「嘘つきは泥棒の始まり」と少なくない人が子どもの時に周囲の大人から教えられてきたことでしょう。今後は、従来の泥棒だけではなく民主党を加えて日本と世界の子どもたちを世の大人達は教育する必要がありそうです。
そう、「嘘つきは民主党の始まり」と。
志位委員長が追求しているように民主党・野田首相は、民主党自身が2009年の総選挙において八ッ場ダム建設をやめること、消費税を少なくとも4年間は引き上げないことを公約していました(私は、消費税廃止論者であり、大企業、高額所得者への応分負担を求めて財政再建しながら消費税を廃止するプロセスをきりひらくべきと考えております)。国会において民主党・野田首相は、公約違反を認めて「陳謝」する始末です。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012012700631
野田首相は、公約違反を認める少し前に「消費税増税法案」成立した後に国民審判を仰ぎたい(総選挙ということか)、と国会で答弁しています。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120126-OYT1T01068.htm?from=top
これは、とんでもない話です。公約に掲げていたことと方針転換していこうというのであれば、「消費税増税法案」を国会に提出する前に解散総選挙で消費税増税を提起して国民の審判を受けるのが筋です。そうでなければ、「消費税増税法案」が国会で可決した後に総選挙で国民が消費税増税反対の意思表示をしても法案が成立した後では時期が来たら法律が施行されてしまいます(総選挙後の国会で消費税増税に関する法律を廃止するための法案が可決されでもしない限り)民主党・野田内閣は、こういう見え透いたペテン師まがいのことを公の場でしているのです。
もはや、民主党野田内閣に国政を担う資格はないと言わざるをえません。
昨年の5月とか6月あたりならば、私は選挙がどうのこうのではなく、まずは東に本題震災からの復興、原発事故収束を最優先にするべきと考えていました。しかし、民主党政権の姿勢、とくに野田政権の姿勢を見ると、東日本大震災からの復興、とくに被災地域住民の生業再建、原発事故収束への展望をきりひらくためには解散総選挙による国民審判を政権に下して新しい政治をつくることがどうしても欠かせないと、私自身考えるようになりました。
現在の民主党政権に国政を担う資格はない!
民主党政権は解散総選挙で国民審判を受けろ!
独身の独り暮らしの私から見ても、日本は本当に子どもを育てにくい国です。その一端が、小池晃政策委員長の話からも伺えます。
板橋区で小池晃さんが暮らしていたときは保育園であまり苦労されなかったようですが、他の区に引っ越してから保育園に子どもを預けるときに相当苦労したようです。これは、動画をごらんいただければ小池晃さんが自らの体験をもとにお話しています。
放射能問題一つとっても、国家には国民、とくに子どもたちを放射能汚染から守ろうという姿勢に真剣さがなさ過ぎます(私が居住している江戸川区も他の区に抜きん出てひどい)。
子どもを育てにくい社会は、未来に希望がない社会です。日本で子どもが育てにくい原因としては、社会的なバックアップがお粗末だからです。保守系の政治家は、子どもは親が育てるべきであって云々という論理で社会保障、とくに子どもへの福祉を顧慮しない口実にしております。確かに、親子関係など子どもの親でなければできない、親が自らの責任でしなければいけないことはあります。しかし、どのような人でも、病気や事故、その他、生活するために社会的バックアップを必要とする局面はいくつもあります。私たちは無人島で独りで生活しているわけではありません。私たちは社会の中で生きているんです。だから、子どもを育てるにも社会的なバックアップは普通に必要です。例えば、保育園などは今となっては社会に欠かせません。
歴代自民党政権、そして現在の民主党政権は、新自由主義思想・政治のもと社会保障・福祉(教育含む)に市場原理を適用させています。社会保障・福祉は、市場原理を適用させてはならない分野です。
もはや、新自由主義から決別しない政党に国政を任せるわけにはいきません。これからはとくに私たち日本共産党には、革命政権樹立を展望した戦いが求められています。
時が経過するのは早いもので、東日本大震災、福島第1原発事故発生から満1年を迎えようとしています。
危機的状況は物事の本質を明らかにすると言います。2011年3月11日に発生した東日本大震災とこれに伴って生じた福島第1原発事故という未曾有の大惨事は、民主党政権が自民党と政治路線において何一つ変わらないのだということをあますことなく暴き立てました。
今、野田政権は、消費税増税と衆議院比例定数削減とを大合唱しています。2009年の総選挙では、民主党はマニフェストに少なくとも4年間は消費税を引き上げないことを掲げていましたし、野田首相自身が2009年の総選挙時においては街頭演説などで消費税を4年間は引き上げないことやマニフェストに書いてあることを命がけでやる、書いてないことはやらない云々と述べていました(私自身は、消費税廃止論者ですので、民主党のマニフェストを支持しませんでした。もっとも、私は日本共産党の党員だから当然党の候補者、比例代表では日本共産党に投票しました)。ところが、政権発足から2年過ぎでもう消費税増税の大合唱をしています。これでは、民主党政権はマニフェストを反故にして国民に対して大嘘で欺いたと言うほかありません。
民主党が政権を担うに至ったのは、マニフェストが国民から支持された面があることと金権腐敗と貧困拡大の自民党政治からの転換を国民が求めていたからです。政権党の看板が変わっても政治の中身が自民党政治では何のための政権交代なのかということが問われてしまいます。
もはや、民主党政権に国政を任せるわけにはいきません。かといって、自民党政権に逆戻りというわけにはいきません。日本共産党は、第4回中央委員会総会で民主主主義革命を展望した党建設を提起しています。今後の国会での論戦も国民に展望をどう示すかということを主眼に置いたものと今まで以上になってくるでしょう。
今年は、総選挙があると取りざたされています。各党が総選挙を睨んだ動きをしていると言う話を色々な方面から聞いたことがあります。今は、通常国会が行われていますし、通常国会がいつまであるのか、会期が延長されるのかされないのか、延長されるとしたらどのくらいなのかはまるで分かりません。少なくとも通常国会が閉会しないことには選挙云々という話にはなりませんので。
もし、選挙があれば、日本共産党が勝利して民主連合政府樹立へのプロセス開始となるようにすることが現在の局面では大切です。
まあ、とりあえず下記のリンク先の記事をご覧下さい。
議場では国旗に敬礼、大阪市長が幹部らに指示/「席に着く時」「答弁に立つ時」「休憩後も」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120122-OYO1T00187.htm?from=main1
橋下大阪市長が市議会の議場にて国旗に敬礼を徹底するように指示を出しているわけです。いちいち旗に敬礼するのではまるで軍隊みたいですね。そういう軍隊的な考え方を有しているのが大阪市長を務めている橋下徹氏です。
橋下徹氏は、議会を何だと思っているのでしょうか。議会を軍隊とでも勘違いしているのかと私は言いたくなります。国家の軍隊の特徴に挙げられることに、上位下達の上官に対する絶対服従があります。これを目に見える形で示すと同時に担保するのが軍隊における敬礼です。規律を示すということは、軍隊では絶対服従が基本になります。
市議会は、市民の投票によって選ばれた住民の代表者が構成し、予算の審議・可決、条例の制定をする場です。議会は市長にたいして絶対服従をする場ではありません。敬礼を義務付ける対象が局長以上の幹部職員ということですが、上意下達と最も相容れない、自由な言論を必要とする議会と言う場に敬礼という上意下達の絶対服従を持ち込むのは民主主義と相容れません。
歴史的には、ナチスドイツのヒトラーやイタリアのムッソリーニが敬礼をよく利用していたようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E5%BC%8F%E6%95%AC%E7%A4%BC
これは、命令に対する意味すら考えずに人々が服従するためです。
橋下徹氏が意識しようがしまいが、実際にやっていることと意味することは、ナチスドイツのヒトラーやイタリアファシスト党のムッソリーニがしてきたことと同質です。これは、局長以上の幹部職員に対して議会での行動として徹底させようとするだけではなく、橋下氏をはじめとする大阪維新の会が策動している大阪市の市立施設への国旗掲揚、「国旗起立条例案」をふまえるとよく分かります。
橋下徹氏は国政への進出を狙っています。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E1E2E29B8DE0E1E2E3E0E2E3E09191E2E2E2E2
日本型ファシズムは、まだ部分的ではありますが、警戒を少しでも怠るわけにはいきません。こんな素っ頓狂なことを言っているような勢力が国政を握るわけないだろうとタカをくくっているとかつてのドイツのように深刻な事態が私たちを待ちうける事になります。
自由と民主主義を保持するためには、先の大阪市長選挙で取り組まれた一点共闘を全国に広げていく必要があります。
Facebookで見つけた動画です。映画『モーターサイクルダイアリーズ』で描かれているように、チェ・ゲバラが親友のアルベルトとともに南米大陸縦断の放浪の旅に出て、この経験を通じて南米大陸における貧困渦巻く実態を知るに至ります。医学生だったときのチェ・ゲバラの体験が革命家としての、まさにChe Guevaraを誕生させるわけです。しかし、医学生だったチェ・ゲバラが映画で描かれている放浪の旅を終えてすぐに革命家としての道に進んでいったわけではありません。
医学部を卒業した後、チェ・ゲバラは革命家としてではなく医者としてラテンアメリカ諸国を旅します。そのなかでチェ・ゲバラは貧困による飢え、病気など様々な実態を目にするようになります。医学生だったときの体験、医学部を卒業して医者になった後の体験を通じてチェ・ゲバラは革命家として生きていくようになります。その過程でもチェ・ゲバラには様々な葛藤があったようです。このときの葛藤をチェ・ゲバラは、母親に宛てた手紙に書いています。
http://hastasiempre.blog104.fc2.com/blog-entry-346.html
ジョン・レノンから「あの時、世界で一番格好いい男だった」と評されたゲバラといえども最初から英雄視されるような革命家だったわけではありません。学習と実践のを通じてチェ・ゲバラは革命家としての資質を高めていったのです。
「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉を聴いたことある人は少なくないでしょう。こういう言葉をみなさんは親などから教えられたのではないでしょうか。
野田首相、2009年の総選挙で4年間は消費税増税をやらないと言っていましたよね(私自身は消費税増税をすることにそもそも反対であり、消費税に関してはなくしていくべきと考えています)。まだ、民主党政権発足から2年くらいしか経過してませんよ。それなのに、もう「税と社会保障の一体改革」と称した社会保障切捨てと消費税増税という庶民増税を野田首相を先頭に内閣は策動しています。
動画サイトYou Tubeで発見したこの動画を見ると「嘘つきは民主党の始まり」と日本と世界の子どもたちには教えないといけないようです。
日本民主青年同盟・林副委員長が演説をしています。日本民主青年同盟(民青同盟)といっても知らない人がほとんどでしょう。というわけで、詳細は、民青同盟のHPをご覧下さい。
http://www.dylj.or.jp/
20歳になると選挙権を行使できます。日本では、まがりなりにも日本国憲法を基本にした議会制民主主義の仕組みによって国民が政府を形成します。いろいろな意味でろくでもない政治が続いていますが、ろくでもない政党・政治家に選挙のときに投票して政権を担当させているのは、紛れもなく日本国民です。選挙権を行使しないということも実は、ろくでもない政治を消極的に肯定しているのと同じことです。
そういうわけでせっかくの選挙権をきちんと行使しましょう。
志ある方には、日本民主青年同盟へ加入して欲しいと思うしだいです。革命政権樹立をするんだ!という信念と気概と覚悟をお持ちの方は日本共産党へ入党して希望をもてる社会をつくっていきましょう。
民主主義社会においては、誰かが良い政治をしてくれるだろうという発想はありません。国民(人民)が主権者としての自覚に基づいて自ら政治を良くして行くものです。