標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

武甲山と秩父盆地の眺望が良い新たな場所を発見

2019-03-16 20:45:55 | 日記
先日、雨上がりの朝の雲海を紹介した。今日は、午後その場所に行ってみたところ、雲海を観たところの近くに新たにできた眺望の良い場所を発見。

ここは、以前、ナラの木や松の木が乱立していて山や盆地の眺望は望めなかった。ところが最近これらの木を伐採した。今日も伐採した後の木を玉切りし、運び出しの作業をしていた。そのために眺望が開け、電線などの人工物があまり気にならない景色が見られた。先日の場所から標高もほとんど同じで、距離も数十メーターしか離れていない。それなのに大分標高が高くなったように感じた。


わずかに残った木立の間から、秩父盆地を望む。

視界が広がったためだろうか。武甲山も目の前にそびえていた。この場所は横瀬の苅米から芦ヶ久保に向かう林道の途中だ。周辺には別荘が点在している。多分、観光などで訪れる人は少ないのだろう。30分ほど周辺を歩いたが、人通りはまったくなく、車は数台すれ違っただけだった。


武甲山。

周囲はまだ冬の装いか、林は枯れ葉に覆われ、葉の落ちた木や枯葉がついたままの木もいくつか残っていた。


まだ冬の装いの林。

でも、別荘の庭やその近くの林には、わずかだが草花があった。

07
冬を越したシュウメイギクの茎の先に綿毛が残っていた。


ツバキの一種の侘助。盛りは過ぎているようだが、何輪かは綺麗さを保っていた。


馬酔木(アセビ)だ。有毒植物で、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔ったようにふらつくようになる木と言われている。


昨日も別の梅を紹介したが、今日は今が盛りの白梅だ。この辺りは標高400mほどなので、平地の梅より遅くまで梅見が楽しめそう。
コメント
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