のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ジョッシュのお別れ会

2011-02-05 | KA
 日本から戻り、陽の当たる位置がだいぶ変わっていました。台所の奥まで陽が当らなくなったので、気温は低くても日差しが強くて非難させていたものも、そのまま置いておけます。コンピュータもそろそろそのままで大丈夫そうです。
 ニューヨークのイベントにみなさん出掛けてしまったので、京劇のアーティストは三人。パンも双子の男の子役で出ていくパージェント。アーチャーズデンは、ソロとは聞いていましたが、あんなに短いとは。長さも教えて下さっていたら有難かったです。パンとの演技、今日は少し噛み合っていたような気がします。
 大丈夫と思えたので新しいフルートをデビューさせました。踊っている時に咳をしているお客様がたくさんいらっしゃいました。
 身体が少ししっかりしてきている感じがします。ほんの少ししかトレーニングをしていませんが、変わるようです。咳き込みたくはないです。でも少し咳き込んでしまいました。しかし、今日の身体を見つめて、良い調整は出来たような気がします。
 ジョッシュがIRISに行くそうで、居酒屋に集まりお別れ会をしました。彼はとても良い人。良い人だから引き抜かれていくのでしょう。他にも何人かKAから引き抜かれていってしまいます。アーティストだけでなく、バックステージテクニシャン達も入れ替わっていきます。彼はショーが始まった頃から働いて下さっていると思います。最後に彼の横に座ると、いろいろと話してくれました。
「みんな知らないと思うけれど、ドライテックと言うのがあるんだ。ノリコはいつも来るんだよ。六年間欠かしたことがない。大体休暇が終わる二、三日前にドライテックがある、つまりノリコは休暇を減らしてそれに来てるんだ。僕らは舞台下に居るから彼女のことは見えないけれど、アナウンスでノリコが来ているのが分かるのね。それで、『ああ大丈夫。』って思うんだ。みんな上手くいくと思ってほっとするんだ。」
 そのような思いで、演技が終わるとみなさん拍手を送って下さっていたのかと思いました。彼は、私がいつも同じ行動をしていることなども言っていました。そうやって六年間見守って下さっていた方がいらしたとは、そしてその彼が去って行ってしまうことを改めて残念に思いました。
 日中はもちろん、今日は帰りもそれほど寒くなく、途中で自転車を降りジャケットを脱ぐほどでした。