網の蓋つきごまいり器

今年の正月にベトナムの知人から自宅で採れたコーヒーの生豆をいただいた。しばらくは密閉容器に入れておいたのですが、折角なのでどうにかしようと、少しばかりフライパンで煎って飲んでみた。それまで飲んだことのないまろやかさや香りを感じた。これは自家焙煎をやるしかないと思い立ち、ごまいり器で煎るサイトを見つけ通販で購入しました。今年の2月でした。
煎っているところ

シャカシャカシャカ...と焙煎コーヒー屋さんで聞いた音とリズムに似ている。ごとくから7cmくらい離した位置で腕のスナップを効かせひたすら左右に、時には上下に振る。さらに、まんべんなく熱が豆にいきわたるように時にはコンロの上で回す。下半身も小刻みに動く。かなりの労働です。
トング

熱源はプロパンガスですが、コンロに安全装置が付いており、鍋等がごとくに乗っていないと火が消えてしまう。安全装置が働かないようトングの先で押さておきます。
煎り立ての豆

ひたすら振ること15分ほど。豆がパチッとはじく音(ハゼというそうです)が聞こえたら、焙煎を終了できるタイミングの始まり。その後は好みによって時間調整します。妻と私は酸味はあまり好きではないので、深く煎ります。煎り具合が思ったようにできあがると満足です。玄関や2階の部屋にもコーヒーの香りがただよう。犬の散歩帰り、家の30mほど手前から香ばしい香りが漂っていたという妻のレポートを聞き、思わず二人で笑みを交わしました。
うちわで扇ぐ

煎り終わるや否や豆をうちわで扇ぎ冷まします。ほっておくと豆の中に籠った熱でさらに深入りになってしまう。終いには焦げてしまう。パタパタと扇ぎ続ける。しかし、最初のうちは、煙がかなり出るほど煎っていたので、だいぶ苦いコーヒーでした。喫茶店で飲む深入りコーヒーとは違ったストレートで独特な苦さだなと感じた。うむ、これこそ自家焙煎の味かと錯覚しました。しかし、今から思うと豆の焦げた味だったと思います。決して、オリジナルな焙煎の苦味ではありませんでした。
ミル

手動のミルで挽きます。
コーヒーをどうぞ

煎り立て、挽きたて、入れたての3拍子そろったコーヒーです。焙煎する、挽く、入れる...いずれの段階もその都度、加減が異なるので味わいも異なります。作るたびに生っぽかったり、酸っぱかったり、苦かったりする。結果として世界で一つだけのコーヒーの出来上がりです。
自家焙煎をはじめて5か月たちました。次はブレンドに挑戦しようかと思います。これにはだいぶ年月が必要となりそうです。

今年の正月にベトナムの知人から自宅で採れたコーヒーの生豆をいただいた。しばらくは密閉容器に入れておいたのですが、折角なのでどうにかしようと、少しばかりフライパンで煎って飲んでみた。それまで飲んだことのないまろやかさや香りを感じた。これは自家焙煎をやるしかないと思い立ち、ごまいり器で煎るサイトを見つけ通販で購入しました。今年の2月でした。
煎っているところ

シャカシャカシャカ...と焙煎コーヒー屋さんで聞いた音とリズムに似ている。ごとくから7cmくらい離した位置で腕のスナップを効かせひたすら左右に、時には上下に振る。さらに、まんべんなく熱が豆にいきわたるように時にはコンロの上で回す。下半身も小刻みに動く。かなりの労働です。
トング

熱源はプロパンガスですが、コンロに安全装置が付いており、鍋等がごとくに乗っていないと火が消えてしまう。安全装置が働かないようトングの先で押さておきます。
煎り立ての豆

ひたすら振ること15分ほど。豆がパチッとはじく音(ハゼというそうです)が聞こえたら、焙煎を終了できるタイミングの始まり。その後は好みによって時間調整します。妻と私は酸味はあまり好きではないので、深く煎ります。煎り具合が思ったようにできあがると満足です。玄関や2階の部屋にもコーヒーの香りがただよう。犬の散歩帰り、家の30mほど手前から香ばしい香りが漂っていたという妻のレポートを聞き、思わず二人で笑みを交わしました。
うちわで扇ぐ

煎り終わるや否や豆をうちわで扇ぎ冷まします。ほっておくと豆の中に籠った熱でさらに深入りになってしまう。終いには焦げてしまう。パタパタと扇ぎ続ける。しかし、最初のうちは、煙がかなり出るほど煎っていたので、だいぶ苦いコーヒーでした。喫茶店で飲む深入りコーヒーとは違ったストレートで独特な苦さだなと感じた。うむ、これこそ自家焙煎の味かと錯覚しました。しかし、今から思うと豆の焦げた味だったと思います。決して、オリジナルな焙煎の苦味ではありませんでした。
ミル

手動のミルで挽きます。
コーヒーをどうぞ

煎り立て、挽きたて、入れたての3拍子そろったコーヒーです。焙煎する、挽く、入れる...いずれの段階もその都度、加減が異なるので味わいも異なります。作るたびに生っぽかったり、酸っぱかったり、苦かったりする。結果として世界で一つだけのコーヒーの出来上がりです。
自家焙煎をはじめて5か月たちました。次はブレンドに挑戦しようかと思います。これにはだいぶ年月が必要となりそうです。