のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ライト修繕

2020-05-08 | COVID-19
 銀行の用事があり、普段でしたら銀行へ行くのですが、今は予約制ですし、多分ATMで出来ることは受け付けていないことと思います。ATMを使うのはあまり好きではなく、敬遠していましたが、意を決して、さあATM。
 ATMはドライブスルーです。車が並んでいると、人間だけで並ぶのが恥ずかしいのですが、幸い誰も居ませんでした。
 先ずは、新しく届いた銀行カードが使えるようにアクティベイション。カードを入れて暗証番号を入れるだけなので、これは簡単です。
 私が嫌いなのは、入金。ラスベガスへ来た頃、ATMでの入金は、備え付けてある封筒に、現金なり小切手なりを入れて行いました。日本のように機械がお金を数えて蓋が開いて確認して…などと言うことがなく、封筒を機械に入れると自分で金額を打ち込んで終わりでした。いつの頃からか封筒が要らなくなりましたが、それ以来初めてのATM入金でした。
 一回目、小切手を挿入したものの、読み取らずに戻って来てハラハラしたのですが、やり直すと読み取って、その金額が画面に出て来ました。ほっとしてレシートを受け取ると、
「良かったね。」
 などと言いながらニコニコしました。集中していたので気付きませんでしたが、左を見ると車で待っている方が居ました。長くお待ち頂いたかもしれないと会釈して、その場を離れました。
 弾むように歩きながら作業を振り返っていると、
「ん?」
 不安になりながらバッグを確かめると、銀行カードはありました。二、三歩進んでもう一度確認。
「新しいカードはこれじゃない!」
 駆け足でATMに戻ると、私の次の利用者がまだそこにいらして、私の銀行カードを左手に持って窓から出して振っていました。
「戻って来ることを願っていたのよ!」
 良い方で本当に良かったです。お礼を言うと深く頭を下げました。

 印刷したいものがあり、お店に行きました。メールで書類をお店に送って印刷をすることになりました。以前違うお店で同じようなことをした時に手数料が掛かった覚えが無いのですが、ここでは三ドル近く掛かりました。まあ、このお店は、切手も高く売っていましたから…。

 近くのスーパーは、いくつかの曜日は午後十一時迄の営業になったようです。

 ライトの布が短くなり、外れていっているのは確認していました。安物なので、ギリギリで裁断して作られたのでしょう。それでも問題は無かったのですが、今はだいぶ外れてしまい、電球に布が触れそうなので直そうと思いました。同じような布は手持ちで無く、どうしようか考えていると閃きました。素材と色合いの似た紐があったので、それを通していきました。適当に進めた割には可愛い出来上がりに満足。
 この数週間、作ったものは大体材料を買わず済みました。カードも、頂いた干し椎茸の包装紙を使ったと言ったら、友人が驚いていました。捨てられない性格、増え続けた物は、今光を浴びています。
「楽しいね。」
 一年ぐらいこのまま楽しめそうと、ライトを見ながらニコニコしていました。
      

 昨日の連絡からすると、収納ベンチは来ないだろうと、そのつもりで物を戻していくことにしました。五年以上見ていないものは捨てるべきなのでしょうけれど…。
 そして夜、収納ベンチ明日配達の連絡が。
「来るの⁉︎」