

そういう意味では、いろんな世界に飛び行ってみたりするのがいいことなんですよね。


自分って、旅行している時は朝がめちゃくちゃ早いんです、というか目覚ましセットすると、その時間かそれより早くにだいたい起きるんです。

でも、普段って絶対に二度寝するんですね。


これって、今までは単に旅行が好きだったからなのかな、って思っていたんですけど、今ブログを書きながら考えると、実は「充実しているから」「苦労しているから」なのかな、って思うんです。

だって、ポーランドにいるときも朝は早く起きれました。


ということは、やっぱり今の生活が物足りないものになっているのかな、と思います。


いろいろしなければいけないことはあるし、不安もあるんですが、


でも、頭で考える以前に、実際に何かしてみて、ぶつかってみることって大事なんじゃないか、と。


ちょっと頭が整理されました。

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