愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2019年2月10日 セバタ勇街頭演説

2019年02月24日 23時07分48秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 2019年2月10日(日)、セバタ勇区議会議員が地元の日本共産党の支部及び後援会の人々とともに街頭宣伝を行った。その時の街頭演説を動画撮影したのでこのブログに貼り付けておく。


小林多喜二の志の継承と哀悼の意

2019年02月20日 22時11分24秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 1933年2月20日、特高警察が作家の小林多喜二氏を拷問で虐殺した。
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/takiji.html

 小林多喜二氏は、日本共産党の党員として自由の獲得と貧しさからの解放をめざして活動し、作家として天皇制軍国主義の野蛮さを告発した。当時、日本共産党中央委員会の文化・知識人関係の責任者を務めていたのが小林多喜二氏であった。そのため、天皇制軍国主義政府にとって小林多喜二氏は抹殺したいくらいに憎悪を抱く対象であった。そして、実際に小林多喜二氏は、スパイの手引きにより特高警察に捕まって、その日のうちに拷問により殺された。

 当時の日本は、内政に関しては財閥と寄生地主と天皇が三位一体となって、今で言う富裕層本位の政治を行って貧困と格差を拡大させ、国際政治に関してはアジア・太平洋諸国へ戦争と侵略の道を突き進んでいった。これに政党として正面から対決したのが1922年7月15日に成立した日本共産党であった。日本共産党は、創立当初より人民主権や反戦平和の旗を掲げて絶対主義的天皇制という政治体制を告発して政治のあり方の根源に立ち入った変革の旗を掲げた。そのために、日本共産党は創立当初より非合法政党として活動することを余儀なくされ、小林多喜二氏のみならず少なくない党員が弾圧のために命を落とした。

 自由の獲得と貧しさからの解放をめざして命がけで活動した革命の英雄たちの志を受け継ぎつつも天皇制軍国主義のような人民抑圧と戦争への道を繰り返してはいけない。安倍政権は、立憲主義を破壊し、いつか来た道を引き返そうとしている。小林多喜二氏が特高警察の拷問で殺されたことそのものは86年前の出来事であるけれども、事態の本質は現代に通じるのである。