数日前に愛知出身の放浪詩人「金子光晴展」を見に行きました。
会場の「二葉館」の前の道路には、桜並木が花を咲かせていましたが
写真を撮っている人も沢山見受けられました。
私が金子光晴氏を知ったのは、随分前ですが詩集も持っています
奇人・変人とも言える光晴氏ですがその生き方に興味を引かれました。
だからこそ常人と違った感性で文章を書くことが出来るのでしょう。
最近は、芸能人でも作家でも常識?ある行動を求められます。
みんな一緒では、活力は失しなわれ、新しい物なんか生まれるはずもありません
つまらない世の中になったものです。
人と違った魅力があって、変な奴?と思われるところもあるから
だから芸能人・芸術家だと思うのですが・・・
この「二葉館」は、「福沢桃助と川上貞奴」の住まいだった建物です
女優第一号として知られる”貞奴”は、
川上音次郎の妻で一緒に興業で世界を回っていますが
のちに福沢諭吉の孫、大実業家「福沢桃助」の愛人から妻になった人です。
リビングは、ステンドグラスがとてもモダンでした
欧州興業の際にピカソが書いたと言う貞奴のポスターも展示されていました
そんな話をしながら今日もハーモニカで昭和歌謡を演奏・・・
今日は”南こうせつ”さんの「神田川」・”いるか”さんの「なごり雪」等を演奏しました。
神田川も喜んでいただけたので
今後は、フオークソングも少し増やしていきたいと思っています。
他人から見ればアタシも変人かも・・
わが青春の歌です。
神田川で何かほろっとした思いもありました。
常識人と変人は手のひらと甲の関係かと思います。
みな裏表で出来ていて、片方から見れば相手が変人に見えますね。