久々に好きなドラマ十里桃花に登場する人の星周り(運命)を司る神様のお話しです。
人間の一生を司どる司命星君という気の良い神様が描かれています。司命=使命ですね。
どの人も、この世に生まれ来るからには、使命があります。神様との約束です。
生まれた年の星周りを占う占星術などがあるのも、古代から多くの人がそれを感じとったからだと思います。変えられない宿命は、星を占う事でなんとなく流れが見えてくるかもしれません。
そういう星まわりを知る事は、流れに逆らわない生き方をする意味では良いのかもしれません。しかし、占いは、私は売ってはいけない(=売らない)ものだと基本的には音の響きから感じます。
そういう私も、テレビで今日の星座は?とやっているとチラッと見てしまいますが、悪い事はそんなバナナ〜っと思って気にしません。
他人の未来を今占って、確かに何かが見える方もいらっしゃるでしょうが、霊感が無い私にはわからない世界です。
ただ、自信(自神)の無い時ほど占いに依存して未来を知りたくなるのかもしれません。恋愛、受験、転職、結婚、様々な場面で自分の未来をお金を払ってまで他人の言葉に依りかかろうとします。
しかし、人に見てもらう占いは、自分が一生懸命今を生きることで変えられる成長や伸び代、道、選択肢さえもぶらしてしまうかもしれないと思います。自分が進む道は、自分の中に居る神様に自信を持ってた依ればよいと思います。
人生は、自分では変えられない運命(宿命)と、自分の努力で切り拓くことの出来る道の両方がバランスをとりながら幾つもの層に今この瞬間、瞬間に存在していると思います。
だから、変えられる未来も今存在していると思います。他人からの占いではなく、自分で私は決めていきたい。
天にいる司命星君は、竹簡に一人一人の運命を書いています。ただ、天界の偉い神様が地上界に降りられる時なんかは、その星周りをいちいち運命簿に書かずに空白にしてその御方の自由意志に委ねて運命を地上界で全うさせようとします。
天上界の記憶を消された神様は、地上界での困難に苦しみます。身体に障害を持って生まれてきたりもします。
人生でおこる困難は、修練であり神様試験として描かれていました。上神になるためのこの世の修練はそれはそれは辛いものでした。
何故生まれてきたのか、それは使命が人それぞれあるから。生まれてきた使命を大切に、今を大切に生きたいです。
【画像はドラマ十里桃花より】