戸隠神社の社紋は鎌卍(かままんじ)と言い、四本の鎌を卍型に配置し、かたどった物です。お寺のマークに似てるなぁ、神仏習合の名残りかなぁともはじめは思いました。
この鎌卍ですが、調べるとタツノオトシゴにも似ているので龍蛇神の形とも言われているようです。もともと最初に鎮座されていたのは地主神である九頭龍神だからかなとも空想しました。
また、鎌は、祝詞にもでてきます。
「彼方の繁木が本を 焼鎌の敏鎌以ちて 打ち掃ふ事の如く」
これは、向こうの方の繁った木を、焼きを入れた敏鎌で打ち掃うことだそうです。木々を鎌で切り倒しながら、古代、農地や民家を作ったのでしょうか。鎌は、農具でもあります。
また、鎌卍を十(ト隠しの十)の変形と考えると、キリストのクロス十字にも繋がるし、羽根(=ハネ=葉根)が十字になっていて風を受けて回る風車ともつながります。
風車は神の息吹を受けて初めて回ると考えられているそうで、この風車の羽根は、火水土風の4つの元素を表しているとの説もあります。
4元素のエネルギーが高まるとグルグル回り全てが整うとエネルギーマックス、豊穣などに繋がります。
雷(火)が落ちた土地は稲が育つ。水や土壌は稲穂には欠かせない。そして、風は神様の息吹だった?4元素が整いグルグル!ということだと思いました。
ところでこの風車、Googleフォトマークと同じです!!!
グーグルは、きっと「グルグル」をマークに入れているんだと、勝手に納得しました。
「あのぅ、外国企業ですけど、、」と聞こえてきそうですが、まぁ、それはさておき、成長には、そこにいる人材のエネルギーをグルグルとうねらす必要があるはずです。ゼロ磁場の木々のように、グルグルと。
世界各国のグーグルのオフィスは見ているだけで、楽しくなります。楽しいとクリエイティブな力も湧き上がります。好きな事している時は時間が早いです。自分の心が○マルを出しているんだと思います。GoogleのアルファベットのOもマルへの拘りを感じます。
○は環、輪、和、♾。
話し戸隠神社に戻しますと、、
戸隠大神は、古くから水の神、豊作の神としての神格を知られ、米を主食とする日本人にとっては身近な神様だったようです。
食べ物の乏しい時代、天候による稲穂の不作が即飢饉に繋がった祖先は、様々な形や姿、目に見えない空気でさえ五感で感じ、そこに神様を思い、祀り、感謝したのだと思いました。
社紋に込められた意味を色々空想するのも、なかなか面白いです。
つづく