昼食後、妻が食器洗いをしていたところ、急に笑い出した。理由を聞くが、笑いが止まらないため、説明できない状態。何事かと思い見ていると、しばらくして笑いながら、かろうじて話し出した。小鉢がくっついたまま外れなくなってしまったと言う。そしてまた笑い出す。
中鉢の中に斜めに半分ほど身を沈めるようにはまってしまった。
合体した器と同種の花ボウルと中鉢
みそ汁用の椀で、同じ種類同士の場合は時々あるが、今回の合体は、形状の異なる花ボウルと中鉢だ。花ボウルの花弁は10弁ある。花ボウルは磁器で中鉢は陶器で、材質が異なる。共通するのは、直径が12㎝ほどあるということのみ。中鉢の中に、花ボウルの花びらの3弁がペタッと付いている。
分かりにくいが、花ボウルの花弁が中鉢に食い込んでいるようだ。
妻と私が手ではがそうとしても剥がれない。
とりあえず、外側(中鉢)をお湯につけ、花ボウルの中に水を入れてみた。
その後、即座に「陶器 重なったまま外れない」と入力しインターネットで調べた。ヒットしたが、方法は外をお湯につけ、中に氷水を入れるという方法がベストのようだった。
早速、水の中に氷を入れ、剥がそうとしたが、剥がれない。
ネットには、他の方法として、隙間があればテレホンカードなどの硬めのカードを入れ、中に空気を入れると書いてあった。
しばらく考えていたが、わが家の今回の事態は、通常の器の合体とは、異なると気が付いた。花ボウルと中鉢の接触しているところが、限定されている。中鉢に接している箇所は、3つの花弁と底の一部分だ。傾いて入っている。隙間もあり、双方の器の間の空気は外界と変わらない。
物理的に壊すしかないか? でも、いつも使っている器に愛着がある。
妻と思案していたところ、急用が入った。妻が孫の世話に行かなくてはならない。
器のことは据え置くことにした。
妻は21時頃帰宅した。妻はこのまま捨てても良いという。しかし、二つとも諦めるよりも、どちらか一つでも残せないかと思った。
リビングにあった竹製の“猫の手”で軽く3回ほどたたいた。ストンと白い花ボウルが落ちた。どちらの器も壊れていなかった。
しかし、よく見ると花ボウルの花びらの先の白い塗料が若干欠けていた。花びらの先が陶器の中鉢に食い込むように付き、花ボウルの底が反対側の中鉢にはまり、動かなくなっていいたようだ。
まるまる半日も合体していた器が数秒も経たないうちに外れたのだからと、また、笑うしかなかった。
“重なった食器を離す方法は?”に、“軽く叩いてみる”を追加しておこうかな。ただし、両者とも壊れるかもしれないリスクを負うということを忘れてはならない。
中鉢の中に斜めに半分ほど身を沈めるようにはまってしまった。
合体した器と同種の花ボウルと中鉢
みそ汁用の椀で、同じ種類同士の場合は時々あるが、今回の合体は、形状の異なる花ボウルと中鉢だ。花ボウルの花弁は10弁ある。花ボウルは磁器で中鉢は陶器で、材質が異なる。共通するのは、直径が12㎝ほどあるということのみ。中鉢の中に、花ボウルの花びらの3弁がペタッと付いている。
分かりにくいが、花ボウルの花弁が中鉢に食い込んでいるようだ。
妻と私が手ではがそうとしても剥がれない。
とりあえず、外側(中鉢)をお湯につけ、花ボウルの中に水を入れてみた。
その後、即座に「陶器 重なったまま外れない」と入力しインターネットで調べた。ヒットしたが、方法は外をお湯につけ、中に氷水を入れるという方法がベストのようだった。
早速、水の中に氷を入れ、剥がそうとしたが、剥がれない。
ネットには、他の方法として、隙間があればテレホンカードなどの硬めのカードを入れ、中に空気を入れると書いてあった。
しばらく考えていたが、わが家の今回の事態は、通常の器の合体とは、異なると気が付いた。花ボウルと中鉢の接触しているところが、限定されている。中鉢に接している箇所は、3つの花弁と底の一部分だ。傾いて入っている。隙間もあり、双方の器の間の空気は外界と変わらない。
物理的に壊すしかないか? でも、いつも使っている器に愛着がある。
妻と思案していたところ、急用が入った。妻が孫の世話に行かなくてはならない。
器のことは据え置くことにした。
妻は21時頃帰宅した。妻はこのまま捨てても良いという。しかし、二つとも諦めるよりも、どちらか一つでも残せないかと思った。
リビングにあった竹製の“猫の手”で軽く3回ほどたたいた。ストンと白い花ボウルが落ちた。どちらの器も壊れていなかった。
しかし、よく見ると花ボウルの花びらの先の白い塗料が若干欠けていた。花びらの先が陶器の中鉢に食い込むように付き、花ボウルの底が反対側の中鉢にはまり、動かなくなっていいたようだ。
まるまる半日も合体していた器が数秒も経たないうちに外れたのだからと、また、笑うしかなかった。
“重なった食器を離す方法は?”に、“軽く叩いてみる”を追加しておこうかな。ただし、両者とも壊れるかもしれないリスクを負うということを忘れてはならない。
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