標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

梅雨に似合う街道

2017-06-25 19:57:05 | 日記

画像は塩原ではありませんが...

春の新緑の風情は心を暖かくさせてくれるが、今頃の深緑に染まった街道も落ちつきます。だいぶ前ですが6月の末に西那須野駅から塩原町(今の那須塩原市)へ路線バスで行ったことがある。国道400号線で、西那須野駅を出てしばらくすると千本松牧場。そこからおよそ3kmほど松林の中の直線が続く。やがて、関谷宿を過ぎると上り坂で景色は木々ばかり。塩原温泉の入り口まで直線距離は5km程、道のりは少なくとも8kmはあったでしょうか。当時の沿線には建物がない街道でした。自分が運転する車からみる緑の風景とは異なり流れる景色をゆっくり味わえる。それもバスの最後部席は左右前後あらゆる方向が見える。顔を振って右や左を見る。すれ違う対向車の後を追って見るときには、首だけでなく、身体をよじる。どの方向も緑ばかり。さらに、方角による明るさや木々の茂り方により緑の濃淡が変わっていった。顔や体をよじらせる動作は、あたかも自分が幼児時代にタイムスリップし体験しているようでした。


標高330mの近くでも、塩原に似た梅雨時の緑が見られる。
また、塩原に行ってみたいと思います。

今の季節は薄暗い。雨が降るとさらに暗さが増すし肌寒い。やや気が滅入る。そんな時こそ緑の深さを味わうと心が鎮まる。でも、梅雨の風情に浸っているばかりいられない。西日本では豪雨。今朝は、長野で震度5強の地震が起きた。これ以上の豪雨、地震は起きないでほしいと願うばかりです。
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コーヒーはブラックが好き

2017-06-24 19:47:55 | 日記

妻と私は少なくとも毎食後つまり一日に3杯はコーヒーを飲んでいる。
いつから好きになったのか曖昧だが、妻と二人でブラックで味わっている。少なくとも高校時代にはコーヒーをおいしいと感じていたと思う。

ブラックコーヒーが好きな人は大勢いると思う。私たちがブラック好きになったかもしれない思い出がある。

結婚してから間もないころ、レストランでサラダとコーヒーを注文した。やがて店員が手際よくサラダとコーヒー2杯、角砂糖が入った器とミルクが入ったポットを一つずつ妻と私の前に置いた。当時、ミルクは大きめのミルクポットに入れられていて、ユーザーが使った後、しばらくすると店員がポットを回収する習わしがあったと思う。砂糖を入れる前にそのポットに入ったやや濁り気味の白いクリームを適量、コーヒーカップに注いだ。一口飲んだ瞬間、コーヒーのそれとは違う油っぽい苦さを味わった。なんとミルクと思ったのは、マヨネーズをベースにしたドレッシングだったのだ。濁っていたのはドレッシングに入っていた油分だった。おまけに妻のカップにも同じものを注いだのはいうまでもない。

それからか!? コーヒーをブラックで飲むようになったのは?
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白薔薇を捧ぐ

2017-06-23 20:30:11 | 日記


この薔薇を昨日亡くなられた小林麻央さんに捧げます。今日、熊谷市の道の駅「めぬま}で撮った白い薔薇です。

メダカを買うため熊谷市の妻沼にある「道の駅めぬま」に行きました。その帰り路すがら聞いていたカーラジオから小林麻央さんの訃報が流れていました。

私は特にフアンではなかったのですが、発病以前から笑顔が美しい存在として知っていました。つい先日夫の海老蔵さんがテレビのインタビュー番組に出演していました。インタビューでは麻央さんについても触れ、前向きに闘病している麻央さんのこと、それを力強く支援している海老蔵さんの夫婦愛を感じられました。

今日の午後、記者会見で海老蔵さんが麻央さんのことを語っています。最後に語られたことばは「愛してる」だったそうです。麻央さんは、自分のことよりも先に他の人のことに気を配るとのこと。きっと「愛してる」ということばも、自分よりも海老蔵さんを思いやる強い気持ちが込められていたのでしょう。

麻央さん最後のブログには、母親が絞ったオレンジジュースがおいしかったと述べられています。闘病の真の苦しさは私にははかり知れないものです。でも、このブログには病気と闘う麻央さんの母親への篤い愛おしさはもとより、口を潤したオレンジジュースはひとしお深い味わいだったというメッセージが込められています。

麻央さんの34年間生きてこられた足跡と笑顔は、消えることなく海老蔵さん、お子さんたちやご親族の方々の思いの中に残り続くことでしょう。

小林麻央さんのご冥福をお祈りいたします。

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ユスラウメと手作りジャム

2017-06-22 20:43:04 | 日記
 ジャムと果実

妻が先日作ったジャムです。毎日、トーストパンやヨーグルトに添えて食べています。果実は今日摘んだものです。
今日は庭にある食べられる果実の紹介です。

 ユスラウメの果実

庭には2本のユスラウメがあります。大きな方はすでに実を摘みました。小木になっている実です。

 ブルーベリー

ユスラウメと同じくジャムを作るとおいしいですね。まだ青い実をつけています。

 摘んだブルーベリー

今日摘んだものです。ジャムを作るのにはだいぶ足りないです。

 ブルーベリーに網をかけたところ

鳥に食べられないように、実をつけているところに網をかけています。以前はサクランボもあったのですが、食べごろになると野鳥がついばんでしまいました。

次の画像も食品になります。

 山椒

黄緑色の実をつけていますね。香辛料や佃煮などいろいろなレシピがあります。果実は秋になると赤く熟します。

さらに今年はゆずの小木を植えました。果たして来年は実がつくでしょうか。楽しみです。

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雨に咲く草花

2017-06-21 19:47:13 | 日記

朝から雨が降っています。背景の杉の木が雨で煙っています。今日は雨の中で庭に咲く草花のレポートです。
先月下旬までは春から初夏の花盛りで庭も彩られていました。今はだいぶ寂しくなりましたが、雨に濡れたいくつかの草花を紹介します。ところで、昔「雨に咲く花」という流行歌がありました。忘れられないフレーズとして「およばぬことと諦めました」、「雨に打たれて泣いている 花が私の恋かしら」という失恋の歌です。原曲は1935年に発表され、1960年にリバイバル曲としてヒットしたそうです。

 うなだれるユウゲショウ

ユウゲショウも雨に打たれてうなだれています。

 元気な午前中のユウゲショウ

降り出したころはまだ元気でした。もともとユウゲショウという命名は、夕方咲くからということだったようですが、実際は朝からさいていました。

 睡蓮鉢のビオトープ

メダカのために作った睡蓮鉢のビオトープです。しかし、メダカはいません。数日前に死んでしまいました。今は調整中です。雨に打たれて水面に波ができています。ボウフラ対策になりますので、数日したら新たにメダカを入れようと思います。

 スイセンノウ(酔仙翁)

赤い花が酔った顔を思わせるとのことでつけられたという。でも、これほど赤くなるのはお酒に弱い翁だったのでしょうか。私の将来(?)を表しているようです。

 雨に咲く夏椿

20年ほど前にいただいた夏椿です。咲き始めました。今年もいっぱい咲いてくれそうです。

 アスチルベ

桜の木の下に咲くアスチルベ達。日陰に強いようです。咲き始めてからだいぶ経ちます。群生していませんがもう何年も白、ピンク、赤と咲いてくれます。白く見える粒粒はムスカリの種です。

 ドクダミ

岩の間から出てきたドクダミ。葉の匂いは鼻を刺激します。知人のベトナム女性は食用にしています。

昨日は30度を超しましたが、今日は21度です。涼しいのは良いのですが、昼間でもうす暗く草花も元気がありません。でも、予報によると明日から3日ほど晴れて暑くなりそうです。
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