のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

“アクト”と“キュー”

2009-06-02 | KA
 今まで“アクト”であった三つのものが“キュー”になるという話がありました。「あれは大変そうに見えるけれど、そうではないのかね。」とか、「あれってキューではなかったんだ。」と誰かが言うと「見た目よりかなりきついみたいよ。」とか、いろいろと反応がありました。
 私の場合は、フルートをする場面が“アクト”で、他の登場が“キュー”になるのだと思います。
 ちょっと訊いてみると、キャラクター以外のみなさんは、登場が合計五場面、その内“アクト”を最低二つ、基本的にはしなければならないそうです。クライムは、それだけで大変そうなのに、もしそこに二つ目のアクトがバトルフィールドだったらと考えると、本当に大変なことと思います。大変なものが二つ重ならないように考えて配役をするのもまた大変なことでしょう。
 そんなことを考えていると、ピラーズのことを思い出しました。あれは私の部分でも“アクト”になるのかな、と思いましたが、今日の変更を聞くとやっぱり“キュー”でしょうか。
 舞台に上がった途端、何かがおかしいと思いました。練習では感じなかったのに、本番でだけ感じて。舞台の上だけで感じられる繊細な感覚を、練習の時も持てるようになったら、何かが変わるかもしれません。
 足首の近くはまだ腫れていて、ショーの最中、ブーツのファスナーの開閉をまだ行っています。左脚の付け根が少しおかしいのは、足首近くの打撲の影響でしょうか。右手首にも時々違和感を感じるのは、道路に手を付いた時、気付かないうちに衝撃があったのでしょうか。でも、身体全体としては、カイロプラクティックに行ったお蔭か、軽い感じでした。そこへきて、週の頭。何もかもが統一性なく、緊張は大きくなるばかり。
 時々、この緊張に耐えられなくなって、辞める時が来るのではないかと思う時があります。今日はそんな日でした。でも、一回目のショーで踊っていると、友人が話してくれた言葉を思い出したり、久しぶりに会った友人のことを思い出したりしていると、気持ちが和らいでいきました。二回目のショーにはお世話になっている方が客席から見守って下さっていました。彼女が前回来た日は代役の日でしたので、ご覧頂くのは久しぶり。いつも温かく見守ってくれる彼女のことを思い出していたら、私も温かな気持ちになりました。
 今日お会いしたお客様は、とても落ち着いていらっしゃいましたが、ショーをとても楽しんで下さったことが分かりました。いろいろなことが見えていて、お話していたら時間があっという間に経ってしまいました。終わってみれば、良い一週間の始まりになっていました。