http://blog.goo.ne.jp/aleido_che_guevara/e/1f76eb060af57f3b9530017624c099d6
↑のURLの続きみたいなものです。大門議員の国会質問をご覧ください。日本共産党の国会質問は議員や秘書だけの頭の中で考えたものではなく、みなさんの声をよく聴いて吟味して作ったものです。ここが他党にはない日本共産党の特徴です。
昨年1月、赤旗編集局に年配の男性読者から電話がありました。「この記事は本当のことなのですか」
▼都内の小学4年の男児が、通りすがりの人に食べ物をねだっていた、という記事でした。連載「子どもと『貧困』」第1回。男児の母親は、障害を抱えています。祖母が亡くなると、男児は食事を学校の給食に頼りました
▼給食のない夏休み。プール登校の男児に、教職員がおにぎりやカップメンを持たせる。「お母さんに持って帰っていい?」と聞く男児。しかし、プールも休みのお盆の間、彼にはねだるしかなかった…
▼担当記者が、読者の問い合わせに「私が取材しました」と答えると、先方はしばし絶句し、涙声でいいました。「こんなことが今の日本で起きているとは。なんとかしなくては…」。いらい1年あまり続いた「子どもと『貧困』」が、1冊に編まれました
▼『「誰かボクに、食べものちょうだい」』(新日本出版社)。連載中、どれほど多くの人が「なんとかしなくては」と思ったことでしょう。弁護士の宇都宮健児さんも、「貧困の連鎖を断ち切る上で貴重な書」と推しています
▼宇都宮さんが会長の日本弁護士連合会は、先の人権擁護大会で決議しました。「貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもの生きる権利、成長し発達する権利の実現を求める」と。「本来保障されるべき教育・支援を奪われ…、親の貧困が子どもの貧困に繋(つな)がる」(決議)連鎖。断ち切る力は、「なんとかしなくては」と思う人々のつながりから。
【転載元】きょうの潮流 2010年10月10日(日)- しんぶん赤旗
☆見やすくするために、段落に関しては、当ブログ管理人である私が区切りました。
新日本出版社から「誰かボクに、食べものちょうだい」という本が出版されています。子どもの貧困についてしんぶん赤旗の新聞記者が取材を重ねて連載記事として発表したものに加筆したのが「誰かボクに、食べものちょうだい」(新日本出版社)です。
にわかには信じがたい話と、「しんぶん赤旗」の潮流からの引用文を見て感じる人は多いのではないでしょうか。真実は、「しんぶん赤旗」の記者が取材したわけであって現実の出来事です。日本における貧困の拡大の到達点はここまで達しているということです。
貧困は、真っ先に子どもたちへ襲いかかってきます。
貧困に苦しむ子どもたちの味方になる政府、すなわち革命の政府を一日も早く樹立させることが私たち大人の責任である、と私は考える次第です。