少し秋らしい風も肌に感じられるようになりました
「小さい秋」から演奏を開始して秋をテーマにした曲を1時間演奏・・・
今日は女性の方がほとんどでしたが歌って頂けました
最期に手作りの紙工芸品をプレゼントされ有難く頂きました
中には「酋長の娘」を歌いたかった・・とおっしゃるご婦人もいて
「もし又お伺いする機会があればその時に演奏しましょう」と約束をいしました
9月は9か所からのご依頼が入っていますが色々な方々にお会いするのが楽しみです
”小さい秋見つけた”(作詞:サトウハチロー、作曲:中田喜直)
サトウハチロー記念館は、北上市にあり以前見学したことがあります
現在は、休館中のようですが館長さんも高齢なのでそのせいかも知れません
サトウハチローさんは、子どもの頃は、大変な悪童だったらしく
少年院まで入っているようです(笑)・・
中日ドラゴンズファンだったそうで記念館で初めて知りました
1 だれかさんが だれかさんが だれかさんがみつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋みつけた
目かくしおにさん 手のなるほうへ
すましたお耳に かすかにしみた
呼んでる口笛 もずの声 ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
2 だれかさんが だれかさんが だれかさんがみつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋みつけた
お部屋は北向き 曇りのガラス
うつろな目の色 溶かしたミルク
わずかなすきから 秋の風 ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
「食欲の秋」となりましたが戦後の食糧事情は最悪でした
皆、自然の山や野で食べるものを探したものです。
もちろん「闇屋」も横行していました
先日、新聞に、空襲で未熟児を背負い機銃掃射から九死に一生を得た
104歳のMさんのお話が掲載されていました
「家も何もかも失いお金もないから、お芋をふかして子供を背負い
鉄道の沿線に売りに行った。一個10銭、でも戦後統制下だったから警官がやってきて
交番に連れて行かれ一緒に売っていた親戚のおばさんは手錠をはめられた・・
警官は面白がって遊んでいるようなかんじだった。
あんな思いは二度としたくない!」・・と語っていらっしいました
何時の世も権力をカサにきて弱いものイジメをする警官がいるようです。
戦争を知らない世代は、戦争による一般市民が受ける悲惨さが分からないのです
安易に時流に流されると気が付くと大変な事になっていた・・・
そのような事態が起こらない事を祈りたいと思います