遠野ごたく帳

田舎暮らしの何気ない日常を届けます

北山崎断崖クルーズ

2020-07-24 16:16:35 | 休日

三陸沿岸道(三陸道)の宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間の17kmが、

7月12日(日)に開通したので、岩手でも近年まったく行っていない宮古以北に

行ってみようということで、昨日嫁さんと行ってきました。

22日夜に見た岩手沿岸北部の天気予報は雨。当日は曇りに変わっていたけど、天気はあまり良くない予報。

でもこの連休中の休みは23日のみの嫁さん。まずは行ってみることに…

 

家を出て1分の遠野住田ICから開通した宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間を通り、

田野畑村の鷹の巣断崖ICを下りて、約1時間半で島越の観光船発着所に到着。流石に早いですね。

島越には三鉄が開通した1984年(昭和59年)の夏、北リアス線で宮古から島越まで来て、

島越の食堂でウニ丼(生ウニではなくウニの玉子とじ)を食べた記憶があります。

それ以来なので、島越には36年ぶりということになりますね。

 

来る途中は雨も降ったりしたけど、島越に着いた頃は曇り。

でも海はガスでこんな感じ。

 

36年前はウニ丼を食べた後に北山崎までを一周する観光船に乗り、素晴らしいパノラマを堪能した記憶があります。

今回、北山崎に行ったこともなく、もちろん観光船にも乗ったことがないという嫁さんにも

北三陸の海のパノラマを体験してもらおうと思いまして…でもガスが…

 

次の出発時間は10時30分。

たぶん船長さん?にこのガスはこのあとどうなるかと聞くと、たぶん良くなると思うとの事。

正午発まで待つか、10時30分に乗るか、迷ったけど10時30分発に乗りました。

結果的には正午発に乗った方がより天気は良かったようですが、10時30分発もそれなりに良かったです。

 

船には吾輩夫婦を含めて10名ほどが乗船。

乗船すると船の周りにはウミネコが集まり、出発すると船を追いかけて来ます。

 

お目当てはエサ(パン:乗船乗り場又は船内で200円で販売)です。

 

この辺は約1億1千年前の白亜紀宮古層群の地層との事。

地層に巻貝やウミユリの化石が埋まっているらしい。

 

弁天崎。よーく見ると赤い鳥居が見えます。

 

ホテル羅賀荘。部屋と風呂からの眺望と海の幸いっぱいの食事が良いらしい。

実は、田野畑村の宿泊クーポンを利用して羅賀荘に泊まってもいいかな?と思い調べたけど、既に完売でした。

 

ずっと追いかけてくるウミネコ。

 

ろうそく岩が見えて来ました。

 

海側からしか見ることが出来ない滝(滝名を調べたけど分からなかった)。

岩肌に生えている南部アカマツも見事。

 

展望台から見る北山崎とはまた違う雰囲気。天気がもっと良かったら…

 

サッパ船でこの穴をくぐり抜けることが出来るそうです。

 

まもなく島越漁港着。約50分の船旅でした。

 

漁港を後にし、島越駅へ。明治、昭和、東日本大震災の記念碑がありました。

 

ちょうど宮古行きの列車が通り過ぎました。

手前の階段は旧島越駅にあった階段。36年前、この階段を下りたのかな?

 

島越駅舎。

 

道の駅たのはた方向へ向かう途中の平井賀にある巨大な三鉄車両。

海側から見えていたいたのはこれでした。

 

昼飯は北山崎断崖クルーズの乗船券売り場に置いていたパンフレットに載っていた

国道45号線沿いにある北川食堂へ。混んでいたけど何とか座れました。

パンフや店内の写真を参考に、吾輩は日替わり海鮮丼、

嫁さんはジオパークに因んだカツカレーを注文。

日替わり海鮮丼、刺身の大きさや盛り付けが写真とけっこう違う!でも味は良かったです。

その後、道の駅たのはたに立ち寄ったついでに思惟大橋(しいのおおはし)を少し歩いてみました。

 

 思惟大橋(しいのおおはし)は、国道45号の松前沢渓谷に架かる橋。

谷底からの高さ120m、長さ315mで、逆ローゼ(アーチ)橋としては全国でも有数の規模を誇っているそうです。

高さ120mかあー。流石に高いですね。

 

ついでなので鷹の巣断崖に寄り道。

この後は、宮古の魚菜市場で少し買い物をしてから帰宅。

宮古からは約1時間。宮古も近くなりました。

 

 今年度末だった三陸道の全線開通は、来年度になるようなことが以前新聞に載っていました。

普代村~野田IC間のトンネル工事が、崩れやすい地質のため工程が遅れるみたいです。

でも来年度には仙台、八戸間の359Kmが開通するようですね。

開通しても釜石経由で仙台や八戸へは行く可能性はあるけど、仙台、八戸間はたぶん無いでしょうね。