愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

日本共産党衆議院比例代表東京ブロック・谷川智行さん、東京16区予定候補・河合恭一さんが平井に来ました

2009年07月27日 07時00分00秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 昨日、午後4時にJR平井駅(東京都江戸川区)に、日本共産党衆議院比例代表東京ブロック・谷川智行さんと衆議院東京16区予定候補・河合恭一さんが来て党の考えなどをお話しました。


 写真中央に移っている人がこのたびの総選挙で比例代表東京ブロックに出馬予定の谷川智行さんです。谷川智行さんの職業は小児科医です。医療の現場で政治の矛盾を感じて、社会・政治を変えていこうという志がいま、日本共産党の衆議院比例代表東京ブロックの予定候補者としての活動に結びついています。

 よろしければ、谷川智行さんのホームページをご覧ください。
 日本共産党 谷川智行ホームページ(←をクリックすると谷川智行さんのホームページへ飛びます)


 上の写真中央の人が東京16区予定候補の河合恭一さんです。彼は、以前には、江戸川区議会議員をしていました。現在、河合恭一さんは江戸川地区委員会で地方政治の問題などを担当する任務に就いています。





 平井駅南口で谷川さんと河合さんが日本共産党の政策や選挙への構えや立場のお話をした後に、商店街を地元の党支部や後援会の人とともにねり歩き商店街で買い物をしている人や通行している人に日本共産党の声を届けました。




 私も商店街を候補者と一緒にねり歩いた党支部の人の一人ですが、商店街を歩いているときに江戸川区では都議選で現職の議席を失うという結果であっただけに、「しんぶん赤旗」読者・支持者からから党へ「都議選の結果が残念だっただけに今度こそがんばって!」という声を聞きました。また、谷川智行さんが小児科医であるだけに医療の問題、とくに産婦人科医が足りない問題などを話しているときに商店街を通行してきた年配の女性からは「昔は小さな駅の前でも駅前ならどこでも産婦人科の病院があったのに今ではすっかりなくなってしまった」と話していました。

 医者や病院の不足、とくに産婦人科や小児科の医者や病院、診療所の不足はなにも地方に限ったことではありません。首都・東京でも事態は深刻です。昨年の10月4日に東京都立墨東病院で妊婦が脳内出血のために死亡しました。何箇所もの病院から受け入れを拒否されて手遅れになったことによる妊婦死亡事件でした。当初墨東病院の当直医の現場での判断などに問題はあったでしょうが、根本的な原因としては新自由主義政治が横行し、社会保障や医療制度が改悪され続けてきたことにあります。歴代政権による医療費抑制政策により、診療報酬の体系まで押し下げられていきました。とくに、小児科の場合は診療報酬が低くて病院、診療所の運営が成り立たせがたくてなり手がいなくなってきました。産婦人科も同様の状況です。医療の問題一つとっても歴代自民党政権、現在の自公政権による政治災害が私たちのくらしを脅かしています。状況を打開するためにはもはや政治を変えていくしかありません。代案はありません。

 JR平井駅から商店街をねり歩きながら、総選挙での日本共産党の前進への、そして革命への気持ちを私は高めていきました。

 総選挙後に民主党中心の政権樹立の可能性が高い今日の情勢において、本当の意味で政治のあり方を人民本位に変えていくためには、日本共産党の前進・躍進が不可欠です。民主党中心の政権成立の可能性が現実味を帯びている情勢は、「自公政治退場せよ!」という、人民の声、要求に根ざしたものです。同時に、私たちは民主党には極めて自民党的な体質を有していることをわきまえておく必要があります。民主党の行動や政策の中には人民の要求が一定反映していますが、憲法の平和原則や衆議院比例定数削減など日本国憲法の平和と民主主義にとって民主党に危険な要素があります。民主党中心の政権が成立したとしても、これが自民党と政権をキャッチボールするだけのような状況が生まれれば、民主党のなかにある金権タカ派の部分が頭をもたげて、新政権が極右的ともいえる方向へ暴走しかねません。こういう事態を、現在民主党を応援している人の多くが望んでいません。

 日本共産党は、民主党中心の政権が成立した後、新政権を人民の立場で点検し、人民の利益になる政策や施策には協力し、消費税増税、憲法改悪など人民の生活を脅かす行動や政策に正面から対決する、「建設的野党」という立場を提起しています。日本共産党が「建設的野党」という立場を提起して、将来の民主的政権(民主連合政府)の成立を展望できるのは、今まで歴代自民党政権、現在の自公政権に対して綱領の展望を持ちながら正面から対決し続けてきたからです。だからこそ、総選挙が政治の中身を良い方向へ変えていく契機となるためには、日本共産党の前進・躍進が欠かせないのです。

だから
「比例代表は日本共産党とお書きください」
と私は、この場でみなさんにお願いします。


日記@BlogRanking

民主連合政府樹立への展望をきりひらく建設的野党

2009年07月25日 20時42分08秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 日本共産党中央委員会は、今年の7月16日に幹部会声明を発表しました。この声明は、民主党中心の政権が成立する可能性がある情勢をふまえて、そういう政権が成立したときの日本共産党の基本的立場をあきらかにし、同時に人民の政治革新への要求を進めていくなかで、民主連合政府樹立(民主主義革命)への展望を現実のものにしようという、日本共産党の立場を党内外に示したものです。

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2009/20090716_kaisan_sousenkyo_kihon_tachiba.html

 声明のなかで提起されている「建設的野党」「行動する是々非々」ということが注目を集めていますが、マスコミの報道をネット上で見るだけでも不正確というより間違いだらけの報道が散見します。

 例えば、時事ドットコムの報道で「志位氏は『自公が与党でまず責任を問われる。(自民、民主両党を)同列にするのは適切ではない』と述べ、今後は民主党への批判は弱める姿勢を示した」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071600866
ということが書かれていますが、これは、政府・与党が行なった反人民的な政治への政治責任の問題であって民主党の路線や政治体質のことの問題を語っている文脈ではありません。国政において政府・与党としての執行者としての責任をという意味で自公政治の責任を総選挙で問い、自公政治終わりの審判を下そうとということであります。そういった場合に、民主党は国政においては野党ですから、消費税増税、憲法9条改悪、衆議院比例定数削減など本質的な政治姿勢が自民党と民主党とで同質であっても、与党としての責任を問いただす相手ではないということ意味で自民党と民主党とを同列に扱うのは適切でないと、日本共産党は述べているのであって民主党への批判を弱めようということではありません。

 産経新聞社のネット配信のニュースもお粗末なものです(このお粗末さこそ産経らしい?)。ニュースでは、「東京都議選で選挙前の13議席を維持できなかった結果を踏まえ、「自民・公明の連立政権と民主党は同質同類」と批判一辺倒だった民主党への対応方針を転換した。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090716/stt0907162230021-n1.htm
と書かれていますが、批判一辺倒という認識そのものが間違いです。日本共産党が建設的や党の立場を打ち出しているのは、東京都議会議員選挙で民主党が大きく議席を伸ばした背景に、人民の自公政治への怒り、そして自公政権を一日も早く終わらせたいという要求が根強いことを2年前の参議院選挙の状況とつき合わせて検証したことによるのであって、わが党の議席の増減は本質的問題ではありません。今回の都議選でわが党の議席が増えた場合でもやはり、民主党中心の政権成立に関して建設的野党としての日本共産党の立場が問われることに変わりはないわけです。また、国政などでは基本的な政治路線、姿勢の違いがあっても日本共産党は一致できるところでは民主党とも共同行動をとってきました。国政では、後期高齢者医療制度(姥捨て法)廃止法案を参議院で共同提出するということなどをしてきました。民主党が本質的な政治姿勢に、自民党と同質的な要素を持っているという、日本共産党の認識が変わっているわけではありません。

 建設的野党という立場は、国会において民主党相手であっても一致できるところでは共同してきました。また、自公政権に対してでも、賛成できるところには協力してきました。例えば、現在は事態が膠着しているとはいえ、北朝鮮と外交ルートを作るきっかけになった平壌宣言に際して、日本共産党は自らの経験(朝鮮労働党による日本共産党への悪罵など)をふまえながら必要な提案や協力をしてきました。この点に関して、日本共産党は政治姿勢の相容れない小泉首相からも立場を越えて国会で感謝されました。

 では、自公政権のもとで、一致できるところに日本共産党が協力してきたようなことと、自公政権が崩壊して民主党中心の政権が成立したときの一致できるところに日本共産党が協力するというような「行動する是々非々」「建設的野党」とでどのような違いがあるでしょうか。自公政権のもとでは、是々非々といってもこれは、人民の立場に立って悪性に対して防波堤として立ちはだかりながら施策の改善にあたるものには賛成して現状の枠内での改良をはかる意味合いのことです。しかし、総選挙の後に民主党中心の政権が成立した場合、民主党中心の政権は人民の「自公政治退散せよ」という政治変革の要求に基づいて成立したという点が自公政権と根本的に違うことです。確かに、民主党には自民と本質的なところで同質性を有しているとはいえ、人民の要求の問題とは区別して考えるべきことです。このようなことを考えた場合、新政権の行動で人民の利益になることには賛成し協力しながら消費税増税など人民の利益を害する行動には阻止するべく立ちはだかる役割を日本共産党が果たすことは、現行の枠組みの改良にとどまらず政治の中身としても自公政権を本当に終わらせ、日本の政治革新を進める意義があります。ここに、「建設的野党」という立場を明確に打ち出した日本共産党の固有の存在意義があります。

 日本共産党は、いままで「確かな野党」「政治の中身を変える」打ち出してきました。現在日本共産党は「建設的野党、行動する是々非々」というスローガンを打ち出しています。「確かな野党」も「政治の中身を変える」というのも将来の日本を大局的に見据えて活動する、日本共産党の革命政党として現状の自公政権には一切馴れ合わない立場を訴えたものです。自公政権の下で、自公政治に馴れ合わない「確かな野党」だからこそ綱領に基づき「政治の中身を変える」ということを人民に日本共産党が対話できるのでありますし、現状の局面で総選挙後に新政権が成立した後に「建設的野党」としての最も確かな変革者の立場をとることができるのであります。

 一言、民主党中心の政権といった場合、総選挙後に日本共産党が前進した状況でのことか、後退した状況のことでかでは日本の行く末が大きく違ってきます。日本共産党が総選挙で前進してこそ、いかなる形の(自民党と民主党との)「大連立」を許さず、日本の政治革新の第一歩が確実なものとなり、民主党政権が人民に不利益な方向への「暴走」(消費税増税など)をさせない確かな力となります。同時にこれが、政治の中身としての自公政治退場の力となります。

 日本共産党は、21世紀の早い時期の民主連合政府樹立を展望しています。人民の「自公政治にとって代わる新しい政治プロセス」への探求と模索の時代にふさわしく、総選挙において日本共産党が勝利し、大きく前進してこそ本当の意味での民主連合政府樹立、すなわち民主主義革命への展望を現実的にきりひらいていくことができます。今後は情勢の動き方によってはいままでの10年に相当することが1年間にひとまとめにやってくる可能性があります。社会・政治変革のスピードは等速で進むわけではありません。日本共産党が前進すればそれだけ、社会・政治変革が加速度的に進んできます。

 このたび行なわれる総選挙を、政治革新の第一歩となるようにしていきましょう。そのためには、

「比例は日本共産党」です




追記

 東京都議会議員選挙では、日本共産党は「日本共産党かオール与党(民主党含む)か」ということを打ち出してきました。これ自体は都議会の政党状況にそくして考えれば適切なものです。国会での政党状況(国政では民主党は野党)を、都議会の政党状況への検証をしないで機械的に都議会の状況に当てはめて都政においても民主党を野党としてテレビや新聞などで商業マスコミが取り扱い報じたのは実態から大きく外れた間違った報道です。あえて言えば、都議会議員選挙の政党状況でのマスコミの報じ方は虚偽報道といっても差し支えありません。都議会で民主党は、石原都政の施策の99.3%に賛成してきました。新銀行東京の立ち上げには「夢とロマンがある」と民主党は賛成してきました。築地市場の移転問題で民主党はやはり石原と知事側に賛成してきました。都立小児病院の統廃合を石原都政と一緒になって進めようとしている勢力の一つに民主党は入っていました。都議会の実態に即して言えば、民主党は国政における場合とは違い紛れもない与党であります。だから、都議選で民主党に対して石原都政を推進してきた片割れとして自民党と同質の立場として、日本共産党が批判するのは当然のことです。石原都政の害悪(都営住宅の問題、シルバーパス、都立病院存続などの問題)に対して、自民党、公明党、民主党は推進者の勢力としての政治責任が当然問われるのであります。実態がどういうものであれ、民主党は石原都政批判をしてにわかや党のポーズをとることによって議席を獲得してきた以上は、今後都政において選挙中の言動が厳しく問われます。


日記@BlogRanking

働いても生活保護とは―人間らしく暮らせる賃金を

2009年07月23日 08時11分46秒 | 人間らしく働くルールの確立を
 昨日、「しんぶん赤旗」を読んでいたら働いていながら足りない差額分について生活保護を受給した男性の話が記事として掲載されていました。「えっ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、生活保護は、法律どおりに運用すると、生活に困窮した人(生活保護基準に収入が満たない人)にたいして誰でも受給できます。働いていても、生活保護基準に満たない収入しかなければ基準との差額分が生活保護の対象となります。

 それにしてもフルタイムないし、それに近い時間働いていながら生活保護を受ける人が出るとは、これは最低賃金法で定められている基準があまりにも低いことが原因です。このブログにて、「しんぶん赤旗」の記事を紹介します。




2009年7月22日(水)「しんぶん赤旗」


働いても生活保護


暮らせる最賃へ引き上げこそ


大阪



 中央最低賃金審議会で最低賃金改定が議論されています。引き上げゼロを経営側は叫んでいますが、最賃ギリギリで働き、生活保護を受けざるを得ない実態を大阪に見てみると―。(田代正則)


 大阪市営地下鉄の駅清掃を委託された会社で働く男性(53)が6月、生活保護を申請し、賃金との差額分の支給が認められました。


 保護費が支給され「1年ぶりにお肉を食べた」と言います。家賃や税金などを引いた生活費は月に4、5万円程度でした。休日は、朝と昼をパン1枚という日もありました。同僚からは「よく、せき込んでいるけど、体は大丈夫?」と心配されていました。


 男性は昨年4月、時給800円で現在の仕事を始めました。ところが、落札価格の下落で、清掃会社が11月の入札に失敗し、別会社に替わりました。大阪府の最賃時給748円スレスレの760円になりました。


 男性は、週6日、1日7時間働いてきました。5月分は14万4880円です。社会保険料や税金の必要経費などを差し引いた生活保護の収入認定額は、9万1389円でした。この男性の場合の生活保護基準(住宅扶助含む)11万5610円より、2万4221円下回っています。


 生活保護申請に同行した建交労府本部建設一般合同支部の吉谷通書記長は、「大阪市の公的な仕事をする労働者に、市が生活保護費を支給するというのは、異常な事態です」と強調。「生活保護の収入認定では、賃金から税金などの控除があります。それを知らず、自分が生活保護以下だと気づいていない労働者も多い」と指摘します。


 大阪では、厚労省の調べでも、最賃が生活保護水準を下回る逆転現象が生まれています。最賃の引き上げは急務です。


 男性は「生活を考えた賃金にしてほしい。せめて時給1000円ないと、食べていけない」と訴えます。


 駅清掃の勤務を明けた労働者から話を聞くと、62歳の女性は、「私は府営住宅に息子と住んでいるから、なんとかなっているけど、時給は低すぎる」と話します。


 別の女性(62)は、「事務所に行っても備品がそろってないから、私たちは少ない収入のなかから、自分で洗剤やスポンジを買っているんです」と憤っていました。


 「入札のたびに労働条件が下がっていく。多忙になり、洗浄機械を使った清掃をする余裕もなくなり、駅は明らかに汚くなりました」と言うのは、駅清掃の仕事について8年になる男性(60)。「以前は一時金も出ていたが、いまはない」と語ります。


 男性は、民間のビル清掃とのダブルワークでギリギリの収入を得ていましたが、不況でビル清掃の仕事もなくなってしまいました。


 大阪労連と建交労府本部らによる実態調査では、2008年には、当時の府の最賃ぴったりの時給731円で働かせていた地下鉄の駅もありました。


 建交労大阪地下鉄清掃支部では、時給の引き上げを会社に求めていますが、会社は入札価格の低さを理由になかなか引き上げに応じません。事業委託している大阪市は、「最低賃金に違反していなければいい」という態度です。


 吉谷書記長は、「最低賃金を引き上げるのと同時に、生活できる賃金と労働条件を保障できる入札制度に改善させることが必要です」と語っています。



全国で1000円以上時給を


 大阪労連は、生計費の実態調査に基づいて、全国一律最賃1000円以上、大阪府では1400円以上を大阪労働局に申し入れています。青年部は最賃生活体験や駅前宣伝などを多彩に取り組んでいます。


 また大阪労連や建交労、公契約法懇談会が、大阪市役所前で入札制度の改善を求め宣伝しています。

転載元:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-22/2009072201_03_1.html



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衆院解散 志位委員長の第一声(09.7.21)―日本共産党の前進で政治革新を!

2009年07月21日 23時21分20秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
衆院解散 志位委員長の第一声(09.7.21)


 もう、周知のこととは思いますが麻生内閣が今日の午前中に衆議院を解散する閣議決定をくだしました。総選挙の戦いが始まりました。

 都議会議員選挙の結果をふまえると総選挙後に民主党中心の政権が樹立する可能性があります。とはいえ、民主党には日本をどう変えるのかというのが見えてきません。それどころか、憲法第9条破壊(軍事同盟絶対)、消費税増税路線という本質的なところで自民党と同質のものを、民主党は持っています

 民主党が政権を握った場合に、これが日本共産党が前進しているもとでか、後退したもとでかによって日本社会の道筋が変わってきます。

 このたびの総選挙が政治革新の第一歩になるために、日本共産党の前進は不可欠です。


 比例は日本共産党へ!

日記@BlogRanking

モンカダ兵営襲撃56周年記念講演―日本キューバ友好協会主催

2009年07月19日 20時29分48秒 | 現代に活きる Che Guevara の志


 日本キューバ友好協会のホームページを見ていたら、興味深いイベント情報が掲載されていました。

 いま、ラテンアメリカでは貧困根絶へむけた社会・政治変革の大きな動きがすすんでいます。ベネズエラ、ボリビアなどの現在の革命のことを考える際、ラテンアメリカ全般についても言えることですが、やはりキューバ革命抜きにしては考えられません。

 そこで、このブログにおいて日本キューバ友好協会主催の行事を紹介させていただきます。



キューバ革命50周年・モンカダ兵営襲撃56周年記念講演会/主催・日本キューバ友好協会

「キューバ革命から半世紀―中南米に実現するゲバラの夢」



講師:伊藤千尋氏(ジャーナリスト・元朝日新聞中南米特派員)
日時:2009年7月28日(火) 7:00~9:00 
場所:文京区民センター3C
交通機関:都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅A2出口から1分、東京メトロ南北線・丸ノ内線後楽園駅4B出口から5分
会費:700円
申し込み:メール japan-cuba★nifty.com Fax03-5689-5403です。
(★を@に変えて送信してください。お手数ですがウイルス対策ですのでご協力をお願いします)


講師紹介/伊藤千尋氏
経歴 1949年山口県生まれ。大学在学中の71年にキューバ砂糖キビ刈り国際ボランティア。73年東大法学部卒、東大「ジプシー」調査探検隊長。74年朝日新聞入社。東京本社外報部など経て84年サンパウロ支局長(中南米特派員)。91年バルセロナ支局長(欧州特派員)。2001年ロサンゼルス支局長(米国特派員)。06年から「be」編集部員。ほかに「コスタリカ平和の会」共同代表。
著書 『活憲の時代―コスタリカから9条へ』『君の星は輝いているか…世界を駈ける特派員の映画ルポ』『反米大陸』『人々の声が世界を変えた!』『太陽の汗、月の涙』『観光コースでないベトナム』『たたかう新聞「ハンギョレ」の12年』など


転載元:日本キューバ友好協会ホームページ


 講師である伊藤千尋さんは、私自身が以前に聴きに行った「小岩9条の会」主催の行事で講演した方です。おそらく、解散総選挙が始まっている状況であるから行かれるかどうか微妙なところですが、個人的には行ってみたいです。

 東京都内、あるいは東京都近郊にお住まいの方はぜひモンカダ兵営56周年記念講演へお越しくださったらどうでしょうか。


日記@BlogRanking

新たな戦い(総選挙)へ

2009年07月18日 18時29分45秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等


 都議会議員選挙をどう見るか、今回の都議会議員選挙はいつにもまして党派選挙としての様相が強い選挙でした。ですから、2年前の参議院選挙での得票との比較が都議会議員選挙の結果を的確に捉えるために必要です。都議選で議席が増えたか減ったかということだけではなく各党派の得票が2年前の参議院選挙とを比較して得票数の推移、得票率の推移をよく見ることが大切です。こうした観点から見たとき、実は民主党の得票数は2年前の参議院選挙での比例の得票率とを比べるとほぼ横ばいです。公明党もほぼ横ばいです。自由民主党は得票数、率ともに減らしています。日本共産党は得票数を2年前の参議院選挙の比例票と比較すると今回の都議選では、153,001票得票を増やしています。

 しかし、東京都全体で日本共産党が得票数を他党に比べて大きく伸ばしているにもかかわらず議席を13から8に減らしているのは、2人区の選挙区や私の地元の江戸川選挙区のように1人はみ出しであり、ゆえに1票、1票を争うところで競り勝っていくのに組織の力量が足りないことを示しています。志位委員長が都議選の結果に関して党の訴えを全有権者規模で届けきれなかった旨、「しんぶん赤旗」紙上で述べているのは組織の力量などのことをふまえてのことです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-13/2009071301_02_1.html

 7月14日の火曜日の朝、平井駅南口で瀬端区議とともに駅頭宣伝をしました。河野ゆりえさん(写真中央の人)が選挙結果の報告等をするために平井まで駆けつけてくれました。



 私と一緒に朝宣に来た人から聞きました。「応援していたけど残念だったね」と選挙戦をねぎらい励ましてくれる人がいました。前回の都議会議員選挙では河野さんの得票数は26,453票でした。このたびの都議会議員選挙での河野さんの得票数は30,388票でした。投票率が前回(平成17年)より高かったとはいえ、自民党は得票数(前回の平成17年の都議選の場合、当時無所属として出馬した宇田川さとし氏、大西秀雄氏、田島和明氏とを合計すると82,092票、今年は田島和明氏と宇田川さとし氏との合計が71,670票)を減らしていて、公明党の得票数はほぼ横ばいです。自由民主党の場合は、確かに候補者数が違いますが、党派選挙であることから数字的には前回三人に分かれた票がおおむね二人に収斂されたと考えるのが自然です。もし、そうでなければ今回の都議選における自民党の得票が5万人前後から6万人位の間に収まらないと得票数に関して説明がつきづらいのです。江戸川選挙区においても前回の平成17年執行の都議会議員選挙と比較して、政党として得票数を伸ばしていたのは、日本共産党と民主党です。

 以上のことから、反自公政治の票の多くが民主党へ投じられたといえますが、日本共産党へも一部は反自公政治の票として投じられたといえます。実際、選挙告示後の電話作戦(テレデータなどで有権者に党の支持をうったえること)で今まで選挙に行かなかった人のなかで今回はじめて日本共産党の河野ゆりえさんへ票を入れると応えた人の話を、私は聞いたことがあります。

 江戸川選挙区においても、厳しい選挙情勢であったとはいえども日本共産党への支持を増やす条件はあったし、実際に増えたのです。ただし、全住民規模で党のうったえを有権者に届けきるには至らなかったわけです。私自身の実感としても、対話や支持拡大の増加のペースなどを地元の状況を見て、全住民に党のうったえを届けるのに組織的力量の不足がありました。党のうったえを全住民規模でとどけけれなかった原因の一つに党組織の高齢化があります(これ以上の詳細は個別党員のことがらにかかわりブログ上で書き込むのになじみませんので書きません
)。

 やはり、つきなみな言い方にはなりますが若い世代への働きかけを重視しながら党建設全般が求められることです。客観的に日本共産党前進への情勢の展望があっても、これを現実のものとするにはそれに見合った主体的力量が必要です。選挙になって日程が詰まってくると日々の課題に埋没しがちですが、8月30日投開票の可能性の高い総選挙勝利のためには、選挙戦をとりくむことと党建設が前進することとが同時進行するような戦いが求められるのではないか、私はそう考えます(実際にやるのは至極困難)。

 今現在、私の悩みは、総選挙へむけて党の仲間を情勢にふさわしくどうふるいたたせるかです。得票が増えても現有議席を失ったことはそれとして正面から向き合う必要があります。

 落ち込んでいる暇はありません。世の中の動きの大局をつかみ総選挙でいかに日本共産党の前進をかちとるか、今後の戦いはそれがすべてです。

日記@BlogRanking


悪罵するはずだった(BlogPet)

2009年07月17日 10時56分13秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
きょうキキが仕事するはずだったの。
でも、きのう、悪罵するはずだった。
だけど、きのうキキが、じじにゃん☆と制定しなかったー。

*このエントリは、ブログペットの「キキ」が書きました。

都議選結果について

2009年07月13日 23時29分09秒 | 都民のための都政をつくろう

 昨日投票日だった東京都議会議員選挙の各党派別当選者は以下の通りです。

 日本共産党  8(前回当選 13)
 民主党    54(前回当選 35)
 自由民主党  38(前回当選 48)
 公明党    23(前回当選 23)
 生活者ネット 2(前回当選 3)
 社会民主党  0(前回当選 0)
 諸派     0(前回当選 1)
 無所属    2(前回当選 4)


 私が住んでいる江戸川区での結果は以下の通りです。

 ○河野ゆりえ (日本共産党・現)●得票:30,388 ●得票率:11.26 落
 ○田の上いくこ(民主党・新)  ●得票:63,751 ●得票率:23.63 当
 ○上野和彦  (公明党・現)  ●得票:51,914 ●得票率:19.24 当
 ○笹本ひさし (民主党・新)  ●得票:50,456 ●得票率:18.70 当
 ○宇田川さとし(自由民主党・現)●得票:38,551 ●得票率:14.29 当
 ○たじま和明 (自由民主党・現)●得票:32,925 ●得票率:12.20 当
 ○かもはら宏史(諸派・新)   ●得票:1,828  ●得票率:0.68  落

 有権者数 521,881
 投票者数 273,443
 投票率  52.40

 日本共産党江戸川地区委員会は東京都議会議員選挙の結果をうけて次のように見解を発表しました。

 東京都議会議員選挙江戸川選挙区は、有力6氏が5議席を争う一人はみ出しの大激戦となりました。日本共産党の河野ゆりえ候補は、都民要求を前面にかかげて大奮闘し、前回から得票を3935票伸ばしましたが、2579票及ばず、惜敗しました。

 命と暮らしを守る議席を失うわけにはいかない、なんとしても勝ち抜こうと、最後の最後までご支援いただいた、みなさんの熱い思いにこたえる結果が出せなかったことを心からお詫びします。

 「野党ポーズ」で第1党の座をえた民主党は、選挙中の言明の実行を迫られるでしょう。この新たな条件を生かして、日本共産党は、都民の切実な願い実現に全力をあげる決意です。


 ここから以下、ブログ管理人Aleido Che Guevaraのコメント

 私は、自分達の力が及ばなかったばかりにあのような結果になり、河野さんには本当に申し訳ない気持ちです。この先、河野さんにどのような顔をして会えば良いのか、これが私の率直な気持ちでした。

 今日、仕事が終わって帰宅してから21時頃まで(開始は19時)、日本共産党区議会議員・瀬端勇事務所でご苦労さん会をしていました。途中で河野さんが瀬端勇事務所に来ました。私自身「私たちの力が及ばなかったばかりに……申し訳ありませんでした」と言うほかありませんでした。

 不特定多数の人が見るブログ上ではすべてを書き込みできるわけではありませんが、ただ、自分の所属支部の地域だけを見ても、全有権者規模に党の政策、めざすことなどを伝えきるのには、私自身の力量はもちろん、組織そのものの主体的力量が足りなさ過ぎる、という状況があったとだけ申し上げておきます。ですから、選挙中は常に私の頭のなかには、「こんなことでは河野さんを落選させかねない」という認識がありました。 

 そして、実際に結果として河野さんを落選させてしまったわけです。

 さて、話は変わりますが、今日、麻生首相が総選挙について7月21日衆議院解散、8月30日に総選挙を実施する旨決断しました。
http://www.asahi.com/politics/update/0713/TKY200907130303.html?ref=goo

 落ち込んでいる暇は、なさそうです。

 選挙の結果から前進に必要な教訓を汲み取り、総選挙で日本共産党の前進をかちとるべく日々の政治戦を戦だけです。


都議選、どうなるか

2009年07月12日 22時16分46秒 | 都民のための都政をつくろう
 現在のところ分かる限りでは、東京都議会議員選挙で民主党が議席を大きく伸ばすことが間違いなさそうです。

 正直申し上げて、結果が分かるまで気が気でないです。

 しかし、結果がどうなろうと、人民が政治革新を求めていることは間違いありません。政治変革を求めわが党の仲間や支持者は人民の政治革新を求めていることを確信して、来たるべく総選挙へむけた戦いへ前進することが大切です。

 日本に政治革新の流れを大河のようにつくっていきましょう。


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