奈良にあります全国加茂(鴨、賀茂)社の元宮、高鴨神社に参拝しました。境内入ってすぐの池のあたりです。
大和平野を一望できる高鴨神社は、鴨族発祥の地です。
鴨族は山を支配し、薬草、天体観測による暦、製鉄、農耕技術、馬術に優れていた一族でした。この辺りには縄文晩期の集落跡があるようです。
鴨氏の「カモ」は「カミ」の語源と云われており、「カモす」という言葉から派生し「気」が放出しているさまをあらわしているとのことです。
主祭神である
迦毛大御神を祀る神社は約300社あります。
福島県一宮の都々古別神社
栃木県日光市の二荒山神社
高知県一宮の土佐神社
などもそのようです。
福島の都々古別神社は夫が参拝しています。山上に大きな磐座があり、そこまで登ったようです。磐座信仰といえば、縄文時代の古い信仰といえます。
葛城山では、一言主(事代主)神が土佐に流された話がありました。迦毛大御神、アジスキタカヒコネ神、一言主、事代主と様々な名前を呼ばれながらも、同じ鴨族の神様が土佐神社(高知県一宮)に祀られているのですね。
カモ族の神様については、書きたい事が沢山ありすぎて、まだ頭の整理がついていませんので、ゆっくり整理しながら書いてみようと思います。
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