私が宇都宮けんじ都知事候補を応援している理由の一つに中小企業に対する政策があります。宇都宮けんじ都知事候補は中小企業を地域経済を支える重要な存在と位置づけて中小企業の発展と自営業者の生活を守ることを価値の基調として提案しています。
大企業に比べて中小企業は資金力に弱く、地方自治体による制度融資は、中小企業にとっての重要なセーフティーネットです。ところが、石原都政は、革新都政時代に進められていた無担保無保証人制度の拡充と無料化(250万円まで東京都が肩代わり)などを「財政再建推進プラン」で預託原資を最高時の5割台(2005年)まで引き下げて融資額を大幅に引き下げました。また、中小企業のためと称した新銀行東京は、名ばかりで白色申告の自営業者は融資対象外だったり金利が10%を超える高金利とマチ金なみでした。しかも、新銀行東京には審査能力がないためか悪質な業者が群がり破綻して東京都まる抱えの救済という事態が生じました。新銀行東京は中小企業に役立たないどころか、都財政、すなわち都民の財産に損失をもたらしました、
中小企業にとっては、事業継承が切実です。宇都宮けんじ都知事候補は、事業継承の相談やあっせんを行うスキームを地元区市町村と連携してすすめることを政策として掲げています。その他にも、宇都宮けんじ都知事候補は、職人志望とかものづくり産業へ若者が参入するのを促すために区市町村で行われている創業支援事業を都として支援することや最低賃金引き上げや社会保険加入に伴って中小企業に対する経営補助制度創設を政策として提案しています。
私のような行政書士は、中小企業を主な顧客として取引しているし、自らも零細業者(自営業者)です。従って、地域経済の問題は巡り巡って行政書士の行く末に少なからぬ影響を与えます。このようなことを考えると、自分の仕事・商売のことを考えても中小企業を真剣に応援する候補者を支援して当選を勝ち取ることが死活的に大切です。
以上のような理由により、私は宇都宮けんじ都知事候補を応援しています。
宇都宮けんじ都知事候補の勝利で中小企業を振興して地域経済の活性化を図り、雇用の拡大と安定化と働きやすい東京都をつくりましょう。