タイミング

今日の国会でも追求があったが、日本人2名がイスラム国に拉致されているのが分かっているのに、あのタイミングで安倍総理は中東訪問をして演説を行ったのか疑問視されている。

確かに安倍総理の言う通り、テロに屈しない姿勢は正論であると考えられるが、それは万が一の状況になった場合に打つ手がある場合だと考える。

しかし、政府は打つ手がないまま状況を見守るしかなかった。

人質救出ができないのにあの演説をして、不用意にイスラム国を煽ったのではないか？ということである。

結果論として、人質がいることが分かっていながら演説をしてテロリストを煽り邦人人質は殺害された。

さらにイスラム国はこれからも日本人を殺害し続けると宣言したわけである。

さて、どうしたものか？

今の状況を作る引き金になったのは確かであろう。

しかし、我が国の外交力のなさも問題だ。

近代の戦争はドンパチやるのではなく情報戦なのに、我が国のその分野はまったくダメっぽい。

与党のみなさんは、どうも頭が古いようである。