大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

肝腎要

2021-06-23 06:19:00 | ひとりごと

肝腎要の話を妹が言っていましたが、私は、今日は身体の腎臓、肝臓の話をしようかなと思います。


腎臓は、老廃物や余分な水分、塩分などを尿として排泄することで、体内を常に最適な環境にする機能があります。要らないものを見極めて出してくれているんですね!感謝。


肝臓の働きも凄いんです。


これは、「いい覚悟で生きる」の本からの抜粋です。この本、癌サバイバーの方から勧められました。


肝臓は、正常なときはごちゃごちゃ言うことがありません。余分な細胞分裂もしないで、静止状態でいます。黙って働いているのです。血中を流れているたんぱくの80パーセントは、肝臓でつくられていると言われます。 


ところが、いったん事が起こると抜群の再生能力を見せます。 手術で3分の2を切除しても、ほぼ数週間で再生します。遺物に対しては実に肝要です。解毒、代謝作用もあります。 


美徳ともいえる不言実行と寛容性、肝臓は両者を兼ね備えています。 


人間も、このような人になれば、きっと人格者として敬われるでしょう。 

「みなさん、肝臓になりましょう。」 

「日本も肝臓のような国になったら、世界中の尊敬を集めますよ。」 


興味深いことに、人間の臓器は約200あると言われていますが、世界の国もほぼ200です。 


肝臓のように要となる役割を黙々とこなして、たとえ部分的にしなくなったとしてもすぐに再生する、そして、ことなる文化や社会を寛容に受け入れるような国に日本がなることに意義があると思うのですがいかがでしょう。 


しかし、現在の日本社会は、本来の役割を確実に果たす「正常細胞」が減少し、使命を見失った「がん化した細胞」が増殖する傾向あるように感じています。 


社会のがん化を防ぐには、ひとりひとりが人として生きる真の使命を自覚することから始め、役割を全うすることです。 


まさに、社会も個人も「いい覚悟」で生きるヒントを肝臓に学び。がん細胞に学ぶ必要があるのではないでしょうか。 


ここまで。


肝に関する慣用句が多いのも上記の話から理解できるような気がします。


肝臓のように人もやるべきことを黙々とできれば良いですね。実は、物言わぬ臓器のようではありますが、異常をきたすと本当に即命取りになるのも肝臓かもしれないです。


まるで肝臓の働きは、もの言わぬ神様のような恵みを肉体にもたらしてくれていますが、厳しくもある臓器です。大切にしないとです。


見えないもの、聴こえないもの、黙々と身体を働かせて整えてくれている非常に大切な存在が身体の中にある事をに銘じようと思いました。


身体の健康は心の健康に繋がります。良く食べて、良く動き、良く笑い、良く出す、笑、魂と身体両方大切に、身魂磨きしたいです!


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