更には、「茨城」の地名の起りについては、黒坂命が国巣(くず)たちを征伐する際に、彼らの住居に茨棘(うばら)を仕掛けたからという説と、山の佐伯(さえき)と野の佐伯が土地の人々に危害を加えるので、この悪賊を滅ぼすのに茨(うばら)で城(き)を造ったという説がある、、
なんとも、土蜘蛛が撲滅された地なのでした。😢
大分佐伯に義父のルーツがあるからか、夫はいかないとイケナイと感じたようです。神社にいく目的をみると、姉が陽なら、夫は陰☯️。私は、どっちにしても2人から時を違わず誘われたから、別々に2回とも行きたいという感じですね😌
ガイドさんから、時間の関係もあり、今日は中腹にある中宮の薩都神社までにして、更に奥にあるかビレ神宮は行かないでくださいといわれました。
ガイドさん、素敵なお兄さんでした。知識も豊富ですが、知識だけでなく、神様への心持ちが温かいのが言葉の端々に伝わりました。ガイドさんから教えていただいたことを忘れないうちにこちらに書いておきます。
御岩山は、縄文信仰の山で神様は188柱です。つまり、山全体に神様いるということです。
鳥居から13分位で本殿(御岩神社)へ着きますが、神仏混合の名残も残る神社で、
大日堂 外から右にさい神社 阿弥陀如来のご開帳は年に2回、4月、10月らしいですね。
薩都神社は中宮であり、丁度、表参道の山道を少し登ったところにあります。
表参道入り口の鳥居
そこから、かびれ神宮までは30分くらいらしいですが、入山を今の季節は勧めていないらしいですね。結構寒いし、雪の関係もあると思います。
薩都神社の御祭神、立速日雄命については記紀神話には登場しない怖い神とガイドさんは言っていました。
怒らすと怖いですが、きちんとして中宮でごあいさつすれば大丈夫ですと。その逸話は、こんな感じ↓↓。
薩都とは、地名。サトの町中の松の木に神様は降臨されたのですが、町の人はおしっこかけたりしたようで、神様は怒り祟りをなしたとか。だから、中臣鹿島連の祖・片岡大連が朝廷より派遣されて祭祀(中宮に祀った)という話でした。
おしっこは失礼です。
今でも御神体の山にペットも厳禁ですね。
夫からの話と合わせると、土蜘蛛を差別して抹殺したら、祟りがおこったから祀ったようにも思えました。(←こちらは空想ですが)
清らかなるカビレの峰に天津神鎮まる
と言われています。
杉の巨木800年を超えるとか。
杉、すごスギ。
大好き💕大杉🌲
カビレ神宮は裏参道、表参道の合流点にあり、そこからカビレ山に登拝できます。
こちらは、夫と春に登山装備して行ってきます😊
それでは、巻き戻しです。まずは、仁王門をくぐると天井に日天月天 が、荒波と共に描かれ、同日の海、荒磯を思い出しました。濱田大輔さんが描いたらしいですね。
月天
壁に御岩山霊場図がありました。
188柱の神々がいらっしゃいます。
年2回 4月と10月 に 回向祭(えこうさい)があるようです。お線香を焚いて供養するようです。おそらく無念でお亡くなりになった方々が沢山いらっしゃる気がします。頭上には龍図があり、こちらは女性が描いたようです。
後本殿には、アメノミナカヌシをはじめ、二十二柱 大国主命、国常立神、など祀られているようですね。出雲寄りの雰囲気も感じます。
神仏習合ですから、寺院では、大日如来も祀られており、全知全能の如来ですから、神道ではアメノミナカヌシ神ですね。
また、こちらは茨城の出羽三山とも呼ばれているようです。過去、現在、未来を象る出羽三山を登拝したのと同じような山だとも言われています。私は、いつか出羽三山で修験道をしたいという夢があります。大岩神社を参拝しました。
その後、薩都神社へ
薩都神社とそのあたりの雰囲気が素晴らしいとかんじました。