2015年8月2日京都生まれの男の子、三代目アルファの成長日記です
ゴールデンアルファのブログ 「おいでアルファ」
恐怖の松江自動車道その2.
今朝のアルファ
やっぱり家がいい?^^;
■2016年10月31日(月)
新鮮で美味しい、しかも好物のイカ刺しが食べられて主人は上機嫌。ビールを飲んだ後は熱燗もクイクイと~^^;こうなると、運転は私がするしかなくて、境港を出発後ナビの言うとおりに従います。
地図を見れば一目瞭然
主人曰く
三角形の一辺(松江自動車道)は
他の二辺(米子道・中国道)の合計より短い
私が、不安に感じたこと・・・それは車のガソリンでした。メーターは下部を差しているものの、この時点ではEマークが点灯するにはまだまだ残量はある…けれど、帰り道、市内のスタンドで給油するつもりだったので、当初の予定にはなかった道路を、しかも初めての道路を走ることに一抹の不安を覚えたのです。それでも、どこかにきっと給油スタンドはある、きっと現れる、ここは国道だ、田んぼの中や森の中を走っているわけではないんだもの…
ストリートビューより
こんな道路が延々と続く
ナビが案内する通り、車は境港の産業道路から伸びる海峡大橋を渡り、国道431号線を進みます。左手にまるで池のように穏やかな中海を見ながら運転しましたが、行けどもと行けどもガソリンスタンドがないのです。助手席に座る主人は酔いも手伝ってのんきなもので、どこかにあるさ、ガソリンだってまだまだ大丈夫だよ、家まで走れる、と言います。そう言われれば言われるほど心配になってくる・・・
ホテルのドッグランにて
記事に関係ないけど…
ちょっと深呼吸
実は、彼には前歴があるのです。何でも物事を鷹揚にとらえ、どっしり構えているのはいいのだけれど、時としてそれが災いをもたらし私に迷惑が及びます。随分前のことですが、市内から自宅に帰る時でした。車のガソリンメーターがEマークを点灯させたままなので、早く給油をしないと、と私は言いました。けれど、彼の返事は、上記と同じ、大丈夫大丈夫、家まで走れる。
我が家は、ちょっとした峠を越えるのですが、果たして、峠越えのてっぺんで、はい、ガソリンは底を突き、車はかっくんかっくん言いながら止まってしまいました。幸い左端っこに避ける場所があったので、彼は手慣れたハンドルさばきでそこに車を停車させましたが、JAFのお兄さんのお世話になったことは言うまでもありません(怒)。
山間部を抜ける松江自動車道
瀬戸内の「しまなみ街道」に対抗して「やまなみ街道」と名付けられたそうな
ストリートビューより
そんなことを思い出しながら、スタンドを探しましたが、やっぱりない。途中で引き返せば良かったと後悔もしながら、そのうち、ついに松江自動車道に入ってしまいました。もしかしたら、サービスエリアで給油ができるかもという期待を抱きながら(あっさり裏切られた)、もう走るしかありません。
松江自動車道は、広島県三次(みよし)市から島根県松江市までの高速道路で、長い期間の工事を経て三年前に全線開通しましたが、通行するのは今回が初めてです。わたし一人で長距離運転をするときは、目的地まで予め給油場所を必ず決めて走るのですが、この道路に対するリサーチは全く出来ていませんでした。
米映画「激突」
片道一車線の道路を、どうかEマークが点らないように、と願いながら、そうしてアクセルも極力抑えて走りましたが、なんとトンネルが多くて長いこと。しかも、後続には大きなトラックが走っています。万が一、こんなところでガス欠になったなら、車間距離はとってくれているものの、もしもトラックの運転手さんが少しでも注意散漫であるならば追突は避けられない。 後部のケージに居るアルファの命はもとより、どんな惨事になるかと思うと生きた心地がしませんでした。古い映画で恐縮ですが、若き日のS.スピルバーグ監督のサイコ・スリラー「激突」も思い出して身が縮み上がりました。後ろから、迫り来るトラック!
きゃーっ!