標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

直径45cmの檜の大木を伐採。大仕事が終わった!

2018-04-04 20:20:08 | 日記
ここ数日の外作業は、木の伐採だった。数年の間に、家の北側にある林の檜の大木が、わが家の屋根に枝がかぶさるようになってきた。いくら掃除してもすぐ、檜の葉や種で樋が詰まり、雨がドシャドシャ落ちてくる。樋の意味をなさない。そこで、少なくともこの木を何とかしたい。林の持ち主に木を切ってよいか問い合わせたところ、切ってよいとのことだった。

ご近所の、伐採に詳しい人がいて、いろいろアドバイスをいただき、何とか大木を倒せるスペースづくりを数日掛けて行ってきた。傾斜が45℃くらいはある法面なので、昇り降りも大変だが、足場を確保しながら、直径10㎝から20cmを超える木を10本ほど、手引きノコギリで倒した。高さが10mを超えるものもあった。まっすぐ立っている木が多かったが、4本ほどは、倒す方向とは反対で家の方に重心が傾いていた。その内一本は、枝にロープをかけ、倒れないようにしたが、いざ追い口(倒す方向とは反対側)をきったところ、鋸が木に食い込んだ。これはまずい。倒そうとする方向とは反対に傾いている。慌ててロープをかけ直し、倒す方向をかろうじて制御できた。

細い木であったので良かった。以後、しっかりやろうと、早速ウインチという重量物を牽引する道具をネット通販で頼んだ。それを使い何とか大木を倒す場所を確保できた。


切り口箇所の直径45cmの檜の大木


高さ15m~20mだろうか。枝が屋根の上に覆っているところがある。

さて、次は大木の伐採だ。高さは15m~20m程だろうか。知人が、梯子を大木に固定し、7mほどの枝にロープをかけ、倒す方向より、やや横に寄った別の木(家とは反対側)にウインチを設置し、家側に倒れないようにすることにした。昨日はここまでの作業で終了した。

今日は、いよいよ大木の伐採。私が手引き鋸で、受け口(木の倒れる方向)を切っているところに、知人が来た。倒す方向を正確に決め、知人がチェーンソーを使い、受け口をつくった。次に追い口切りをやっていただいた。更にロープをウインチで引っ張り、追い口にくさびを入れた。追い口の最後の引きを、私の手鋸でやらせていただいた。同時に知人がくさびを打ち込み、再びロープを引くと、メキッと木が割れる音がして、最初はゆっくり、やがてスピードを上げ、轟音を立て、木々の花粉だろうか紛煙を上げ、ドサッと倒れた。無事終わりホッとした。心の中で拍手をしていた。知人に感謝、ありがとう!


切った後の切り口。奥には倒れた大木が横たわっている。
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